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【声優養成所講師が解説】声優になりたい人が養成所前にやるべきこと

雑学カンパニー編集部

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声優養成所に入る前にすべきこと

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どうも、福原安祥です。

ナレーターをしたり、声優養成所の講師をしたり、会社の経営をしたりしています。

今回のテーマは『声優養成所に入る前にすべきこと』です!

僕は毎年、演技やナレーションを多くの生徒に教えているんですね。いまも修了発表会の担当をさせられ…やったりしています!

で!初心者の方でも、専門学校から養成所に来た方でも、「養成所に入る前にコレをやっててくれっ」ということがあるんですよ。

これができてる人とできてない人で、養成所での伸びがまったく違ってきます。

コレが養成所に入る前にできていれば、メチャクチャ伸びますので、ぜひ身につけてほしいんですけど…

最初にいっておきますが、簡単ではありません。。

簡単にできることなら、全員伸びちゃうし、声優になるのも簡単なことになっちゃいますよね?なので、そんなに簡単な方法はありません!

というわけで、「難しいけどやっといたほうがいいよ」ということについて、今回は解説していきますね。

動画はこちら↓

【メンタル編】声優養成所に入る前にすべきこと

声優養成所に入る前にすべきこと(メンタル編)さっそく、結論から言っていきますね。

声優養成所に入る前にやるべきこと、それは…「努力できるメンタルづくり」です!

多くの人が「どういうこと?」って思ったんじゃないでしょうか?

今回のテーマである「声優養成所に入る前にやるべきこと」に関しては、いろんなことがいわれていると思うんですよ。「外郎売りを読めるようにしておいたほうがいい」とか「50音の発声をちゃんとやっておいたほうがいい」とかですね。

そういうのって技術的なことなんですけど、僕の意見はちょっと違うんですよ。技術に関しては、養成所に入ってからでも間に合います。どうとでもなるんですよ!

どうにもならないのは…努力できるメンタルなんです!

つまり、養成所に入ってから「努力しなきゃ」って思う人と、養成所に入る前から「努力するのは普通でしょ」って思う人、全然違いますよね?

努力グセがついてる人ってメチャクチャ強いんです。養成所に入ってから努力する習慣を身につけた人と、養成所に入る前に「努力を努力と思わない」習慣を身につけている人とでは…1年間で圧倒的な差がつくということですね。。

なので、養成所に入る前に「努力した経験を持っとけ」っていう話です。

これは声優のことだけに限らず、ダイエットでも勉強でも、ジャンルはなんでもいいんです。

「とにかくメチャクチャがんばった」「周りにこのがんばりをマネできるヤツはいない」っていうくらいのがんばりを、養成所に入る前にしたことがあるか?っていう話ですね。

こういう「ストイックモード」を人生で経験したことがある人とない人で、ぜんぜん伸びが違うということです!

「努力するのが普通」のメンタルを作れ

僕の経験をお話しすると、養成所に入る前は、大学に行きながら新聞配達(新聞奨学生)をしていました。新聞配達って、朝刊と夕刊があるんですけど…朝刊は朝の2時から始まって4時間くらいかけて配っていくんです。そして夕刊は午後4時から2時間ほどかけて配るんですね。

その間に大学の講義が挟まるわけですよ。もうね、遊んでる暇なんかないんですよ!周りが合コンとか楽しそうにしてる間に僕は新聞を配っている…かわいそう。

そのあとは大学に行きながら養成所へ通いだすわけですけど、これでさらに忙しくなるわけなんですよ。。

新聞配達は養成所に入る際に辞めたんですけど、大学の学費と養成所の学費はどっちも自分で出していたので、バイトの週5~6は当たり前で、大学で単位も取って、養成所も週3で通って…っていうかんじでした。

そうして大学も卒業したし、養成所でも結果を出しました。

ここで僕はドヤりたいわけじゃなくて、大事なことは、新聞配達しながら大学行ってたっていう、この「かわいそうな環境」がなかったら…そのあとのバイトしながら養成所と大学に行くっていう「鬼スケジュールに」耐えれてないんですよ!

新聞配達のしんどかった経験があったから、そのあとの過密スケジュールに耐えることができたということですね!

おかげで僕はチャラついて見られがちですか、人生で合コンに1回も行ったことがないです!まじでどうでもいい話題ですね。

いまも、ナレーター+養成所の講師+会社経営の合間にYouTubeを撮って編集しているので「いつ寝てんの?」って聞かれることがけっこう多いです。

そう考えると、いまでも「鬼スケジュール」は変わってないんですよ。でも不思議と休みたいとは思わないんですよね。もう何か月も休みという休みは取ってません。。

努力できるメンタルづくりってこういうことなんです。くれぐれもドヤってるわけじゃなくて、僕としては「努力してる」という感覚すらないってかんじなんですね。淡々と仕事をやるモードに入ってるかんじです。

メンタルができてたら最強

ここまでの話を聞いて…どうですか?

僕がいま生徒として養成所にいたら、メチャクチャ伸びると思いませんか?たぶんこういう人って無双できると思うんですよ!

というわけで、養成所に入る前にやってほしいことは、「なにかを死ぬ気でやって、努力できるメンタルを作ること」です!

このメンタルがあれば、いろんなことを乗り越えられますよ!

ただ、冒頭でもいったとおり、これができたら最強なんですが…めちゃくちゃ難しいんですね。。単純に、人間は怠けてたほうが楽なんですよ。

でも、楽をして怠けていたら…なにも手に入りません!5年後の自分を活かすか殺すかは、いまのアナタ次第ですよ!

さて、ここまではメンタルの話をしてきました。僕が一番やってほしいのはメンタルづくりなんですけど…「メンタルはわかった!じゃあ声優のことはなにもしなくていの?」という人もいると思うんですよ。

そういう方のために、ここからは「技術的な話」もしていきますね!

【技術編】声優養成所に入る前にすべきこと

声優養成所に入る前にすべきこと(技術編)声優的な話で、養成所に入る前にやっておいてほしいことは2つあります。

養成所に入る前にすべきこと①発声と滑舌

1つ目は…「発声と滑舌」です!

発声と滑舌って、ホントに「量」が必要なんですよ。量をやらないと、絶対に身に付かないんですよね。今日明日がんばったからといって次の日にできることではないので、たくさんやるという意味でも、発声と滑舌はやったほうがいいです。

発声と滑舌に関しては、やっぱり本を買って勉強するのが一番いいと思います。YouTubeで勉強したいという方もいるかもしれませんが…YouTubeの情報って断片的なんですよね。。

本は体系的にまとまっているので、本を1冊買って練習するのがいいと思いますよ!

発声と滑舌がまとめて載っている本もあるので、1冊にまとまっているのであれば1冊でOKです。本屋さんとかAmazonで調べたら出てくると思うので、よさげなものを買って勉強してくださいね。

本のいいところって、「編集者がチェックしている」ところなんですよ。ぶっちゃけ変な本はなかなか世に出てこないことが多いので、自分が「勉強しやすい」と思った本でOKです!

僕はそういうスタンスなので、基本は本で勉強してもらって、「他の切り口」を僕のYouTubeでしゃべってます。

発声と滑舌に関しても、以前お話ししているので、気になる方はそちらもチェックしてくださいね!

養成所に入る前にクセがつく?

それから、「発声とか滑舌を養成所に入る前にやると変なクセがついちゃうよ!」っていう人がときどきいるんですけど…「ついてもいいじゃん」っていうのが僕の持論です。

たとえばアナタが1年間、発声と滑舌の自主練をして、変なクセがついたとします。

でも、養成所に入って、正しい発声と滑舌を学んだら、そのあとの努力でクセなんか簡単にひっくり返せるんですよ!

それよりも、養成所に入る前に「練習量を確保できていること」のほうが大事なので、クセがつく心配をするよりも、練習したほうがいいです!

「クセが残っちゃうんです…」という人もときどきいるんですけど、これはもう完全にサボってるだけですね。。

箸の持ち方と一緒です。「小さいころにへんな持ち方のクセがついちゃって、それが直らないんです」っていう人も、メチャクチャ練習すれば直りますからね?

間違ったものを習慣化しているので、正しいものを「量で上塗り」しちゃえば、「新しい習慣」になるんですよ!新しい習慣を作るには「量」しかないということですね!

養成所に入る前にすべきこと②アニメと外画をいっぱい見る

養成所に入る前にすべきこと②アニメと外画をいっぱい見る養成所に入る前にすべきこと2つ目は…「アニメと外画をいっぱい見る」ことです!たくさんの完成形を見るということですね。

養成所生と話していると、「声優になりたい」というわりに、「アニメとか外画をあんまり見たことない」っていう人がけっこういるんですよね。。

仕事をするうえで、その仕事の完成形がわかっていないのはかなりヤバいです!見習いのパティシエさんがケーキ屋さんに行ったことがないくらいヤバいです。。

ヤバいですよね?たぶんその人パティシエになれませんよね?それと同じ。

「いっぱい見る」というのは、とにかく「本数」を見るということですね。同じ作品を何回も見るのももちろんいいんですけど、最初は本数をいっぱい見たほうがいいですね。

人間サボりがちなので、「自分、サボっちゃうな…」という人は、「1週間に〇本見る!」みたいなノルマを自分に作ったほうがいいと思いますよ。

ノルマとしては1週間に5本は見てほしいですね。アニメ2本・外画3本とかで、バランスよく見てください。最低5本ですよ?10本見れば最高ですね!

このときに大事なことは…「自分の好みをいったん外す」ということです。自分の好みを度外視して、好き嫌いせずに、ジャンルにこだわらずにいろんな作品をいっぱい見ることが大事ですよ。

「声優志望の誰よりも作品見てるな!」って言えるくらいまで見てくださいね!

作品の世界観や雰囲気をつかむ

見まくってるうちに、肌感覚というか、なんとなく「作品の世界観や雰囲気」が徐々にわかってくると思います。これはホントに感覚です。

その感覚が、アナタが仕事をするようになってからめっちゃ役に立つんですよ!

この「世界観・空気感」みたいなものって、プロは全員持ってる感覚なんですね。でも養成所生とか新人の方は持ってないんです。。

この感覚を養うには、「いっぱい作品を見まくる」か、「いっぱい作品に出まくる」かしか方法はないんですよね。

いまアナタは、たくさんの作品に出演しまくることはなかなか難しいので、作品を見まくるほうで強化しといてねって話です!

まとめると、声優的な意味合いで養成所に入る前の準備としては…

  1. 発声と滑舌
  2. アニメと外画を見まくる

でした!これをやっておくと、ホントにあとが楽なので、未来の自分を助けると思ってぜひがんばってくださいね!

「声優養成所に入る前にすべきこと」のまとめ

「声優養成所に入る前にすべきこと」のまとめ今回は『声優養成所に入る前にすべきこと』というテーマで解説してきました。

まとめると、僕が一番やってほしいのは「努力できるメンタルづくり」でした。

技術的には「発声と滑舌、そしてアニメと外画を見まくること」でしたね!

今回の内容を本気でやって、それでも養成所で伸びなかった場合は…僕にメチャクチャクレーム入れてOKです。。それくらい絶対伸びますので!

「努力できるメンタル」に関しては、努力してる途中ではメンタルが死にかけるんですよ。でもその死にかけのメンタルって、筋トレ後の筋肉痛みたいなもので、「成長している証拠」です!

僕も何回も死にかけていますが、死にかけたからこそいまの強さがあると思ってます。

努力の過程で「きつい」とか「しんどい」と思ったら、ぜひYouTubeのコメント欄やTwitterで「励ませーーーーー」っていってもらえたら全力で励まします!

超絶応援してますので、がんばってくださいね!

今回は以上です、それではまたお会いしましょう。

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