「日本人男性の約7割は包茎だ」なんて言ったりしますよね。実際、自分から「包茎です!」なんて言い出す人はいないだろうし、真意は定かではありませんが…。
何はともあれ、コンドームの装着においてやっかいになってくるのが、この包茎。皮のせいで挿入中にコンドームが外れてしまうことがあるんです。
まさに百害あって一利なし。でもそれ…皮だけのせいじゃないかもしれませんよ? 包茎だってちゃんとした方法で装着していれば、脱落のわずらわしさもなくセックスを楽しめるんです!
【性の雑学】コンドームの脱落防止には「皮をなじませる」作業が必須
【雑学解説】コンドームと皮をなじませる4Step
Step1.皮を根元までずり下げ、亀頭を露出させる
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Step2.先端をつまんでコンドームの空気抜きをしたら、皮が根元でだぶついている状態で亀頭に被せ、根元まで巻き下ろす(陰毛を巻き込まないように注意)
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Step3.だぶついている皮を巻き込む感じで「先端のほうに戻す」→「再度巻き下ろす」を繰り返す
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Step4.皮がすべてコンドーム内に入ったらゴムを根元まで巻き下ろして完成
このような手順を踏むことでコンドームと皮が一体化するので、外れることもなくなるんです。動画でも詳しく解説されていますので、よく確認しておきましょう!
皮をむかずに装着するのは絶対にNG!
前項で解説したように包茎の人のコンドームが外れやすい理由は、ペニスの皮とコンドームが一体化しておらず、別々に動いてしまうことにあります。
亀頭を露出させた状態でも正しい手順を踏んでいないと外れてしまいますが、なかには皮をむかずに装着するという人がいて…これは絶対にNGです。
包茎の人には亀頭が外からの刺激に慣れていない人もいて、皮をむいてコンドームを着けると痛く感じる場合があるんですよね。
しかしそれだとコンドームはすぐに外れてしまいますし、だいいちその刺激に慣れていかないと「いつまでたっても早漏が治らない…」なんてことも。コンドームは必ず皮をむいた状態で着けましょう。
また真性包茎でむくことができない人は、彼女のためにも手術を考えてみましょう。まったく皮がむけない状態で気持ちよくセックスを楽しむのは至難の業です…。
包茎の人は厚手のコンドームが装着しやすい
包茎の人は、天然ゴムラテックス製で特に0.05ミリ以上の厚手のものを選ぶと巻き下ろしがスムーズにいきやすいです。
薄い種類のコンドームは伸縮性の面で劣るため、皮をなじませなければいけない包茎には不向きなんですよね…。0.01~0.02ミリのポリウレタン製になるとさらに硬い素材になるので難易度が高いです。
おすすめは「オカモト ベネトン」、早漏も気になる人なら「サガミ009」のような極厚タイプもあります。
もしくは不二ラテックスの「SKYN」シリーズも、肌にフィットする素材で作られていてとても着けやすいですね。
雑学まとめ
コンドームの装着において、包茎の人は特にペニスの皮とゴムをなじませる作業が最重要。ゴムと皮が一体化していれば外れる心配もなく、恋人と密着している感覚もより感じやすくなります。
最初は少しコツがいるので、不安な人はセックスの前に自分一人でも着ける練習をしておきましょう。