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ピーナッツと落花生はどう違う?状態で使い分けできるんです|食べ物雑学

ピーナッツと落花生は状態によって呼び名が変わるという雑学

ビールのつまみに最高のバタピー。甘党ならピーナッツチョコにお世話になった人も多いだろう。

そして、味のついてないシンプルなものが食べたくて、落花生を食べている人もいらっしゃると思う。しかし、同じように食べてはいるけど、違いがよく分からない。

そもそもピーナッツと落花生って同じ気がするけど、違うの? 今回の雑学記事ではこの謎について解説していこう!

【食べ物雑学】ピーナッツと落花生は状態によって呼び名が変わる

殻をむいて加工されたものは「ピーナッツ」。殻付きの実や植物そのものは「落花生」と呼ぶ。

【雑学解説】和名の「落花生」は漢字に秘密が隠されていた

和名の「落花生」は漢字に秘密が隠されていた!というトリビア

ピーナッツと落花生は植物学上まったく同じもの、「マメ亜科ラッカセイ属」のことである。

呼び分けの区別は、加工されているか・されていないか。殻をむいて加工されたものを「ピーナッツ」・殻付きのものは「落花生」と呼び分けることが多い。

ちなみに、和菓子や煎餅に使われているときは「落花生」・洋菓子や洋食に使われているときは「ピーナッツ」と呼び分けることもある。

【追加トリビア①】「落花生」という名前の由来

和名の落花生は「花が落ちて生まれる」と書くが、これは落花生の生態を知れば納得の表記だ。

落花生は土の中にできる植物。地上に咲いた花の後にできた実の一部分が根っこのように地面に向かって伸びていき、突き刺さったその地中にたくさんの実をつけるのだ。

まるで花が落ちた後に地面から実が生えていくような様子から、「落花生」という漢字が当てられている。

【追加トリビア②】そもそもなぜ土の中にもぐるのか?

そもそもなぜ土の中にもぐるのか?についてのトリビア

実の一部が伸びていって土の中にもぐる。ちょっと異様な成長をする落花生。落花生はそもそもなぜ土の中にもぐる必要があるのだろう。

JAグループ福岡の落花生解説によると、落花生の実は「暗闇」・「圧力」・「水分」が揃って初めて成長するようだ。地中の方が子孫を残しやすいから、ともいわれているが、はっきり分かっていないのが実情らしい。う~ん、本当に不思議な植物である。

殻に覆われているのは大雨や洪水で流された後も生き残るためで、非常にたくましい植物なのだ。

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【追加トリビア③】「南京豆」もピーナッツのこと

ピーナッツが初めて日本に入ってきたのは中国からだったので、最初は「南京豆」と呼ばれていた。

その成長の様子があまりにも特徴的だったので、落花生と呼ばれるようになる。たしかに花が落ちた後、地中にできるというのは衝撃的…。

戦後に欧米文化が浸透してピーナッツという呼び方がされるようになったが、もともと一番古い呼び方は「南京豆」なのだ。

今現在のピーナッツは品種改良されているため、当時の南京豆とはだいぶ性質が変わっているようだ。

【追加トリビア④】沖縄名物「ジーマーミ豆腐」も実は…

沖縄には「ジーマーミ豆腐」というものがある。これが非常にモッチモチで美味しい! 筆者の大好物だ。

このジーマーミとは何のことかというと、沖縄の方言でピーナッツのこと。主に茶色い薄皮がついた状態のことをジーマーミと呼んでいる。

字を書けば納得だが、ジーマーミとは「地豆(ジマメ)」がなまったもの。落花生同様、地中に豆が出来るということがどれほど衝撃的なことだったのかを伺える方言だ。

【追加トリビア⑤】実はスヌーピーの作者は嫌っていた!?

実はスヌーピーの作者は嫌っていた!?というトリビア

チャールズ・モンロー・シュルツ

アメリカ生まれの人気者・スヌーピー。あれが犬の名前で、作品そのものは「ピーナッツ」ということは、広く知られている。

しかし、作者であるシュルツ氏はなんと「ピーナッツ」という呼び名を嫌っていたそうだ。

シュルツ氏が当初考えていたタイトルが他の作品と似ているため使えないという大人の事情があり、編集者によって半ば無理やり「ピーナッツ」にされてしまったとのこと。

アメリカでは、ピーナッツという呼び方は「中身が空っぽ」・「つまらない」・「取るに足らない小さなものがゴロゴロしている」という意味に取られる場合も…。実や殻を想像するとそんな印象がなるのかもしれない。

シュルツ氏はスヌーピー達のユーモアあるやり取りを誇りに思っていたので、この名前をつけられたことを生涯納得しなかったらしい。

加工されたものが「ピーナッツ」・殻付きのものが「落花生」。そして、愛すべき偉大なキャラクター作品もまた「ピーナッツ」である。

トリビアまとめ

今回はピーナッツと落花生の違いについての雑学を紹介した。ピーナッツチョコが落花生チョコでは、やっぱりちょっと様にならない気がする。状態だけでなく、洋風か和風かでも呼び名が変わるのは面白い。

ところで、筆者は東北生まれなので、節分の時は大豆ではなく殻付き落花生をまく。知らない人にはビックリされるが、地域によっては落花生をばらまくのである。

拾って食べる時に殻をむけるから汚くないべ! とばあちゃんが言っていたのが懐かしい。大豆が転がって面倒くさかった人は、ぜひ落花生まきをお試しあれ。

ちなみに「茹で落花生」も超美味しいらしい。シーズンになったら取り寄せてみたい。

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