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強い外来種だけど…セイタカアワダチソウは自分の毒で自滅する【動画】

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雑学カンパニー編集部

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セイタカアワダチソウは自分の毒で自滅するという雑学

セイタカアワダチソウという植物をご存知であろうか? 夏の終わりから秋頃にかけて空地や草むら、そして河原などに生え、人間の背丈の高さにまで伸びてくる雑草だ。

このセイタカアワダチソウには自虐的で珍しい習性があるという。それは一体どのようなものか…。

また外来種であり繁殖力の強いセイタカアワダチソウは意外にも、花粉とは関係なかった…!?

【自然雑学】セイタカアワダチソウは自分の毒で自滅する

セイタカアワダチソウの根から出る、発芽を妨げる「アレロパシー」という化学物質で、自らの成長を妨げている。

【雑学解説】セイタカアワダチソウは、化学物質「アレロパシー」で小型化する

セイタカアワダチソウは、化学物質「アレロパシー」で小型化するというトリビア

セイタカアワダチソウの分類はキク科だ。比較的、人間の生活圏の近くで鬱蒼と生い茂り、黄色い花を咲かす雑草である。

元々、アメリカからやってきたセイタカアワダチソウは外来種に属する。昭和には屋根の高さまで伸びあがる成長力があった。

実はこの植物は、「アレロパシー」という毒素を含んだ化学物質を土の中に放出する。この物質は発芽を妨げる働きがあるもの。これによって他の植物を寄せつけずに栄養を蓄えていた。

セイタカアワダチソウの繁殖力が強い要因はそこにあるのだが、皮肉なことに…自ら放つアレロパシーで自分の成長も抑制してしまう。結局、自分で首を締めてしまい、代を重ねるごとにかつてほどの成長はなくなっている。

なんかモサモサとしてる印象を受ける。自分が都合がいいようにしていたら、自爆しちゃう感じ、なんだか切ない植物である。

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【追加雑学①】花粉は飛ばさない?セイタカアワダチソウの生態

セイタカアワダチソウといえば…。見るからに身体に悪そうで、反射的にクシャミが出そうになる印象だ。それもメディアによって、花粉アレルギーなどの対象として嫌われてきたからだ。

しかし、セイタカアワダチソウは蜜源植物に分類される。花粉を飛ばす習性を持ち合わせない植物。見た目が粉っぽい特徴の黄色い花から花粉アレルギーの悪者植物に見えるが、それは事実無根だった。

【追加雑学②】セイタカアワダチソウとブタクサは全くの別物だった

ブタクサという植物が存在する。セイタカアワダチソウと同じキク科に分類されるが、両者は似て非なるものである。

ブタクサは花粉アレルギーの原因ともなる植物だ。また認知度の問題からか…セイタカアワダチソウとブタクサを混同している方々も多いという事実。

これが実際のブタクサの映像。セイタカアワダチソウに比べて、ブタクサは全体的に緑色っぽい雑草ということが分かると思う。

【追加雑学③】日本列島を侵略する外来種の植物達

外来種の植物は身近に生息し、日本の生態系を日々脅かしているという。

ここで、ご紹介したセイタカアワダチソウやブタクサをはじめとする…

  • セイヨウタンポポ
  • オオキンケイギク
  • アメリカセンダングサ
  • シロツメクサ

などなど挙げれば多種に及ぶ。また外来種の名前だけではピンと来なくても、普段から目にしている、意外にお馴染みの植物だったというケースも珍しくない。

外来種…調べてみると多すぎて驚きだ…。海外にも日本の植物が生えていたりするのだろうか。

雑学まとめ

強い外来種だけど…セイタカアワダチソウは自分の毒で自滅する【動画】についての雑学まとめ

セイタカアワダチソウは、他の植物の成長を抑制するために「アレロパシー」という化学物質を放出する。残念なことに自らの成長を妨げる自虐的要素もあった。これも生き延び繁殖するための知恵なのだろうか…。

セイタカアワダチソウのブタクサも似ているようで違う。違いが分かったのはいいが、どっちも外来種なんかい! 身近に外来種が多すぎてびっくりした。

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