声優&ナレーター

【声優養成所講師が解説】声優事務所オーディションの質疑応答対策①

雑学カンパニー編集部

雑学カンパニーは「日常に楽しみを」をテーマに、様々なジャンルの雑学情報を発信しています。

【前編】声優事務所オーディションの質問対策

前回の講義はコチラ

声優になれる声・なれない声
【声優養成所講師が解説】声優になれる声となれない声とは?普通の声でも大丈夫?

続きを見る

どうも、福原安祥です。

ナレーターをしたり、声優養成所の講師をしたり、会社の経営をしたりしています。

今回のテーマは『声優事務所のオーディションの質問対策』です!

今回もいい質問をいただきましたので、それについてお話ししていきますよ。まずは質問を読み上げますね。

「事務所の所属オーディションで質問されることランキングが知りたいです。たとえば…

・どんな声優になりたいですか?

・どんな作品に出たいですか?

ってやはり聞かれるものでしょうか?

聞かれる場合、どんなことに気をつけて返事をするべきか?

どんな作品に出たいという質問に対して具体的な作品名を出してもいいものなのでしょうか?」

という質問ですね、ありがとうございます!

ランキングにしてくれとのことでしたが…ランキングにしちゃうと、たぶんみなさん1位しか対策しないと思うのでランキングにはしません。。

想定質問集を作ってみたところ10個できまして、ちょっと長くなっちゃいそうなので、前編と後編に分けて説明しますね!今回は前編です。

声優事務所のオーディションというのは、養成所のオーディションでもそうですけど、だいたい最後に「質疑応答Time」があります。

そこで、審査員である事務所のマネージャーさんや社長さんに質問されるわけですが、そこで「えっと…あ~、えっと…」ってなったり、オロオロしちゃったり、無言になっちゃうと…当たり前ですが印象がめっちゃ悪くなっちゃうんですよね。。

声優とかナレーターの仕事というのは、収録現場で初めましての人に会うことがメチャクチャ多いんですよ。

なので、「初めましての人に対してコミュニケーションが取れないんじゃないか?」って思われてしまうんです。

そうなっちゃうと、「ウチの事務所にはいらないかな~」ってなっちゃうわけですね。。

アナタがそうならないように、今回は僕が想定質問集を作ってみましたので、それについて一緒に考えながらやっていきましょう!

実はこれ、僕が有料で開催してるワークショップでやってることなんですよ…!今回は特別やでアンタ!

予想される質問に対する答えを持っておくことで、本番にオロオロしなくてすみますし、自信をもってオーディションに臨むことができるというわけですね!

動画はこちら↓

【前編】声優事務所オーディションの質問対策

【前編】声優事務所オーディションの質問対策想定質問集に行く前に「1番やってはいけないこと」について警告しておきますね。

質疑応答で一番やっちゃいけないことというのは…「無言」です!

とにかくなんでもいいので、しゃべることが大事なんですよ。無言というのはシカトと一緒。なので、だんまりするのが1番ダメというのは覚えておいてくださいね!

質疑応答で、審査員がなにを見たいかというと、「アナタの人となり&コミュ力」です!

なので、あまりに力んで一生懸命やっちゃうとうまくいかないことが多いので、普段通りを心がけつつ、はりきってやってみてくださいね。

では、想定質問集を見ていきますよ!先ほどいったとおり10個用意したので、まずは一覧を見てみてくださいね。

想定質問集

  1. どんな作品に出たいですか?
  2. 将来どんな声優になりたいですか?
  3. 自分の強みを教えてください。
  4. 自分の欠点を教えてください。
  5. 当事務所に入りたい理由はなんですか?
  6. 当事務所があなたを所属させるメリットは?
  7. 10年後、あなたはどうなっていますか?
  8. 得意なキャラクターはなんですか?
  9. 苦手なキャラクターはなんですか?
  10. 自分が売れると思いますか?

今回は前編なので、1~5についてやっていきます。なかなか難しい質問も並んでますね…。

では、いまから1コずつ解説していきます。せっかくなので、みなさんも一緒に考えてみて、僕を審査員だと思いながら実際に答えてみてくださいね。

質疑応答というのは、人によって回答がぜんぜん違うこともありえますので、今回は「ダメなパターン」を中心に解説していきます。

「自分の回答は合ってるのかな?ダメなのかな?いいのかな?」って疑問に思った方は、動画のコメント欄に書き込んでいただけると、できる範囲でお答えしますよ!

質問①どんな作品に出たいですか?

声優事務所のオーディション質問①どんな作品に出たいですか?ではさっそく質問1です。「どんな作品に出たいですか?」

…考えてみましたか?

それでは解説にいきます。こちらはいただいた質問に「具体的な作品名を出しちゃっていいのか?」というのがありましたが、出してOKですよ!失礼でもなんでもありません。

1番ダメな例は「ただのオタクになってしまう」ことですね。。

「○○みたいなアニメ作品が好きなので、ぜひそれに出たいです!」って、「ただのオタクやん」って話なんですよ…。

ライバルに差をつけるためには、出たい理由を明確にすることがメチャクチャ大事なんです!

「○○な作品に出たいです。なぜかというと…」っていうことですね。

この理由の部分が、ファン目線ではなく、演者として、声優として出たい理由を考えられていればOKっていうかんじですね!

質問②将来、どんな声優になりたいですか?

それでは質問2コ目「将来、どんな声優になりたいですか?」

…考えてみましたか?

それでは解説にいきますね。

ここでダメな例は「○○さんみたいな声優になりたいです」とか「歌って踊れる声優になりたいです」とか「アニメ・外画・ナレーションなど幅広く活躍できる声優になりたいです」とか「見てる人を勇気づけられる声優になりたいです」とか。

これ全部ダメです。。

なんでダメかというと…みんな言うからです!メチャクチャ多いんですよ!

僕は養成所の講師をやっているので、「将来どんな声優になりたいの?」みたいな話をすることがけっこうあるんですけど、このパターンはもう聞き飽きてます…。「お前の意志ないよね?」みたいに思っちゃうんですよね。。

ベタベタなことを言って「コイツやるな」って思われませんよね?

大事なことは「具体化」することです!

「どんな作品に出て、自分はそこでこういう役割をしたい」とか「こういう人がファンになってくれるような活動をしたい」といった具体的なことがないとダメなんですね。

簡単にいうと、Twitterでよく見かけるような声優志望者さんがよく言うようなことを言ったら、そりゃ受からんよねっていう話ですね…。

質問③自分の強みを教えてください

続きまして質問3「自分の強みを教えてください」

…考えてみましたか?

それでは解説していきます。

この質問は就職活動でもよくあるパターンだと思います。

ダメな例としては、裏をかいて「正直自分はまだ強みが見つかってません…」って言っちゃうパターン、これダメです。。

これを言われると、審査員としては「なんで強みがないヤツを入れなきゃいけないの?」ってなっちゃうんですよ。

これは、審査員側への想像力が足りてない人がやっちゃいがちですね。

他には「明るいところです!」とか「人とすぐ仲よくなれるところです!」とか…小学生でも言えるわそれ!ってなっちゃうのもダメですよ!

ここで大事なことは「自分の強みが声優業界で役に立つ」という視点でしゃべらなきゃいけないということですね。

なので、「明るい」とか「人と仲よくなれる」とかが一概にダメということではなくて、それが「自分が声優として生きていくうえで、どう役に立つのか?」ということを具体化しなきゃいけないということですね!

もちろん演技や声に関することで自分の強みがあるのであれば、それを言ってもOKですよ!むしろそちらで強みがあるのなら、そっちを言ったほうがいいと思いますね。

質問④自分の欠点を教えてください

声優事務所のオーディション質問④自分の欠点を教えてください続きまして質問4「自分の欠点を教えてください」

…考えましたか?

それでは解説しますね。

これも就活とかでよくあるパターンですが、ここでのポイントは「欠点を言って終わらない」ということです!

人間というのは、「最後に聞いたことが印象に残る」生き物なんですよ。

なので、欠点を言ったあとに「自己フォロー」をいれてあげると、そのフォローが立って、欠点を言ったのに悪い印象が残らないんですね。

欠点を言ったあとは必ず自己フォローをいれて、いい感じにまとめるのが大事ですよ!

「僕は声の幅が狭いのが欠点です」

って言うのと…

「僕は声の幅が欠点だと思っています。ただ、3か月くらい前から低音を出す練習を始めて、徐々に低音域が広がってきました、なのであと2か月くらい集中的に練習すればボイスサンプルに入れられるクオリティになると思ってます。」

…どうですか?全然違いますよね?欠点なのにアピールにもつながるんですよ!

なので、欠点を聞かれたら「欠点+自己フォロー」を忘れないでくださいね!

質問⑤うちの事務所に入りたい理由はなんですか?

続いて質問5コ目「うちの事務所に入りたい理由はなんですか?」

…考えてみましたか?

それでは解説しますね。これはかなり聞かれることが多い質問だと思います!TOP3に入るかもしれません。

この質問で見られているのは「事務所分析がしっかりできているか」ということです。

この質問にハッキリ答えられないというのは…審査員は「うちの事務所について全然調べてないなこの人」って思っちゃうわけですね。そんな人いらないってなっちゃうんですよ。。そりゃ受かりませんよね。

事務所を受ける前に、その事務所のことを徹底的に調べなきゃダメということですね!

大事なのは、「自分と事務所の相性の良さ」を伝えることです。

その事務所が運営している養成所に通っていて、マネージャーさんや社長さんに会って話したことがある人は、そこを攻めていくのもいいと思いますよ。

「以前お話しさせていただいて、そのときにこういうふうにかんじて、こういう方と仕事がしたいなと思いました!」みたいなかんじでもいいってことですね!

「声優事務所のオーディションの質問対策」のまとめ

「声優事務所のオーディションの質問対策」のまとめ今回は「声優事務所のオーディションの質問対策・前編」をお届けしました。

けっこうダメなパターンに当てはまっちゃった方も少なくないんじゃないでしょうか…?

でも今回知れたのでセーフですよ!いまから修正すれば大丈夫です!

後編は残りの5つについて解説していきますので、そちらもお楽しみに。

それでは、またお会いしましょう。

次の講義はコチラ

【後編】声優事務所オーディションの質問対策
【声優養成所講師が解説】声優事務所オーディションの質疑応答対策②

続きを見る

いま読まれている記事

  • この記事を書いた人

雑学カンパニー編集部

雑学カンパニーは「日常に楽しみを」をテーマに、様々なジャンルの雑学情報を発信しています。

© 2021 雑学カンパニー