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【声優養成所講師が】声優志望の中学生/高校生の進路相談に乗るッ!

雑学カンパニー編集部

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中学生・高校生の「声優になるための進路相談」

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どうも、福原安祥です。

ナレーターをしたり、声優養成所の講師をしたり、会社の経営をしたりしています。

今回のテーマは『中学生・高校生の声優志望のみなさんの進路について』です!

こちらのテーマでは、動画のコメント欄に頂いた質問に答えていきます。

大事なことなんで先にいうと、あくまで「僕の考え方」なので、絶対視しないでくださいね。「絶対にこうだよ!」ということではないので、あくまで参考程度に読んでもらえるといいと思います!

毎回エラそうにYouTubeで喋っておいてなんなんですけど…若かろうが年寄りだろうが、自分の選択は自分で責任を取らなきゃダメってことですね!

少なくとも、この業界ではそういう人しか生き残れません。なので、強い意志をもって自分で選択してください。

動画はこちら↓

中学生・高校生の「声優になるための進路相談」

中学生・高校生の「声優になるための進路相談」質問は主に3点あります。

質問

  1. 声優コースがある高校に行ったほうがいいのか?
  2. 普通高校であれば、放送部や演劇部に入るべきなのか?
  3. 専門学校とか養成所に行くお金がない、どうすれば?

という質問についてお答えしていきます!

①声優コースがある高校に行くべき?

中・高生の進路相談①声優コースがある高校に行くべき?まず、最初の質問「声優コースがある高校に行ったほうがいいのか?」という話なんですが、僕的には…「どっちでもいい」です!

メリットとデメリットを比較したほうがわかりやすいと思うので、解説していきますね。

まず、声優コースがある高校に行くメリットとしては、「若い頃から演技・声優の勉強ができる」ということです。

ただ、逆にいえば…メリットはこれしかないんですよ。次にデメリットの話です。

声優コースがある高校のデメリット

声優コースがあるということは、声優志望の子が多いわけです。ということは、声優志望同士で友達になるわけですよね?

これってちょっと危険なんですよ。いろんな価値観の人が集まるのが学校のはずなんですけど、「同じ価値観の人が集まりがち」になっちゃうんです。

「高校生」っていう、感性が尖りまくってる時期に、同じ価値観の人たちとしか過ごさないのは、あまりよくないと僕は思いますね。。

デメリット2つ目は、高校生で演技を習うのと、高校を卒業してから演技を習うのとでは、「理解度が違う」んです。高校を卒業してからのほうが、理解度は高いんですよね。

3つ目は「調子に乗りやすい」っていうのがあります…!

「自分は声優のコースで高校時代に学んだんだ!お前らとは違―――う!」って思いがちっていうところがあるんですね。。

そういうプライドがあるので、「養成所で伸び悩む」っていう子がときどきいます。

こういう子は「高校で学んだ貯金がある」と思って、なかなか努力できないんですよ。一歩先を行ってると思っちゃうので、未経験の子にスンっと抜かれてしまうということです…。

なので、僕としてはデメリットがちょっと多いなというかんじがしますね…全国の声優コースがある高校にケンカを売ってるわけじゃないんですよ!でも、デメリットが多い気がするので、「どっちでもいいかな」というわけですね。

もちろん、アナタが中学生で、すぐに声優の勉強がしたいという場合は、声優のコースがある高校に行くのは全然アリだと思いますよ!

ただ、熱意がそこまでない場合は、焦る必要はないと思います。

声優のデビューが低年齢化してるけど…

声優のデビューが低年齢化してるけど…焦る原因の1つは、声優業界の低年齢化だと、たぶん思います。近年はデビューの年齢がドンドン下がってますよね?

それが焦る要因だと思うんですけど、熱意が微妙な状態で、焦って高校の声優コースに入っても、基本的に長続きしないので…オススメはしません!

もし事務所に入れたとしても、そのあと1か月後に「声の仕事でご飯食べれてます!」っていう人は基本的には0%です。

事務所に入れても、バイトしたり、苦労する時期が続くわけです。なので、焦って入っちゃった人は、どこかで挫折しちゃうということですね。

継続できることも、この業界では大事なことなんです。心が折れないということも大事なことなんで、焦る必要はないということですね。

高校を卒業して養成所に入っても、遅くないっていうことです!

②声優になるには放送部や演劇部に入るべき?

中・高生の進路相談②声優になるには放送部や演劇部に入るべき?2つ目の質問は…「普通の高校に入った場合は放送部や演劇部に入るべき?」という問題ですね。これに関しては、僕は「入るべきではない」と思います!意外かもしれませんね。

なぜかというと、これはくれぐれも悪口じゃないんですけど…教える人が素人だからですね。。

放送部とか演劇部とかって、先輩から教わったり、顧問の先生から教わったりするわけですよね?

ホントに悪口じゃないんですけど…僕からしたら「素人」です。。素人に習うというリスクがデカいということなんですよ!

放送部とか、文化部とか、名門といわれてがんばっている部活であるほど、先輩や講師の意見が絶対的になっちゃうんですよね…。

そういう人から意見を強く言われると、「なるほど、そうしなきゃいけないんだ!」っていうふうになっちゃいませんか?

ただ、これはプロからしたら「変なクセがついてるだけ」ってことがメチャクチャ多いんですよ…。なのに、本人のプライドだけが育っていっちゃうわけです。

大会でいい成績を残した場合は大変です。とんでもなく成長したプライドをもって高校を卒業することになるんですよ。「自分はあの大会であの役をやったんだぜ~!」ってなっちゃってるわけなんですね。

でも、プロからしたら…「それ、現場で1ミリの役にも立たん…」という話です。。

なので、放送部とか演劇部に入るのはあまりおススメしません!

でも、もしも今、アナタが放送部や演劇部でがんばっているのであれば「辞めなきゃ!」って思わないでくださいね!それはそれでがんばってほしいんですよ。

ただ、視野を広くもってほしいんですね。先輩とか講師の意見が絶対ではないし、間違ってることもよくあるっていう話です。

養成所でも、生徒に「どういうふうに教わったの?」と聞いて返ってきた答えに「なんじゃそれ」と思うこともけっこうあるんです。

なので、「意見を絶対視しない」ということはスゴく大事ですね。

高校の部活はなにがオススメ?

高校で部活をやるのであれば、僕は運動部をオススメします!意外と声の仕事って体力勝負なことがあります。1つの現場でバテるなんてありえないことなんですね。

以前、動画で説明したオーディブルの収録は1人で3時間半読まなきゃいけないんですよ…体力勝負ですよね?

こんなふうに、声の仕事は意外と体力勝負なことが多いので、高校のうちに体力をつけておくことは非常に大事です!

「いいもの」を見て感性を磨こう

「いいもの」を見て感性を磨こうただ、高校の頃から「声優の勉強がしたい」と思ってる方もいると思います。その場合は…「感性磨きTime」にしてください!

さっきもお話ししたとおり、中学生や高校生の頃って、感性が僕みたいなおじさんに比べたら500倍?いや1000倍くらい高いんですよ!

なので大事なことは、「いいもの」をたくさん見ようということです!「名作」といわれているものをいっぱい見てくださいね。映画とか絵画とか音楽とか本で、名作といわれるものをたくさん見てください。

ネットで調べればメチャクチャ出てくると思いますので、そういうものを片っ端から見たり聞いたりしてください!

「いいもの」をたくさん見ていると、なんとなーく「いいもの」がわかってくるんですよ。そういう感性を磨いてほしいということですね。

それから、とても大事なことがあります。たとえば、いいものを見ようと美術館に行ったとしますね。何枚も絵が飾ってあって、その中で自分が「これいいなー」って思った絵があったとしましょう。

このときに、「いいなー」で終わるんじゃなくて、なんで「いい」と思ったのかを分析して、言葉にするようにしてください。それをノートやスマホにメモして残しておいてくださいね。

こういう分析グセが…読解力にメチャクチャ役立つんですよ!

読解力って、すぐには上げられないんです。積み重ねの作業なので、若くて感性が豊かな時期から分析グセをつけておくと、のちのちの読解力にメチャクチャ効いてきます。

なので、「いいなー」で終わらずに、「なんでいいと感じたのか」をメモするクセをつけてくださいね!

③専門学校や養成所に行くお金が…

中・高生の進路相談③専門学校や養成所に行くお金が…質問3つ目は「専門学校や養成所に行くお金がない…」という問題ですね。

これに関しては、僕の答えは1つで、シンプルに「A.甘えんじゃねぇよ!」っていう話です。。

以前、どこかの動画でもお話ししたんですけど、僕は養成所と大学のWスクールをしていました。当然お金もないし、仕送りもありません。

なので、新聞配達をすると、新聞社が大学の学費を払ってくれる「新聞奨学生」をしていました。朝2時に起きて朝刊を配り、夕方は、サークルのみんなが飲みに行くときに夕刊ですよ!夕刊配るんですよ!

あとは大学の奨学金を上限まで借りたり、バイトを鬼のようにやったりしてましたね…なので、どっちの学費も自分で払ったわけなんですよ!

という僕からすると、やっぱり「甘えんじゃねぇよ!」ってなりますね。ハイ。。

自分の意志で夢を追うのであれば、それはもう大人です。

声優業界やナレーター業界で役を取り合うのは大人なので、つまり、大人と戦わなきゃいけませんよね?なので、アナタも大人にならなきゃダメということです!

体に障害があってり、重い病気をかかえていないかぎり、JAPANでは、お金の問題はなんとかなるんですよ。1億必要とかではないので。

なので、僕からいえることは…「なんとかしてみなさい」ということですね!

これくらいなんとかできないなら、業界で生き残ってはいけませんよ!という愛のムチをいれておきますね。。

ただ、僕も若い頃はお金で苦しかったこともあるし、家がクッソ貧乏だったので、お金で悩む苦しさはスゴくわかりますよ。厳しいことをいいましたけど、応援はメチャクチャしてますからね!

負けんな!がんばれ!っていうことです。がんばってくださいね!

今回は『中学生・高校生の声優志望さんたちの進路』についてお話ししてきました。

最後に…僕はいちおう、これを読んでくれている人の中で、一番人生の先輩だと思います。なので、「人生で分かれ道に直面したときに、決めておくべきこと」について、アドバイスしておきますね。

選択を迫られたときは…「絶対に後悔しないと決めること」が大事です!

なにかを決断しなきゃいけないときに、うまくいっても、失敗しても「自分は絶対に後悔しない」と決めてください。先に!

選ぶ段階で「後悔しない」と決めていれば、失敗したとしても、すぐ次の行動に移れるんですよ。

失敗を次に活かせるので、次の成功確率が上がるんですよね。

でも、失敗したあとに後悔ばっかりする人は、ずっとうじうじして、先に進めないんですよ。「あの時こうしていれば…」ということばかりいってたら、いつまでも先に進めません。。

なので、先手を打って選択する段階で「成功しようが失敗しようが、絶対自分は後悔しない」と決めることがスゴく大事なんですね!

中学生・高校生の時期はメチャクチャ悩むことも多いと思うんですけど、少しでも助けになったら幸いです。

今のところ全員に返信しているので、なにか悩みがあったら、動画のコメント欄に書いてくださいなってかんじですね!

それではまたお会いしましょう。

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