声優&ナレーター

声優の"いい声"の作り方を養成所講師が解説!理論と実践で声を強化しよう!

雑学カンパニー編集部

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声優のいい声の作り方

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どうも、福原安祥です。

ナレーターをしたり、声優養成所の講師をしたり、会社の経営をしたりしています。

今回のテーマは『いい声について』です!

声優にとって、いい声というのは必須です。

いい声をわかりやすく説明すると…女性であればかわいい声とか色気のある声。男性であればイケメンの声っていうかんじです。

Twitterでも呟いたんですけど…

もはや声優業界における「いい声」というのは「ドレスコード」に近いんですよ。

高級フレンチのお店にサンダルとTシャツで行くのはよくないですよね?それと同じで、声優業界に挑もうというのであれば、いい声を持っておかないといけないんです!フツーの声で挑んじゃうのは、サンダルとTシャツで高級フレンチに行くようなもんだぞってことです。。

というわけで、今回は声優業界に必須の「いい声の作り方」について解説していこうと思います!

動画はこちら↓

声優の「いい声」の作り方の理論を解説!

声優の「いい声」の作り方の理論を解説!まずは、いい声の作り方の理論から説明していこうと思います!

あたりまえなんですが、腹式呼吸ができていることが大前提です。腹式呼吸がよくわからないという人は以前配信した「発声の基礎」の動画をチェックしてみてくださいね。

腹式呼吸でお腹が膨らんで、そこから酸素がどんどん上がってきて声になるわけですよね。

で!いい声というのは、上がってきた酸素をまっすぐ口から出すのではなくて…「鼻から」出すんです!一番上の動画内で実践しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!

つまり「いい声」というのは、基本的に鼻を使う感覚なんです。

変なことを言いますけど、口が口にあるんじゃなくて、鼻に口があると思ってみてほしいんですよ。変なことを言っているのは僕もわかっているんです。。でもそういう意識で練習してみてほしいんですね。

日本語の感覚でいうと「ナ行」に近いと思います。ナ行ってほかの行に比べて鼻に響かせて出す音なので、ナ行を言う感覚が、「鼻から音を抜く」という感覚をつかむヒントになるかもしれません。

練習する言葉は、基本的にはなんでもいいんですけど…僕が動画内で使った「こんにちは」とか50音とかじゃなくて、カッコいいセリフやかわいいセリフなど、「自分が好きなセリフ・ワクワクするセリフ」にしたほうがいいです!

なぜかというと、キャラクターになるのが大事だからです。自分のままやっちゃうと、恥ずかしさが勝っちゃう人が多いんですよ。

自分に置き換えて想像してみてほしいんですけど、素の状態で、外でずっとカッコつけた声でしゃべってたら、社会性がヤバイ人じゃないですか?

だから「今、自分はキャラクターなんだ!」って思うことが大事なんです!

なので「こんにちは」とかより、キザなセリフとか、スゴくかわいいセリフとかのほうが、キャラクターになりきれるっていう意味でいいと思いますよ!

いい声を出すときって、自分に酔っぱらうくらいのほうがちょうどいいんですよね。「アタシめっちゃかわいい」とか「オレすごいイケメン」とか、そういうふうに思って出さないと、できないんです。

なので、めちゃくちゃアニメやゲームのキャラクターっぽいような、日常にあまりないセリフのほうがいいと思います!

ここまで、いい声を出すための「理論」を紹介してきました。これはこれでぜひ試していただいてほしいんですけど、理論では「ちょっとピンとこないな~」と思った人のために…もう一つの方法も紹介していきたいと思います!

「いい声」を声優さんから学ぼう!

「いい声」を声優さんから学ぼう!理論でピンとこなかった人は何をすればいいかというと…まず最初に「アニメを見てマネをする」ことをしてみてほしいんです!

いい声の作り方①プロの声優のマネをする

これは好きな声優さんであれば誰でもOKです!

ただ、自分の声質とあまりにかけ離れている人のマネをしちゃうのはダメですよ。。自分の声が高い人の場合は、高い音の声優さんのマネをしたほうがいいです。女性も同じですね。

目的は「いい声の感覚をつかむこと」なので、マネをするのは一言だけで大丈夫。

なんでマネをするといいのかというと、プロの「いい声のお手本」がわかるのと、もっと大事なことは「今現在、需要のある声がわかる」ということがあるんですね。

あたりまえの話なんですけど、売れっ子声優さんたちは需要があるからアニメに出られているわけです。

よく言われる批判で「最近の声優は似たような演技で似たような声ばっか…」っていうのがありますけど…それは需要があるからだよ!って話なんですよね。

つまり、声にも流行があるんです!

あまり言われてないと思うんですけど、声にも流行があるので、30年くらい前のアニメと最近のアニメを見比べてみると、声優さんの声って180度違うんですよね。そういう流行が追えないと、あたりまえですがアニメには出られません!

もちろん自分の戦略として、「あえて流行を追わない」という選択もありだと思うんですが、そこを目指す場合は、圧倒的な才能がない限りは需要がそもそもないんです…。

なので「需要を創る」という段階が必要になってくるんですね。これはめちゃめちゃ難しいことです。。

それから、ときどき見かける「昔のアニメがスゴく好き」っていう新人さんとか声優養成所生の生徒って、「演技が古い」とか「声が古い」みたいなことがありえちゃうんですよ。

なので、昔のアニメは勉強で見るにはスゴくいいんですけど、マネで使うとあまりよろしくないことも覚えておいてくださいね。

いい声の作り方②絶対に録音する

いい声の作り方②絶対に録音するつづいて、いい声を作る方法2つ目は…「絶対に録音する」ことです!マネをした声は絶対に録音してください!

経験したことがあると思うんですけど、自分がしゃべっているときに自分が聞こえている音と、人が聞いてる音って全然違いますよね?なので録音して、客観的に自分の声を聞くことがスゴく大事です。

録音すると、以前の自分の声を聞き返すことができるので、何か月か前の自分の声を聞いて「ヘタだなぁ…」と思えたら、成長した証としてモチベーションが上がったりもします。

なので、練習するときには自分の声を録音することを癖づけるといいと思います。

いい声の作り方③録音した音源をチェックする

そしていい声を作る方法3つ目…「録音した音源をチェックする」ことです!

ここはホントに自分に厳しくジャッジしてほしいんですけど、合格ラインとしては…「録音した音声が地上波で流れてきても違和感がないか」どうかです。。

ここまでの流れをまとめると…

ポイント

  1. 好きな声優さんのマネをしてみる
  2. マネした音声を録音する
  3. 録音した音声をチェックする

3のときに、先ほど説明した合格ラインに到達していれば「いい声」ができているということですね!

もちろん、そんなに簡単にOKにはならないと思うので、ダメだったら何回も繰り返すことが大事です!自分の体と対話しながら、たくさん練習してくださいね!

声優の「いい声」の作り方のまとめ

声優の「いい声」の作り方のまとめというわけで、今回は『いい声の作り方』について、解説してきました。

まとめると、理論としては「息を鼻から抜く」こと。

それでピンとこなかった方は「好きな声優さんのマネをしてみて、それを録音してチェックする」ということでしたね。

ちなみに、マネをするときも「鼻」を意識することは忘れないでくださいね。そこを意識して練習してみると、近い音が出るかもしれませんよ!

完全に好きな声優さんになる必要はなくて、自分なりの「いい声」が出ればいいので「地上波から流れてきて違和感がない」というのは、「自分の声で違和感がない」状態だということも忘れないでください。

最後に、大事な注意点をお伝えしておきます。

「いい声が出せた」というのは、あくまで声優としては最低ラインです。最初に言ったとおりドレスコードなんですよね。まだ「声優業界に入る資格が得られた」っていうだけなんですよ。

なので、次はいい声よりもっともっと難しい「演技」をがんばっていかなきゃいけません…!

演技力を高める具体的な方法などに関しては、今後配信していきたいと思いますので、引き続きこのチャンネルをよろしくお願いします!

それでは、またお会いしましょう!

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