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声優養成所講師が語る"正しいレッスンの受け方"講座!貧乏性になれ!

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声優養成所のレッスンの受け方

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どうも、福原安祥です。

ナレーターをしたり、声優養成所の講師をしたり、会社の経営をしたりしています。

今回のテーマは『レッスンの受け方』です!

今回の内容は、以前に解説した「声優養成所で伸びない人の共通点」と「レッスンの前にすべきこと」を順番に読んでからのほうがわかりやすいと思いますので、まだ見ていない人はチェックしてくださいね!

今回は「レッスンの心構え・レッスン中に意識すべきこと」について解説していきます。ここがわかっていないと、レッスンを受けても伸び悩んでしまったりするんですよ。。

レッスンだけでなく、いろんなことに転用できる話だと思うので、最後までじっくり読んでみてくださいね。

動画はこちら↓

声優養成所のレッスンの受け方

声優養成所のレッスンの受け方あまり聞いたことがない方も多いかもしれませんが、まずは「レッスンとお金の話」について話していきますね。

声優養成所のレッスンは何にお金を払ってる?

ここでアナタに問題です!

Q:レッスンは何にお金を払っているでしょうか?

答えは…「情報」です!

みなさんがレッスンを受けるとき、情報に対してお金を払っているということです。これはあらゆるレッスンでそうですね。お金を払うかわりに、情報をもらっているということです。

講師が話す「業界の話」ってわかりやすく「情報」ですよね?でも、これだけじゃないんですよ。

みなさんが講師からもらう「ダメ出し」も「情報」なんです。

例えば、アナタが原始人だったら、「向こうに果物の木がある」っていう情報、メチャクチャほしいですよね?食べ物がその辺のコンビニに売ってるわけじゃないので、生きるか死ぬかを左右するメチャクチャ重要な情報なわけですよ。

それくらい、太古の昔から「情報」というのはスゴく大事なんです。

声優のレッスンの場合だと、生死に関わることではないので、情報の価値がわかりづらくなっているんですけど、この「情報の価値」がわかっていないと…屍になる確率が上がっちゃうんです。。

原始人だと完全に飢え死にするパターンということです…。気をつけてくださいね!

これを声優の話に置き換えると、アナタは「プロになるための情報」をいっぱいゲットしなきゃいけないということなんですよ!

まず大事なことは、「レッスンは情報をゲットする場所」だということを覚えておいてくださいね。

レッスンでは「貧乏性」になれ

レッスンでは「貧乏性」になれせっかくお金を払うんであれば、同じお金でもいっぱい情報を取れたほうがいいですよね?少しでも多くの情報を手に入れることができれば、それだけレッスン料がオトクになるんですよ!

どういうことかというと、アナタが通販で洋服を見ていて、欲しい服を3000円で買うとします。注文したものが届いたので着てみると…「全っ然似合わねぇちくしょうぅぅ!」

…そう思ったら、そのあと1回も着ないですよね?ということは、3000円をまるまる損してしまったということなんですよ。

逆に、買った服をメチャクチャ気に入って、数シーズン着続けられた場合…3000円はとってもオトクですよね?なんなら1万円以上の価値になってるかもしれません。

簡単にいうと「元がとれた」というやつですね!

この「元をとる」という考え方がスゴく大事なんですよ。これはレッスンでも同じなんです。

例えば、レッスンが1回1万円だったとした場合、アナタが6000円分の情報しか持って帰ることができなければ、4000円の損なわけです…。

逆に12,000円分の情報を持ち帰れた場合は2000円の得をするということですね。

もちろん、情報に対して値段をつけるのはなかなか難しいことなので、「今日はいくら得した!損した!」というのはわかりづらいんですけど、こういうふうに「貧乏性」になってほしいんですよ。

レッスンに対して貧乏性になってください!「元とったるぞーーーーー!」という気持ちで臨んでほしいんです!

ここまでをまとめると…

レッスンというのは、情報をとれればとれるだけ「レッスン料がオトクになる」、そして「お金を払った価値がある」ということですね!

レッスンの情報を持って帰るには?

レッスンの情報を持って帰るには?では、情報をいっぱい持って帰るにはどうすればいいのかというと…「メモ魔」になりましょう!

養成所の生徒で、ときどき、「自分はメモしなくても覚えられるので大丈夫です」という人がいるんですけど…「んなわけねーだろ」って思うんですよ。。

僕の知り合いの社長さんで、ほんとにメチャクチャ頭がいい、天才みたいな人がいるんです。その人は若い頃にしたバイトとかで、メモを一回も取ったことがないそうなんですね。

それでも覚えられるので、先輩から「メモ取れよ」って言われたときに「なんで?覚えられるのに?」って思ってたらしいんですよね…。

そのレベルの天才じゃないと、メモを取らないと絶対に情報が抜けちゃうんですよ!

人間の脳って限界があるんです。絶対忘れちゃうんですよ。なので「メモ魔」になってくださいね!

それか、録音していいレッスンのときは、録音することをおススメします。

ちなみに、声優養成所での僕のレッスンは全編録音OKなんですが、レッスンの内容をSNSとかに書き込んで「あんじょー草」とかいってるヤツがいたらタコ殴りにしますね!ハイ。。

メモを取ることの重要性についてはわかってもらえたと思います。続いては「メモを取るときの注意点」についてお話ししていきますね!

レッスンでメモを取るときの注意点

まず1つ目は「メモを取ることに集中するな」ですね。

レッスンの内容が、講師がしゃべるだけの講義形式だったらいいんですけど、だいたいのレッスンは講師もしゃべって、生徒もパフォーマンスをする形式だと思います。

なので、集中すべき第一は「自分のパフォーマンス」なんですよ。

メモを取ることに集中しちゃうと、セリフを読むときの心の準備とかができなくなってしまいます。なので、あくまでもセリフを読むことが第一で、「メモを取ることは2番目」なんです。メモを取ることを目的にしちゃダメってことですね。

情報に優劣をつけるな

情報に優劣をつけるな2つ目は「情報に優劣をつけるな」ということですね。

なぜダメかというと、アナタが養成所生や養成所に入る前や預かりや準所属という立場だったとしますね。

おそらくまだ、なにが重要な情報なのかわかりきってないんですよ!

なので、自分で情報に優劣をつけてしまうと、「いらない」と思った情報が「スゴく大事な情報」の可能性があるっていうことなんです。

重要な情報なのか重要でない情報なのかが正しく判別できていたら、とっくにアナタはプロになってるはずなんですね。

「今は重要じゃない」と思っても、ノートに書いて残したりしておくことで、のちのち点と点がつながって理解できるということもよくあるんですよね…。なので情報に優劣をつけるなということです!

なぜかハマってしまってるんですけど、原始人で例えますね。。

僕がいま原始人で、「リンゴ食べてぇ」と思ったとします。誰かから「あの山の向こうに熊が出るらしい」という話を聞いて、それを覚えていたら、あとあと役に立つと思いませんか?山を越えて果物を採りに行くときに、「あ!熊が出るって言ってたな」というかんじですね。

こんなふうに、点と点がどこかでつながる可能性があるので、自分が「重要じゃない」と思った情報でも、とりあえずメモってみてくださいね!

次は「セリフを読む段階の話」をしていきますよ!

レッスンでセリフを読む時の注意点

レッスンでセリフを読む時の注意点セリフを読む前の準備段階で、自分が「なにを意識するかの優先順位を決めよう」と以前お話ししましたよね?

その優先順位に従って、セリフを読んでいくわけです。なんだけどぉ…!

優先順位に従って読むのってメチャクチャ難しいんですよ。。

声優のレッスンに限らず、何かのレッスンを受けたことがある人はわかると思うんですけど、「クラスメイトによく見られたい」とか、「先生に褒められたい」とか…。パフォーマンスをするときって「邪念」が働くんですよね…。

邪念が働くと、優先順位がどこかにいっちゃうんです。

「今回は滑舌を意識してやるんだ」と思っていても、滑舌のことなんてどっかいっちゃって、「なんか目立つことをやろう・うまくやろう」ってなっちゃう人がヒジョーに多いです。。

おわかりのとおり、これをやっちゃうと「準備した意味がなくなる」んですよね。

クラスメイトに「スゲー」って思われたいとか、先生に褒められたい気持ちはスゴくわかるんですよ。僕もそうだったので。

でも、そういう自分を抑えて、大人になって、準備したものをやらないと情報がとれないんですよ。「なんとなく」でやっちゃうと「なんとなく」の情報しか返ってこないので、お金がもったいないんです!

ここに関しては「鉄の意志で、準備したものをやる」と決めてくださいね!

準備したものを講師にチェックしてもらってダメ出しを受けることができれば、自分の欲しい情報が得られるということですね。

「声優養成所のレッスンの受け方」のまとめ

「声優養成所のレッスンの受け方」のまとめ今回は『レッスンの受け方』について解説してきました!まとめると…「レッスンは情報にお金を払っている」ということでしたね。

そして情報を漏れなく持ち帰るために「メモ魔になる」ということ。

それから、セリフを読むときに、「準備したものをやらないと意味がない」ということでした。

最後にもう一つ、重要な情報をお伝えしておきますね。

講師に質問をしよう

レッスンでの情報をとればとるほどオトクになる、という話をしていますが…「もっとオトクになる方法」があります!カンタンなことですよ!

それは…「講師への直接質問」です!

前にも言ったとおり、声優養成所の講師が一人の生徒にかけられる時間はものすごく短いんですよ。

でも、個別で質問に行けば、時間を増やすことができるんですね。

そのぶん持ち帰れる情報が増えるので、質問してない人に比べたら、レッスン料がオトクになるということなんですよ。

質問するときの「コツ」を講師側の視点からお話しすると…「周りに人がいないときに質問したほうがいいよ!」ってことです。

ぶっちゃけ話になるんですけど、4~5人でワーッと質問に来られると…本音言いづらいんですよ。。

なぜかというと、質問に来た4~5人ってライバルですよね?

例えば、A君に相談されたときに、僕としては「もっとがんばらんかい」ってハッパをかけたほうが、その子にとってはいいなと思ったとします。

でも、A君にバッサリ言っちゃうと、周りのB,C,D,Eの子たちが、「Aってたいしたことないんだ~」って思うかもしれないじゃないですか!

簡単に言うと「気を遣う」んですよ。。

なので、一人で来てもらってコソコソしゃべる方が、講師も本音を言いやすいんです。どうせだったらストレートに言われたほうが役に立つ情報を得られると思うので、質問するときは一人で来てくださいね!

そこで、レベルの高い質問ができれば、講師へのアピールにもなります。ぜひ講師へのマンツーの質問をやってみてくださいね!

それではまたお会いしましょう。

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