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【声優養成所講師が解説】"セリフのレッスン"の準備はなにをすべき?

雑学カンパニー編集部

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声優養成所の「セリフのレッスン」の準備

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どうも、福原安祥です。

ナレーターをしたり、声優養成所の講師をしたり、会社の経営をしたりしています。

今回のテーマは『レッスンを受ける前にやるべきこと』です!

前々回に『声優養成所で伸びない人の特徴』というお話をしたんですけど、そちらを読んでからのほうが今回の内容がわかりやすいと思います。なので、まだ読んでいない方は、先にそちらをチェックしてみてくださいね!

今回はレッスンを受ける前に「どういう準備をすればいいのか?」という話をしていきますね。

声優養成所のレッスン前の準備を中心にお話ししていきますが、ボイストレーニングやナレーションのレッスンなど、いろんなレッスンの準備に対しても役立つ情報だと思います。ぜひ最後まで読んでくださいね!

動画はこちら↓

声優養成所のレッスンに関する勘違い

声優養成所のレッスンに関する勘違いまず、レッスンに関する「勘違い」から説明していきますね。

これは意識的に勘違いしている人もいるんですけど、多いのは無意識的に勘違いしている人です。。

みなさん…レッスンを受けるだけで「うまくなる」と思ってやしませんかい?っていうことですね。

塾がわかりやすいんですけど、塾に行っただけでは勉強ができるようになりませんよね?それと同じなんですよ!

演技とかナレーションも、養成所とかレッスンに行くだけではうまくなりません。

勉強の場合って、「97点」とか「82点」とかの点数が出るのでわかりやすいんですよ。でも演技とかナレーションの場合は点数が出ないので、なんとなく、「準備しなくてもできた感じ」になっちゃうんですよね…難しいところです。。

養成所で考えてみると、20人のクラスで3時間のレッスンがあったとして…

180分÷20人=9分

一人あたり9分しか時間がないわけですよ!実際のレッスンだと、講師が全体に向かって喋っている時間とか休憩時間もあるので、一人にかけられる時間は9分よりも少なくなります…5分くらいですかね。

こうなっちゃうと、「5分でうまくなると思いますか⁉」っていう話なんですよね。。

ここからが本題ですよ!

前々回も言ったとおり、うまくなるため、伸びるためには「分析が必要」っていう話ですね。そして分析の精度を上げるためには…「準備」がメチャクチャ大事なんですよ!

なので、レッスンを受けるときの流れをまとめると…

ポイント

  1. 準備
  2. 本番(レッスン)
  3. 分析

というふうになるんですね!この流れをしっかりできないと、うまくなれないということです。

では「どういう準備をすればいいのか?」について、解説していきますね!

声優養成所の「セリフのレッスン」の準備

声優養成所の「セリフのレッスン」の準備養成所ではいろんなレッスンがあるんですが、今回は「セリフのレッスン」の準備として話を進めていきますね。

セリフのレッスンは2つのパターンがあるんですよ。

  1. 事前に台本をもらっているパターン
  2. レッスン中に台本をもらうパターン

という2パターンです。この2つに分けて説明していきますね!

事前に台本がある場合の準備は?

まずは1つ目の「事前に台本をもらっているパターン」から解説します。

この場合は、家で練習してから、レッスンで自分のプレーをすることができますね。ですが、家で練習するときに、すごくありがちでダメなパターンがあるんですよ…。

それは「がんばって練習して、レッスンを受ける」こと…なにがダメなのかわかりませんよね?

これのなにがダメかというと、「優先順位がない」んです!いま、自分がなにを優先して練習しているかが明確じゃないってことですね。

発声なのか、滑舌なのか、抑揚なのか、間なのか…いろいろありますよね?ほかにもキャラの雰囲気とか、声質とか、意識するポイントはいろいろあると思うんですよ。

「なにを重視して練習しているのか?」そして、レッスンでは「なにを講師に見てほしいのか?」というところが明確じゃないと、家での練習はあまり役に立ちません。。

なんとなく練習して、なんとなくレッスンという状態…うまくなると思いますか?うまくならないんですよ!

練習にテーマを作る

例えば、自分で「今回は滑舌をやるぞ!」と決めて、滑舌の練習を兼ねて台本の練習をするなら、優先順位の1位は滑舌なわけですよね?

そうすると、「レッスン中に滑舌のダメ出しは絶対もらっちゃダメ」っていうテーマができるんですよ!

このテーマがあると、準備→レッスン→分析の流れができるというわけですね。ちょっと難しいかもしれませんが、がんばってついてきてください!

さっきもいったとおり、一番ダメなのは「なんとなく練習して、なんとなくレッスンを受けて、なんとなく分析する」ことです。。

なぜダメかというと、練習の成果が出たかがわからないからなんですよ。テストでいうと、勉強したから結果につながったのかどうかがわからないっていうかんじですね。

なので、優先順位を決めて、自分のテーマを絞って準備をして、レッスンを迎えることがスゴく大事という話ですね!

レッスン中に台本をもらった場合は?

レッスン中に台本をもらった場合は?2つ目の、「レッスン中に台本をもらうパターン」の解説をしていきますね。

この場合は、練習する時間があまりありません。。講師によって違うと思うんですけど5分~10分くらいしか時間をもらえないので、その間にいろんなことを考えて、セリフを披露することになります。

ここでも大事なのは…「優先順位」なんですよ!

このパターンでも、「なんとなく読んで、なんとなくセリフをやる」っていうのは、スゴくお金の無駄です。もったいないですよ!

「自分がなにを聞いてほしいか」を明確にした上で、講師を「チェックする人」にしちゃいましょう。自分が意識したものがキチンとできているかを、講師にチェックしてもらうということがスゴく大事なんです。

言っちゃえば、自分の力だけで声優としての実力が伸びるのなら、家の中でずっと練習しておけばいいわけなんですよね。

じゃあ、なんで養成所のレッスンに行くかというと…「チェックしてもらうため」なんですよ。自分がやってる方向性があってるか、あるいはその方向性に+αしてもらうためにレッスンを受けるわけですね。

なので、「講師をうまく利用しよう」ということです!

準備をまったくしていないと、全部受け身のレッスンになっちゃうんですよね。「自分が準備してきたものを見てくれ!」という状態でレッスンに臨めば、講師のアドバイスを受けて、チェックできるわけです。

自分が「受け手だから」と、なんとなくやってきて、なんとなく披露して、なんとなくフワッとしたダメ出しを受けて「ふんふん、勉強になったな~」っていうのは絶対ダメですよ。。

せっかく高いお金を払って、養成所とかレッスンに行くので、そのお金を最大限有効に使うためにも、事前準備がメチャクチャ大事というわけですね!

「声優養成所のレッスンの準備」まとめ

「声優養成所のレッスンの準備」まとめというわけで今回は『レッスンを受ける前にすべきこと』というテーマで解説してきました。

内容をまとめると…「準備がメチャクチャ大事」ということですね!お金を有効に活用するためにも、分析の精度を上げるためにも、準備はメチャクチャ大事です。

そして、準備でなにをするのかというと…「優先順位を決める」ことですね!自分のなにをチェックしてほしいのかというのを決めたうえで、講師のダメ出しをもらうことが大事ですよ。

そして、自分が決めたテーマについて、講師になにも言われなかった場合…。例えば、「滑舌を意識して取り組もう」と決めてレッスンに臨んで、講師から滑舌についてなにも言われなかった場合ですね。

そういうときは、レッスンが終わったあとに講師に聞きにいってみてください!

こういうふうに、準備とレッスンを繰り返すことで、加速度的にうまくなっていきますよ!

今回は「レッスンの前にすべきこと」についてお話ししてきましたが、「レッスンのあとの分析」もメチャクチャ大事ですよ。

次回は「レッスンのあとにすべきこと」について解説していこうと思うので、そちらもお楽しみに!

それではまたお会いしましょう。

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