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【養成所講師が解説】声優養成所と声優専門学校、どっちがおすすめ?

雑学カンパニー編集部

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声優養成所と声優専門学校、どっちがおすすめ?

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ナレーションのオーディション対策
【声優養成所講師が解説】ナレーションのオーディション対策3つのポイント

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どうも、福原安祥です。

ナレーターをしたり、声優養成所の講師をしたり、会社の経営をしたりしています。

今回のテーマは『声優養成所と声優専門学校どっちがいいの?』です!

動画のコメント欄で質問されることが増えたので、解説していきますね。

先に言っておくと、冒頭でもお話ししたとおり、僕は声優養成所の講師をしてるんですけど、これは声優養成所のCMではありません!なので、スゴく公平な目線で解説していきます!

あと、これから話す内容は一般的な話なので、例外もあることをご承知ください。。

実際に行きたい声優専門学校がある場合は、ちゃんと資料請求して、できれば学校見学などをして入るようにしてくださいね!

最後に、これを読んでくれているあなたへのメッセージがありますので、最後まで目を通してもらえると嬉しいです。

動画はこちら↓

声優養成所と声優専門学校、どっちがおすすめ?

結論から言っちゃいますね。声優養成所と声優専門学校のどっちがいいかというと…「どっちでもいい」です!

プロになれる人はなれますし、なれない人はなれません。今回は以上です!

…じゃねーわ!

ということで、これで終わっちゃうと身も蓋もないので、まだ終わりませんよ。

ここからは、ちゃんと僕の意見を紹介していきますね。

声優専門学校と声優養成所のどちらがいいかって決めるには、どっちのことも知っておかないと比較できませんよね。なので、3つのポイントで両者を比較していきたいと思います!

その3つのポイントは…

比較ポイント

  1. 料金
  2. 雰囲気
  3. 進路

です!この3つのポイントから解説していきますね。

【声優専門学校 vs 声優養成所①】料金で比較

【声優専門学校 vs 声優養成所①】料金で比較まずは「ポイント1:料金」からいきましょう。

料金は、一般的に声優専門学校のほうが高くて、声優養成所のほうが安いです。

これはなぜかというと、単純に声優専門学校のほうが授業数が多いからですね。

声優専門学校は「学校」です。なので基本的に週5で授業があります。

一方で声優養成所は、週1~週3くらいが普通ですね、多いところでは週5コースもあります。まあほとんどないですけどね。。

レッスン数が多いぶん、声優専門学校の料金が高くて、声優養成所の料金が下がるということです!

「声優養成所は週にどれくらい通うのがおすすめですか?」ということを聞かれることも多いので、それについてもお答えしますね。

養成所には週どのくらい通えばいい?

僕の考えとしては「週3」がおすすめです!

「週1だとダメですか?プロになれませんか?」って聞かれたりもするんですけど、週1でも全然いいです。

ただ、料金が安くなる代わりに、もらう情報量は圧倒的に減っちゃうんですよね…。週3で通う人と比べても、単純に3倍少なくなります。。

それから、週1だとどうしてもサボりがちになっちゃうんですよ!声優養成所の週3コースの場合って、週に3回「がんばんなきゃ!」っていうモチベーションが上がる機会があるわけです。

でも、週1の場合は、週に1回しか「がんばんなきゃ!」って思う機会がないので、どうしてもサボりがちになっちゃうってことですね。

なので、自分に厳しい人じゃないと、どうしても週3で通う人と比べると練習量が落ちちゃうってことなんです…。

ただ、お金がかかることなので、「週1コースじゃないと払えない!」って人もいると思うんですよ。その場合は、週3とか週5で通ってる人よりも、自分に厳しく練習していかないと厳しいです。。

【声優専門学校 vs 声優養成所②】雰囲気で比較

【声優専門学校 vs 声優養成所②】雰囲気で比較次は「ポイント2:雰囲気」についてです。

声優専門学校の雰囲気

声優専門学校の雰囲気は、だいたいですけど…緩いですね。

なぜかというと、「声優を目指してない人」も混ざっている可能性があるからなんですよ。

全員が「本気で声優になるぞ!」っていうかんじじゃないのが専門学校ですね。

高校を卒業するときに進路が決まってなくて、「ん~アニメとか好きだし、ちょっと声優目指してみようかな」っていう、ライトなかんじで入る方もいるってことなんです。

多くの声優専門学校は、よほどコミュニケーションがうまくいかない人じゃない限り、落としません!単純な話で、学校が儲かるからです。。

なので、「ガチ感が薄めの人」もけっこう来るよってことですね!

よく聞くところだと、「声優養成所はキツそうだから、とりあえず声優専門学校に行ってみよう…」っていうパターン。

厳しいことを言いますと…とりあえずのノリでプロになれるほど、プロは甘くねぇよ!っていう話ですね。。

そういう人の未来って超絶暗いですから!「とりあえず」で目指すのはやめましょう!

当たり前ですけど、「絶対声優になる!」っていう気持ちがないと、確実に屍になる世界です。これだけはお伝えしておきます!

声優養成所の雰囲気

次に、声優養成所の雰囲気についてです。

声優養成所は、声優専門学校に比べると「ピリピリしがち」ですね。レッスンの雰囲気とか、空気感とかもピリついてることが多いです。

ただ、僕のレッスンはスーパーゆるゆるです、ハイ。。

話を戻して、なぜピリつくかというと…声優専門学校に比べて、「ガチ感が高めな人」が多いからなんですよ。本気で声優になろうと思ってる人が多いので、そのぶんピリつくってことですね!

ファッション感覚で声優を目指している人が少ないので、競争の場になるかんじです。まあこっちのほうが健全ですが…。

そのほかのピリつく要因は、「アピールする場」になってるからってこともあります。ここはあとからお話ししますね。

【声優専門学校 vs 声優養成所③】進路で比較

【声優専門学校 vs 声優養成所③】進路で比較では、ラストの「ポイント3:進路」についてです!

声優専門学校は、卒業するときに「複数」の声優事務所のオーディションを受けられることが多いです。

そのどれかに受かれば、その受かった声優事務所に行けるということですね!

一方、声優養成所の場合は、運営元の声優事務所を受けて、受かったらその声優事務所に行けるという形になります。

ここで考えてほしいんですけど、この話を読んで思いませんでしたか?「声優専門学校のほうが確率高そう」って。

声優養成所は、1コの声優事務所のオーディションしか受けられないのに、声優専門学校はいろんな声優事務所を受けられるので、どう考えても受かる確率が高そうじゃないですか?

ただ…そんなに甘い世界じゃないよー!っていう話です!

声優事務所に受かる確率が高いのは…?

声優専門学校の場合は、オーディションを受けるときに、審査員に初めて会うわけです。つまり、「初めまして」の段階で、「この子ほしいな」って思われなきゃいけないってことなんですよね。

これ、めちゃめちゃ難しいと思いませんか…?

なので、「複数の事務所を受けても全滅」っていうことはザラです…確率でいうと90%以上が全滅です。。

一方で声優養成所は、運営している声優事務所しか受けられないので、受かる確率がめっちゃ低そうなんですけど、「声優養成所を声優事務所が運営している」っていうのがポイントなんです。

声優事務所が運営しているので、マネージャーさんやデスクさんなどの声優事務所絡みの人が、声優養成所に来る機会がちょこちょこあるんですよ!

そこであらかじめコミュニケーションが取れていたら、声優専門学校のように「オーデションで初対面」っていう状態ではなくなるんですよね!

声優養成所によっては、運営元の声優事務所のマネージャーさんが直接演技を見てくれるレッスンもあったりします。

そこでいい印象を残せていたり、演技で評価されていたりすると、オーディションを受ける前に受かる確率が上がってるってことなんです!

ここが、声優養成所最大のメリットだと思いますね。

声優専門学校のオーディションで落ちた場合

声優専門学校のオーディションで落ちた場合ちなみに、声優専門学校のオーディションで全滅しちゃった人の進路って、だいたい声優養成所なんですよ。

そうなると、声優専門学校で2年勉強して、声優養成所で2年勉強することになり…計4年で大学と同じになっちゃうんですね!時間もお金もむちゃくちゃもったいなくないですか?

なので、僕としては、「プロになったら思いっきり厳しい業界なのはわかっているので、だったら最初から厳しい養成所に飛び込んで、そこで死ぬほど努力すればいいじゃん!」っていうふうに思いますね。

それからもう1点、ときどき聞かれることがあります。「声優養成所を卒業したあとに声優専門学校に行くのはアリですか?」っていう質問ですね。

「声優養成所→声優専門学校」はアリ?

これはハッキリいっておくと…おすすめできません!

いままで紹介してきたように、一般的には声優専門学校よりも、声優養成所のほうがレベルが高いんですよ。

わざわざレベルを下げて学び直す必要はないと思いませんか?

「声優専門学校で基礎から学び直したい」っていう方もときどきいるんですけど…「学び直したい」っていうのはよくないです!

学び直したいって言ってる時点で「教わればなんとかなる」って思ってませんか?ってことですね。

演技の世界は、人間・キャラクターを演じることなんで、むちゃくちゃ奥が深いんですよ。

つまり、声優専門学校だろうが声優養成所だろうが、週5だろうが週3だろうが、講師が教えられることって演技のほんの一部なんです。。

その「一部」を元にして、自分でメチャクチャ勉強しないとプロにはなれないんですよ!

どこかで誰かから「教わる」ことを期待していたら、プロにはなれないってことですね。。

声優専門学校とか声優養成所で「自分が一番努力している」って胸を張って言えるくらい努力してからが、やっとプロへの入り口みたいなものなんです。

がんばってくださいね!

「声優養成所と声優専門学校、どっちがおすすめ?」のまとめ

「声優養成所と声優専門学校、どっちがおすすめ?」のまとめ今回は『声優養成所と声優専門学校どっちがいいの?』っていうテーマで解説してきました!

まとめると、「どうせ厳しい業界に来て、サバンナで暮らしていくんだから…だったらサバンナに近いところで修業したほうがよくない?」ということでした!

さて、みなさん覚えてますか?僕が冒頭で「メッセージがあるよ」って言ったことを!

そのメッセージとは…「最後は自分で決めなさい」です!

「あんじょーさんがこう解説してたから…」とか、「誰かが言ってたから…」っていう理由で人生の選択を「誰か」に任せてしまうと、うまくいかなかったときに「人のせいにする人」になっちゃいます。

「あのとき声優養成所に行ってたらな…」とか「あのとき、あの声優専門学校に行ってたらな…」とかいう人って、人のせいにして後悔しかしない人になっちゃうんですよ。。

自分の責任じゃなくて、人の責任にしちゃう人になっちゃうんですね。

声優っていうのは、ご存知のとおり「人気商売」です。ファンの方はもちろん、スタッフさんにも人気がないと使ってもらえません!

つまり、「人に求められる人」にならなきゃいけないわけです。

人に責任をなすりつける人が人に求められるわけないだろ!っていう話ですね。。

なので、僕からも周りからも情報を受け取っていいんですけど!人生の選択は自分で責任を持つってことは覚えておいてください!そして自分で決めてください!あんじょーさんとの約束だぞ!!

進路については『声優になりたい中学生/高校生の進路相談』と『ダメな声優養成所の選び方』っていうテーマで、別の切り口から解説しているので、時間があるときにチェックしてみてくださいね。

それではまたお会いしましょう!

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