とある心理テストで、四字熟語を二つ思い浮かべるというものがあり、私が最初に浮かんだ四字熟語が「捧腹絶倒(ほうふくぜっとう)」だった。腹を抱えて笑い転げるさまを表した言葉なのだが、なんと心理テストの結果では、これが私の人生観だというのだ!
笑いの絶えない人生って楽しそうだから良いか! と思いきや、昔見たドラマで笑顔の練習をさせられていた女性が「シワが増えちゃう…」と顔だけは微笑みながらつぶやいたシーンを思い出し、笑うとシワが増えるのかもと気になるところ。
たくさんの笑い溢れる人生は魅力的だけど、シワシワの顔になるのは勘弁! ということで、笑いとシワの因果関係を調べてみたので、雑学としてご紹介しよう!
【人体雑学】「笑ったらシワが増える」は嘘!
【雑学解説】シワの原因は老化現象だから笑うこととは関係ない?
シワができる原因はいくつかあるが、紫外線や加齢などによって肌のバリア機能が弱まり乾燥し、水分不足になることによってできたり、弾性繊維(だんせいせんい)という肌に弾力を与える繊維が年齢と共に衰え、引っ張る力が弱くなり肌がたるんでシワができたりするのだ。
つまりシワはたくさん笑おうが笑わまいが、年を重ねることでできてしまうのである。ただし、気をつけることでシワを予防する方法はある。
シワを作らないようにするには、表情筋を鍛えると良いといわれている。表情筋を動かすには、表情豊かにすることが一番なのだ! ということで、実は「笑う」ことはシワを増やすどころか、シワ予防に役立っているのである。
ほかにも、紫外線が肌にダメージを与え、弾性繊維を傷つけるのを防ぐために、シワ予防には紫外線対策を怠らないことが大切だ。そして、保湿することで肌を乾燥から守ることも忘れてはいけない。
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【追加雑学①】シワ防止のため40年間笑わなかった女性がいた!
イギリスに住むテス・クリスチャンさんは10歳の頃から笑うことをやめ、40年間過ごしていたことが2015年に報じられて話題となった。なんと、自分の結婚式でも、娘を出産したときでも笑顔を見せなかったというから驚きだ!
彼女は笑うことをやめたおかげで、ボトックス注射や高価なクリームを使わなくてもシワひとつない、50歳には見えないツルツルのお肌が手に入ったことを喜んでいた。「笑わなくても、人生はちゃんと楽しんでいるし、大口で笑う必要性を感じていないだけ」と言っている。
だたし、テスさんは笑いはしないが、別の方法で表情筋は鍛えていたとのこと。表情筋を動かさないと肌の柔軟性が低くなり、跡が消えずにシワになっていくからだ。表情筋を使うことでシワが予防できるのなら笑って過ごしたいと私は思うのだが、テスさんは違ったようだ…。
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【追加雑学②】笑顔の効果はシワ予防だけじゃない!
表情筋を動かしてシワ防止になる「笑顔」は、ほかにも嬉しい効果があるのだ。
ストレス解消・免疫力アップ・幸福感がもたらされる・印象が良くなるなど、自分にも周りにも良い影響を与えられるのだ。しかも、お金もかからず簡単にどこでも今すぐできるのだからいうことなしだ!
笑いによってガンやウイルスに対する抵抗力が高まることは科学的に証明されているうえに、長寿や幸せな人生を引き寄せるのだといわれている。やはり、いつでもニコニコ楽しそうにしている人のそばにはいたいけど、いつもブスッとしている人には近寄りたくないだろう。
笑いは伝染する、この動画を見たあなたにも…。
雑学まとめ
今回は、笑いとシワについての雑学を紹介した。笑うとシワが増えるどころか、笑うことでシワは予防できるのだった。この結果を受けて、笑いのある人生を大いに楽しんで生きようと思う。
シワができることを気にして笑えなかった人も、これからはたくさん笑ってみよう。笑っても笑わなくてもそのうち刻まれてくるシワなんだから、笑顔で過ごせるほうが気持ちよいに違いない!
ちなみに冒頭で伝えた心理テストの結果、二つ目に浮かんだ四字熟語はあなたの「恋愛観」を表しているのだとか。私が答えた四字熟語は「酒池肉林」だ。みなまでいうな! 笑ってくれ。
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