私たちの生活に密着している乾電池。
普段はまったく意識をしていないが、その大切さはなくなったときにこそわかる。そう、失って初めてわかる。まさに愛と同じなのだ…。
というのは言い過ぎかもしれないが、リモコンの単4電池がきれた時は本当に乾電池の大切さを感じる。単3電池ならストックがあるのに…。
しかし、そんな乾電池を一時的に回復する方法があることを知っているだろうか? きっとこれからの人生で一度くらいは役に立つ日がくる、そんな雑学をみなさんにお届けしよう。
【生活雑学】乾電池を床の上で転がすと一時的に回復する?
【雑学解説】電池を一時的に復活させる方法
乾電池を一時的に復活させる方法を2つ紹介しよう。どちらもすぐにできることだから、困ったときにはぜひ実践してみほしい。
1.電池を少し温める
温める方法は色々ある。床の上で転がしてもいいし、乾電池を服でこすったり、手でしばらく握ってもいい。当たり前だけど火に直接近づけたりするのはダメだぞ。
これは乾電池の原理を利用しているもので、乾電池は化学反応によって電気を生み出しているわけだが、熱を加えることで、まだ未反応の部分の化学反応がすすみ、少し使えるようになるというわけだ。
正確にいえば「復活」ではなく、「使い切る」ということ。実際に実験している動画もあるため、もしよかったら参考にしてほしい。
2.接触部分をこする
乾電池の+と-の部分、もしくは乾電池を入れる方の接触部分をこすってあげることで一時的に復活することもある。
これも単純な話だが、接触部分が汚れていることで、接触不良となり完全に放電できないことが意外と多い。そこをきれいにしてあげることでもう少し電池が使えるようになるというわけだ。
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【追加雑学】使用済の乾電池を見分ける方法
ところで使用済の乾電池と未使用の乾電池が混ざってしまって、どちらが未使用だったのかわからなくなったことはないだろうか?
アルカリ乾電池限定になってしまうが、簡単に使用済の乾電池を見分ける方法があるためこちらも紹介しよう。
5cmほどの高さから-面を下にして落としてみる。たったそれだけだ。未使用の乾電池は立つのに使用済の乾電池は倒れてしまう。アルカリ乾電池は使用すると少し膨張して-面が平らではなく歪んでしまうからだ。
これも実際にしている動画があるため、ぜひ参考にしてほしい。
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雑学まとめ
今回の雑学はいかがだっただろうか。きっとこれからの人生の中で一度くらいは「知ってて良かった」となるはずだ。すこしケチくさいかもしれないけれど、ぜひ覚えておいてほしい。
ただ、この方法は本当に「一時的に」使えるようになるだけだ。使えるようになったからと安心して結局買いに行くのを忘れてしまうと、あとできっと後悔するぞ。