毎日の生活に欠かせないもの、トイレ。
「トイレが大好き」という人は少ないかもしれないが、なぜか「あの閉鎖空間が妙に落ち着く」という人はけっこう多いのではないだろうか?
トイレに入り、便座に座っていると、とりとめもなくいろいろな考えが浮かんでは消えていく。そんな思考の泡の1つに、こんな疑問をもったことがある人もいるのではないだろうか?
「なんでトイレの便座にはふたがついているんだろう?」
今回は、もしかしたらみんな一度くらいは疑問に思ったことがあるかもしれない、トイレの疑問にお答えしよう。
この雑学を読めば、今までふたを閉めなかったあなたも、これから必ずふたを閉めるようになるはずだ。
【生活雑学】トイレのふたの最大のメリットは節電?
【雑学解説】トイレにふたがついている意味
「この世に無駄なものなどない」と誰かがいっていたが、もちろんトイレのふたにも意味がある。それも1つではない。3つもあるのだ。
それではさっそくランキング形式でいってみよう!
おそらく比較的知っている人が多いのは「節電」だと思うが、はたして何位にランクインしているだろうか!?
第3位 安全面
第3位にランクインしたのは「安全面」だ。
「えっ、どういうこと?」と思う人もいるかもしれないが、これはけっこう重要。トイレの便座の高さは大人にとってはなんでもないが、子どもにとってはどうだろうか?
家の中で、比較的低い位置の水場であるトイレに子どもが落ちることがあるそうだ。また、トイレの上の空間にはいろいろなものを置いている家が多く、それが落下したり、子どもがおもちゃを落とすこともあり、それが水詰りに繋がることもある。
やっぱり普段からふたを閉める習慣をつけておく方がよさそうだ。
第2位 節電
残念! おしくも節電は第2位にランクインした。
ちなみにふたを閉めることでどのくらいの節電につながるか知っているだろうか? 経済産業省資源エネルギー庁が出している「家庭の省エネ徹底ガイド」によると、使わないときにトイレのふたを閉めることで年間で電気34.90kWh、約940円の節約になるそうだ。
あっ、あたりまえだけど保温機能がついている便座を使用している場合だからね。
そういえば、保温機能がついていない便座にもふたがついているものって結構あるな。ということは、やっぱり節電以外にもふたがある理由があるということだな。
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第1位 衛生面
みなさん注目の第1位は「衛生面」だ。
トイレの便座の中の水を触りたい人はいないと思うが、この水には目に見えないウイルスや雑菌が数多く潜んでいる。
もちろん用を足した後の水なんか言語道断だ。ふたをしないでトイレの水を流すと、水しぶきが周囲にまき散らされるため、壁や床にウイルスや菌がつくのはもちろん、空気中にもそのウイルスや菌が飛散しているのだ。
そう、驚愕の事実だが、トイレのふたを閉めないで水を流していると、トイレの水を吸っているのと同じといえるのだ。
なんて恐ろしい…
【追加雑学】風水的にもトイレのふたは閉めたほうがいい
ちなみに風水的にもトイレのふたは閉めたほうが良いといわれている。
風水でトイレは金運・健康運を司る大切な場所と同時に、邪気が溜まりやすい場所ともいわれている。ふたを開けっぱなしにすることで邪気がトイレの中に充満して、その家に住んでいる人の運気がダウンするそうだ。
雑学まとめ
トイレのふたの最大のメリットは「衛生面」だったが、この雑学を知っても、まだふたを開けたままにするという人はなかなかいないと思う。
しかし、トイレのふたを閉める習慣がある人でも、トイレの水を流した後にふたを閉めるという人もいるそうだが、それでは衛生的な意味が半減してしまうので注意してほしい。
やっぱり「この世に無駄なものなどない」ってことだな。明日から必ずトイレのふたを閉めるようにしよう。
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