最強の暇つぶしゲームといえば…そう「トランプ」である。それ1つさえあればさまざまな遊びができるので、確実に盛り上がること間違いなしだ。修学旅行の宿泊先で友人たちと火花を散らして熱い勝負を繰り広げていたシーンをつい思い出してしまう。
ちなみに筆者が得意なのは「神経衰弱」で、「ババ抜き」はめっぽう弱かった。(どうでもいい情報だが)
そんなトランプだが、皆さんは2から10までのカードをなんと呼んでいるだろうか。筆者は普通に「に、さん、よん・・・」と呼んでいるのだが、これはどうやら間違いらしい。実はそれぞれ固有の名前があるとのことだ。「A」は「いち」とか「エース」とか人によって呼び方が変わるのはわかるが、ほかにもあったなんて…。
今回の雑学では、実際に正しいトランプのカードの名前を調べてみた!
【生活雑学】トランプの”2”から”10”にも読み方がある
【雑学解説】トランプカードの名称一覧
トランプで特殊な読み方をするカードといえば「ジャック」・「クイーン」・「キング」・「ジョーカー」・「エース」だろう。これはそれぞれ絵柄が特徴的だし、皆さんもご存知のはずだ。ゲームでも実際に強い役割であることが多い。
だが、2から10までの平凡なカードもちゃんとした読み方があるのだ。それらを一覧にしたので、ぜひ目を通してほしい。
- 2(デュース)
- 3(トレイ)
- 4(ケイト)
- 5(シンク)
- 6(サイス)
- 7(セブン)
- 8(エイト)
- 9(ナイン)
- 10(テン)
これらがトランプの2から10までの読み方である。7から10までは普通に英語読みという感じがするが、2から6までは意外にオシャレな響きだ。これは「エース」も含めて1から6は海外で使われているサイコロの数字の読み方をもってきているらしい。(サイコロにも読み方があったとは)
言葉自体は昔のフランス語に由来する。
今度から友人たちとトランプで遊ぶときは、これらの読み方でクールに決めてみてはどうだろうか。
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【追加雑学①】そもそも「トランプ」という呼び方は日本だけ
調査の過程で判明したのだが、そもそもトランプという名前は日本だけで使われているものらしい。正確にはトランプは「切り札」という意味で、ゲーム内で勝負をかけるときに使う言葉だそうだ。海外ではトランプではなく「プレイングカード」という呼び方が一般的。
なぜ日本ではトランプという呼び方になったのかというと、海外の人が多く日本にやってくるようになった明治時代までさかのぼる。当時の日本人たちは海外の人がカードで遊びながら「トランプ」と口にしていたため、カードの名前がトランプなのだと勘違いしてしまった。
その呼び方が広まり、現代でも日本ではトランプという商品名で販売されている。
うっかり、海外の人に「トランプで遊ぼう」といっても、通じないとは・・・。
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【追加雑学②】海外ではトランプの枚数が日本と違う
さて、皆さんはトランプのカードの枚数は全部で何枚かご存知だろうか。そう、13枚×4種類で52枚だ。そこにジョーカーが1、2枚足されるのが一般的だろう。だが、これも日本独自のものらしい。
海外ではトランプもといプレイングカードの枚数はさまざまである。日本では大体の遊び方で52枚を使うが、たとえばロシアやヨーロッパでは32枚(36枚の地域も)しか使わないピケというゲームがメジャーだ。そのため、商品も32枚で売られている。
ハードボイルドな男たちが夜な夜なポーカーに明け暮れていそうなアメリカでも、ピノクルという遊び方専用のトランプがある。
以下にヨーロッパで盛んなピケのルールを解説している動画を貼るので、ぜひ見てほしい。
うーむ、日本ではぜんぜん知らない遊び方だ。ヨーロッパではピケ専用カード「ピケ・デック」として売られているらしいので、旅行のお土産としても良いかもしれない。
ちなみに日本のトランプが52枚になった由来は1年は52週間だからという説などがあるが、あくまでも俗説で実際のところは判明していないそうだ。
雑学まとめ
今回の雑学ではトランプにまつわるあれこれを紹介した。2から10に実はオシャレな読み方があったり、海外では枚数が違ったりなど、トランプ1つでも奥が深いものである。大人になってからはトランプで遊ぶことはなくなったが(スマホでソリティアはやっている)、久々に友人たちを誘って熱中したくなった。
ちなみに筆者は子供のころ、トランプを手裏剣に見立てて投げていたのだが、危ないし、カードが行方不明になるので皆さんは気をつけてほしい!
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