生鮮食品やデザートなどを買った際に付いてくる保冷剤、気づいたら冷凍庫にたまってしまってはいないだろうか。ちなみに私の家の冷凍庫は保冷剤がいっぱいで、なんとなく捨てられないでいる。
何かに再利用できたらいいのに…と考えていたのだが、どうやら余ってしまった保冷剤の中身は消臭剤として使うことができるとの噂があるようだ! 作り方は難しくないのか? そして本当に消臭剤として使えるのか? 今回の雑学では「保冷剤を使った手作り消臭剤の作り方」を調べてみた!
【生活雑学】保冷剤の中身を消臭剤として使うことができる
【雑学解説】余っている保冷剤で消臭剤を作ってみよう!
保冷剤を使った手作り消臭剤の作り方はものすごく簡単である。保冷材を常温に戻して、ジェル状になった中身を取り出して好きな容器に移し替えるだけ! 手作り消臭剤作りなんて難しそう…と身構えていたのだが、簡単すぎてむしろびっくりしてしまった…。
手作り消臭剤の作り方を詳しく解説してくれている動画も発見した。
この動画ではただ中身を移し替えるだけではなく、香りや色もつけている。見てみるとあなたもオリジナル消臭剤を作りたくなってしまうかも!?
編集部でも「保冷剤→消臭剤」を作ってみた
「あなたもオリジナル消臭剤を作りたくなってしまうかも!?」とか言っておいて、ほんとに作ってみたくなったので、編集部の藤堂に「保冷剤を使った消臭剤」を作ってもらうよう依頼。
「家で作って画像を送ってほしい」と言ったところ…
歯医者の衛生士マジックを使ってきやがった。20代女子のあざとさを感じる。
まずは常温になった保冷剤を開封してみる。さきほどの自撮りの保冷剤と違う種類のものを使っているが、なぜなんだ。おじさんは突っ込まないでおく…。
保冷剤の中身がほんとにジェル状になっている!
あとは容器に移し替えるだけ。
とりあえず完成した。ピンクのラグに女子力が垣間見える。
現在、藤堂はキッチンに置いて、料理後の臭い取りに役立てているようだ。
ほんとに簡単だったので、ぜひ試してほしい。
【追加雑学①】「消臭剤作りに適していない保冷剤」がある!?
保冷剤を使った消臭剤の作り方を紹介したが、使う保冷材の選び方には注意しなければならない。一般的な保冷材は「高吸水性ポリマー」というジェル状の薬剤が中に入っている。
手作り消臭剤を作る際は、「高吸水性ポリマー」と表記されている保冷剤を選ぶのがポイントだ。「高吸水性樹脂」「消臭剤として再利用可」という表記のものもある。凍らせても固くならないもの、成分が水だけのものなどは手作り消臭剤に適していないので注意が必要だ。
ちなみに手作り消臭剤は、この「高吸水性ポリマー」が乾燥するまで使うことができる。使い終わったら燃えるゴミとして捨てればOKだ。
スポンサーリンク
【追加雑学②】そもそも保冷剤が消臭剤として代用できるのはどういう仕組み?
そもそも、どうして保冷材は消臭剤として使えるのか…ということだが、一般的な保冷材の中身である「高吸水性ポリマー」は水分の保持力が高く、においを吸い取りやすい特徴をもつ素材だ。
この素材は紙おむつにも使われているほか、よく売られている消臭用ビーズにも入っている。そのため余った保冷剤は消臭剤にすることができるのだ。
【追加雑学③】保冷剤の使い道は消臭剤以外にもいろいろある
保冷剤で手作り消臭剤を作っても、まだまだ消臭剤が余ってしまっている…ということもあるだろうが、保冷剤は消臭剤にアレンジする以外にもまだまだ使い道がある!
普段使っている保冷剤をタオルでくるむだけで、いろいろな用途で使えるようになる。普段の洗顔の後、肌に当てて冷やせば簡単に毛穴のケアをすることができるし、ペットサークルやベビーカーなどに置くことで、ペットや赤ちゃんの夏を少し快適にすることもできる。
保冷剤を40度~45度くらいのお湯で湯せんして、ガーゼで包めば即席のホットパックにもなる。目の疲れにも効くので、リラックスタイムに試してみるのもいいかもしれない。
雑学まとめ
今回は、「保冷剤を使った手作り消臭剤の作り方」などの雑学をご紹介した。まさか不要な保冷剤を使って、こんなに簡単に消臭剤が作れるなんて知らなかった…!
この雑学を知っていれば、冷凍庫に余った保冷剤も有効活用できそうだ。私もさっそく、冷凍庫にたまった保冷剤で手作り消臭剤を作ってみようかなと思っている。
おすすめ記事
-
部屋の臭い対策!茶葉をフライパンで炒ると効果的なんです
続きを見る
-
銅スゴい!くさい靴のニオイには10円玉が効果ありッ!
続きを見る