人間の生活必需品である時計。学生のころは授業中、その針がもっと早く進めばいいのにと思っていたが、年齢を重ねるにつれて逆にもっとゆっくり進んでくれと願うばかりだ。歳をとると体感時間が早くなるというのは本当なのだと実感する日々である。 さて、そんな時計だがどうして右回りに針は進むのだろうか。「時計回り」・「反時計回り」という言葉があるくらいにその仕様は定着してしまっている。よく考えてみればべつに左回りでも、なんら不便はないだろう(右回りに慣れた現代では違和感があるかもしれないが)。 なんとなく気になったので調 ...