ミッキーの友達の1人で「アッヒョ」が口癖のグーフィー。おとぼけキャラで、彼が出ている短編作品は、笑えるギャグ調のものが多い。
作品を見ていると悩みなんてなさそうに思えるグーフィーだが、実は過去に自殺未遂をしたことがあるのを知っているだろうか?
陽気なキャラクターのグーフィーが、なぜそんなことをしたのか…。今回は、グーフィーの意外な一面を知ることができる雑学を紹介しよう。
【サブカル雑学】グーフィーは自殺未遂をしたことがある
【雑学解説】アカデミー賞が取れずに…
「グーフィーの自殺未遂」という衝撃的な過去は、「グーフィームービー ホリデーは最高!!」という作品DVDの特典映像「グーフィーがスターになるまで」で知ることができる。
その内容曰く、グーフィーはアカデミー賞が取れなくて自殺未遂をしたとのことだった。
グーフィーやミッキーなど、ディズニーのキャラクターは俳優を職業としている。
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アカデミー賞が取れなかったグーフィーは、俳優としての自分に限界を感じ、海で入水自殺をしようとしたのだ。
しかし、自殺をしようとしたグーフィーに転機が訪れる。仕事が舞い込んできたのだ。自殺を目前としたグーフィーを救った作品が「グーフィーの自動車狂時代」。
穏やかなウォーカーと、車に乗ると出てくる凶暴なホイーラーという二重人格の人物を、グーフィーが演じている。いつものグーフィーからは想像できない名作なので、機会があればぜひ見てほしい。
「グーフィーの自動車狂時代」で自信を取り戻したグーフィーは、その後も数々の作品に出演。映画「ロジャー・ラビット」では、同じコメディキャラのロジャー・ラビットに「ドタバタの天才」と評価されるまでになっている。
グーフィーといえば、おとぼけキャラで悩みなどないようなイメージが付き物だが、こんなに重たい過去があったとは意外だ…。
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【追加雑学】グーフィーは初期のころは違う名前だった
せっかくなので、追加雑学としてもう1つグーフィーの過去についての話をしよう。実は、グーフィーは初期のころは違う名前だったのだ。
初期のころのグーフィーの名前は「ディピー・ダウグ」。意味としては「頭のおかしい犬」ということだ。
グーフィーことディピーがデビューしたのは、1934年の「ミッキー一座」という短編。そこで時折変な笑い方をして、舞台を見ているのがディピー(当時のグーフィー)だ。デビュー当時から、あの変な笑い方は健在だった。
現在の「グーフィー」という名前になったのは、デビューから2年目の1935年。ちなみに、グーフィーのフルネームは「グーフィー・グーフ」。こちらの意味は「まぬけ」。
ディピーのころも、グーフィーになってからも、ギャグキャラとしての方向はぶれていないようだ。
雑学まとめ
グーフィーについての雑学を紹介した。おまぬけキャラで、見ている人を笑わせてくれるグーフィーのその過去には俳優として限界を感じ、自殺をしようとしたという重い過去もあった。
グーフィーの短編作品を見ていると、グーフィーは様々なキャラクターを演じていることが分かる。いつものおまぬけな彼からは想像できない作品もあるので、機会があったらぜひグーフィーの短編作品を見てほしい。
こちらの話もめちゃめちゃな行動をするグーフィーがかわいい。