「お金、お金…お金さえあれば~、なんでも手に入る~♪」昭和中期に放送されたNHKの人形劇に登場する「お金持ちクラブのうた」だ。わたしは「お金」というキーワードで、いつもこの陽気な歌が頭にうかんできて、つい歌いたくなる習性がある。
わたしたちはお金の額面ばかりに気をとられがちだが、実はお金の歴史や製造の技術は、かなりおもしろい。お金に関するさまざまな仕組みも、よくできていて感心する。
意外に知らないことの多い、お金に関するトリビアをまとめてみた。大切なお金がさらに大切に思えるぞ。
お金の雑学まとめ27選!トリビア&豆知識を一覧にしました
お金の雑学をさっそくチェックだ!
宝くじの還元率に関する雑学
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還元率低っ!宝くじは競馬やパチンコより損します。
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急に大金が舞い込んでこないかなあ…。そんな気持ちになること、ありますよね?
夢と祈りを込めて宝くじを買う日本人は多い。しかし、宝くじの還元率はギャンブルより低いのだという。
そういわれても、なかなか当たらないのは承知のうえで買っているひとが大多数だろう。そこで、このトリビアではわかりやすい例を挙げて還元率の低さを表現してくれている。…コツコツと働こうかな…。
紙幣に製造年月日が記されていない理由に関する雑学
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硬貨にはあるのに…?紙幣に製造年月日が記されていない理由とは?
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自分の生まれ年に製造された硬貨をみかけると、使うのをちょっとためらったりする。そういえば生まれ年の紙幣はみかけたことがない。それもそのはず、紙幣には製造年月日が記されていないのだ。
なぜ紙幣には製造年月日が印刷されていないのか? その理由には、紙幣が紙でできているという儚さを感じずにはいられない。そして、紙幣の第二の人生にも驚くぞ!
お金の製造コストに関する雑学
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硬貨と紙幣、お金の製造コストはどのくらい?【動画】
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現在、日本の造幣は偽造防止の技術が万全で、偽札は絶対作れないようになっている。簡単に低コストでお札を印刷されたらたまったものではない。
それでは、お金自体の製造コストはいったいどのくらいなのか? とくに紙幣が気になる。そもそも原料はなんだろう?
硬貨のふちのギザギザに関する雑学
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硬貨のふちにギザギザがついている理由とは?【50円玉/100円玉/500円玉】
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キャッシュレスが浸透しはじめた日本で、硬貨をまじまじと見る機会は減っていくかもしれない。日本の硬貨は、50円・100円・500円のふちはギザギザだが、1円・5円・10円のふちはツルツルだ。
そもそもあのギザギザはなぜついているのだろう? きっかけは、悪人対策だったようだが…。珍しいギザギザ10円が存在する理由もわかるぞ。
お金の原価に関する雑学
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日本で使われるお金の原価ランキング!1円玉は赤字です…
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お金の額面と、実際の原価の違いを知ることができるトリビアだ。世界最高の技術が駆使されている日本のお金の原価はいかほど?
一番高い一万円札は、原価の高い順に並べるといったい何位にランキングされるのか? たとえ原価ランキングが低くても、一万円札への愛は変わらないからね。
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「出世払い」に関する雑学
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「出世払いで!」そのお金、返さないと法律違反ですよ?
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「出世払い」というのは、正直、貸す方もあてにしていないし、借りる方も軽い気持ちのことが多い。しかし、法律に当てはめると、意外なことにちゃんとした約束として扱うことができるようだ。
「出世払い」について、民法上の事実を説明してくれているのだが、読めば読むほど「たしかに…」という気持ちと「そんな細かいこと言わないで」という気持ちがわいてくる。簡単に「出世払いで」と言えなくなるぞ。
お年玉に関する雑学
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お金がいいっす!お年玉はもともと"モチの玉"をあげていた
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子どもにとってはお正月の楽しみといえば「お年玉」だが、大人にとってそれは大出費の恐怖のイベントだ。そこで、素晴らしいトリビアを発見したぞ! お年玉とは、本来「モチの玉」なのだ!
次回から子どもたちにお金じゃなくモチをあげたら「なんでだよ!」と怒りをかうだろうけど…。ごまかすために、お年玉の歴史や意味について、学んでおこうっと!
海外の紙幣がボロボロな理由に関する雑学
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財布を使わない?海外で使われる紙幣がボロボロな理由は?
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海外の映画を見ていて、少し気になることがあった。どうして支払いの場面で使われる紙幣はみなグッシャグシャなのか? 映画での役柄がワイルドだからかと最初は思っていたが、現実でも海外の紙幣は日本の紙幣と比べて、あきらかにボロボロ。
なぜ海外の紙幣がボロボロなのか? を知ると、逆に日本の紙幣がなぜきれいなのか? に気づかされるぞ。
五輪会場までの交通費に関する雑学
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オリンピック会場までの移動費用は選手の自腹?IOCの負担額は?
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スポーツ選手にとって、オリンピックに出場することは大きな目標だろう。もちろん、オリンピックの出場権を得ることができたら、なにをおいてもその舞台に立ちたいと思うはず!
でも、出場するオリンピックの開催地が、めちゃくちゃ遠い国だったら…。旅費って、まさか自腹じゃないよね? いったいだれがどのくらい補助してくれるんだろう?
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家電量販店のNHKの受信料に関する雑学
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NHKの受信料を払わなくていいのは…家電量販店の店頭のテレビ!
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最近、インターネット普及の影響か、若者のテレビ離れが進んでいるようだ。これに便乗してNHKをぶっ壊そうという政党も出てきた。何かと問題視されているNHK受信料だが、テレビを設置すると必ず受信料を払わなければいけないのだろうか?
実は、家電量販店の店頭にあるテレビは受信料を払わなくてもいいようだ。なぜかというと、ちょっとした言い訳が通用しちゃっているから!?
銀行の観葉植物に関する雑学
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銀行の防犯対策がスゴい!観葉植物がおいてある理由とは?
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当たり前だが、銀行にはたくさんの現金がある。その現金を守るため、銀行は様々な強盗対策を隠しもっている。なんと、入口に置かれた観葉植物までもが、実は強盗対策のためらしい!
観葉植物で犯人の気持ちを和ませるのだろうか? その程度のことしかわたしにはひらめかなかったのだが、このトリビアを読んで、防犯対策の知恵に驚いた!
江戸時代の品物の値段に関する雑学
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江戸時代の物価はどのくらい?現代の値段に換算&比較してみた
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江戸時代の暮らしぶりは、おもしろいほど現代と似ている。このトリビアでは、江戸時代の品物や娯楽の値段を、現代の金額に丁寧に換算して比較しているのだが、かなり興味深い。
予想以上に現代の感覚とマッチした値段の品物や、驚くほど高額な娯楽も! 値段を目にすると、江戸時代の生活がよりリアルに想像できるから不思議だ。
破れた紙幣の交換に関する雑学
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破れた紙幣を銀行で交換できる条件とは?どのくらい残っていればOK?
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いくらお金とはいえ、紙幣は紙でできている。紙はいつか破けるのだ。
大事なお金を破ってしまった経験はないだろうか? または、お金が破けて困っているひとを見かけたことは?
そんなときは、今すぐ涙をふいてこのトリビアを読んでいただきたい。諦めるのは早い。状態によってはお金を交換してもらえるらしいぞ!
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競馬の的中なしの払い戻しに関する雑学
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競馬で誰も当たらなかったら!?ちゃんとルールがあります。
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澄んだ目をした馬が美しく駆け抜ける競馬は、さわやかなイメージだが、馬券を買えばれっきとしたギャンブルである。
さて、馬券が当たればいいが、大抵は外れる。しかも、あまりにも大穴レースだった場合「こんな着順当たるわけねえよ!」と文句のひとつも言いたくなるだろう。そんなとき、もし「全員外れ」なら救われるルールがあるらしいぞ!
一円玉が浮く理由に関する雑学
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都市伝説…?一円玉が浮くってホント?沈まない理由とは?【動画あり】
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一円玉を水に浮かべると…沈まない。日本の一円玉はアルミニウムでできていて、軽いからね! と思うだろうか? 実は、単純に軽いだけでは水に浮かないのだ。
普通は浮かばないはずの一円玉がなぜ浮かぶのか? このトリビアでは、一円玉が水に浮かぶ条件をわかりやすく説明してくれている。ただ浮かべるだけなのに、説明って大変なんだな…。
宝くじで10億儲けた天才に関する雑学
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天才か…!ヴォルテールは宝くじを買い占めて10億儲けた
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昔、フランスで宝くじを買い占めて大儲けした人物がいるという。ただ欲深いやつだと思うのは大間違い。
もちろんお金がいらなかったわけではないだろうが、彼の目的は凡人とはちょっと違うところにありそうだ。
それにしても、この人物の天才すぎるが故の波乱万丈な人生が強烈すぎて、宝くじで10億も儲けたにもかかわらず、それが小さい出来事に思えてくる…。
受刑者の平均時給に関する雑学
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受刑者の平均時給は?刑務所の労働環境はけっこうホワイト企業。
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罪を犯して刑務所にいる受刑者たちは、様々な労働をしている。そして、刑務所での労働にはきちんと時給が発生しているのだ。では、どのくらいもらっているのか?
受刑者の平均時給を安いと感じるか、そもそも給料をもらうなんて…と思うかどうかは個人の考え方によって違うだろう。しかし、その時給を聞いて驚くことは間違いない!
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500円玉に隠された刻印に関する雑学
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探してみよう!500円玉には"NIPPON"という刻印が隠されている【動画あり】
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日本のお金の偽造防止技術は驚くべきものだ。紙幣にも高い技術で偽札対策がされているが、硬貨の中で一番価値の高い500円玉にも、驚きの対策がいくつも隠されている!
その多くは普通に見ただけではわからないようなものだが、ぜひ記事内の動画を見ながら隠された刻印を探してみてほしい。まるで「ダヴィンチ・コード」を見ているような「おお~!」という感動を味わえるぞ。
日本最古の貨幣に関する雑学
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和同開珎より古い!日本で一番古いとされる貨幣は"富本銭"
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歴史というのは絶え間ない研究によって覆っていくもの…。今は学校で習った和同開珎(わどうかいちん)より古いと考えられる貨幣もある。ただ…この富本銭という貨幣にもまだまだ不明な点は多いらしく…?
あ! あと、和同開珎や富本銭がお菓子になってるって知ってた?
5円と50円に開いている穴に関する雑学
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なぜ必要?5円と50円に穴が開いている理由とは?
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5円と50円に穴が開いているのは、それぞれ別の理由である。どっちも日本の硬貨なのに?
そう、5円も50円も穴が開いていない時期に、それぞれ別の不都合があって、穴開きに姿を変えたのだ。
また5円や50円のような穴開きの貨幣は、世界的に見てかなり珍しいというぞ! そんなとってもレアな穴開き貨幣の歴史を覗いてみよう!
1円玉に描かれた植物に関する雑学
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一円玉に描かれた植物の意味とは?実は架空の植物です【若木】
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1円玉は日本で初めて、そのデザインが一般公募で決められた硬貨だ。描かれている植物は…? と改めていわれると…なんの絵かわからない。
応募した人はいったい、このデザインで何を伝えたかったんだ?
そのほかにも、日本の硬貨のデザインにはすべて、日本の誇りといえる意味が込められているぞ!
宝くじ業務をみずほ銀行が独占していることに関する雑学
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みずほ銀行だけが宝くじを売っている理由とは?独占していいの…?
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宝くじの販売業務は、ほとんどの場合みずほ銀行だけが行っている。別にほかの銀行がやっちゃいけない決まりがあるわけじゃないのに。
そしてみずほ銀行が独占していることに、ほかの銀行がうらやましがったりはしないぞ。だって…ねえ…。
ちなみに歴史を辿ってみると、宝くじっぽいものは江戸時代からあったという。やっぱ今も昔もみんなお金が大好き?
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1万円札の原価に関する雑学
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1万円札の製造原価はいくら?偽造対策がスゴかった…【動画】
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1万円札をたったの22円で作れる日本の製造技術はすごすぎる! だって印刷の型を作るのにいったい何年かかると思う? 22円じゃとてもやってられませーん!
でも、1万円の原価が22円ってなんかガッカリするよね…と思ったあなた。お金の価値に原価は関係ないんだぞ!
アルファベットによる紙幣の分類に関する雑学
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日本の紙幣にはアルファベットの分類がある。現在は"E券"!
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あなたの財布に入っている紙幣は、多分ほとんどE券だ。…などといわれると「E券? 千円も五千円も入ってますけど」と言い返したくなるかもしれない。
しかし、旧紙幣コレクターでもない限り、あなたの財布の中身はE券なのだ! どうして? さあ、真相をチェックしてみよう!
日本円を「EN」ではなく「YEN」という理由に関する雑学
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日本円が"EN"ではなく"YEN"である理由とは?発音が関係してる?
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日本円の「円」は英語で書くとなぜか「EN」ではなく「YEN」である。これを誰が決めたのかはわからない。なんでそう表記するのかもはっきりとはわからない。
結局は外国人がそっちのほうが読みやすいってことなのか? 一緒に考察してみよう!
所得税の税率に関する雑学
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累進課税、理解してる?所得税の税率が上がるのは超過分のみ
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所得税の税率は、収入によって不公平な人が出ないよう、超考えられた仕組みになっている! 改めて知ってみると国の制度は良くできていて、感心させられるなあ…。
普段は会社が計算してくれるので意識しないけど、自分がどういう感じで税金を払っているのかを知っておくのはとても大事。この機会に理解しておこう!
紙幣の人物の選定理由に関する雑学
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お札(紙幣)の人物の選定理由は"彫りの深さ"ってホント?【新紙幣】
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将来お札の肖像画になりたいと考えている人は、顔の彫りの深さを気にするより、写真をたくさん撮っておいたほうがいいぞ! さあ、レッツ自撮り!
どういうことって? そのまんまである。偽造されないためにも、とにかく写真を残しておこう!
…まあ、万が一お札になれたとして、本人が生きてるうちにその夢は叶わないんだろうけどね。