気になる人は気になる「靴のニオイ」。手軽に取れたらどれだけいいものか…。
実は、靴のニオイは身近な「あるもの」でとることができるというのを知っているだろうか? その「あるもの」というのは、なんと10円玉!
なぜ10円玉で靴のニオイをとることができるのだろうか? それは、10円玉に含まれている成分が関係している。
今回は、靴のニオイに悩んでいる人に朗報な雑学を紹介しよう。
【生活雑学】靴に10円玉を入れるとニオイがとれる?
【雑学解説】ニオイがとれるカギは「銅」!
なぜ10円玉で靴のニオイ取りができるのかというと、10円玉に含まれている「銅」が関係している。銅は水に反応すると「銅イオン」という成分になり、この成分が靴のニオイの原因菌を除去してくれるのだ。
最近の研究では、ニオイの原因菌の他にも、O-157やインフルエンザウイルスに対抗する力が銅にあると判明している。
さて、銅が含まれた10円をどのように靴の消臭に使うのかというと、10円玉を靴の中に入れて一晩おいておくだけだ。靴の中にある汗などの水分と銅が反応して、原因菌を排除してくれる。
ただし、10円を1枚だけ入れては意味がないので注意が必要だ。原因菌に強いとはいえ、銅イオンが働いてくれる範囲は、10円玉が接している面と広くない。最低でも5枚、できれば10枚の10円玉を、靴の中に広がるように入れるのがコツだ。
また、使われ続けた10円玉より、綺麗な10円玉のほうが効果が高い。できるだけ綺麗な10円玉を靴の中に入れるようにしよう。
日常的に使っている10円玉だが、まさか靴のニオイ取りに使えるとは思わなかった。意外なところに、役に立つアイテムがあるものだ。靴のニオイが気になる際には、ぜひ試してみたい。
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【追加雑学】その他に靴のニオイ取りに使えるもの
さて、10円玉が靴のニオイ取りに使える雑学を紹介したが、まだまだ靴のニオイ取りに役立つアイテムは存在する。
使い古した靴下やストッキングに重曹
もしも家に使い古した靴下やストッキングがあったら、重曹を使って靴の消臭をしてみよう。靴下もしくはストッキングの中に重曹を入れて口を結び、靴の中に入れて一晩おくだけで、ニオイが軽減されている。
重曹は100均でも売っているので、気軽に試しやすい。
新聞紙
次に紹介するのは、新聞紙での消臭だ。新聞紙を適当な大きさに丸めて、靴の中に入れて一晩待とう。ただし、新聞紙のインクが靴についてしまう可能性もあるので、注意をする必要はある。
重曹や新聞紙で靴のニオイが取れるのは、靴の中の湿気を取り除くことに関係している。というのも、ニオイの原因菌のエサは湿気だ。両者とも湿気を吸い込む働きがあるので、原因菌のエサがなくなり、原因菌をやっつけることができる。
このことから、お菓子などについている乾燥剤でも、靴の消臭が期待できるのだ。
「靴の消臭をしたいけど、消臭剤がない!」というとき、身近にあるものが救世主となってくれる。あくまでも「ニオイを軽減させる」だけなので、消臭剤がないときの応急処置として使うようにしたほうが良いかもしれない。
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雑学まとめ
10円玉に含まれる銅が、水と反応して銅イオンになることで、靴の中の除菌と消臭が期待できる。とはいえ、効果があるのは10円玉を置いている面なので、5~10枚ほど10円玉を用意しておく必要がある。
このほかにも、身近なもので靴の消臭をすることは可能だ。この雑学のように、世の中には、あっと驚く意外な使い方のできるアイテムが眠っているのだ。