静電気…。それは、我々に痛みを与える存在。
なぜ体から電気が発生するのか、不思議に思ったことはないだろうか。そもそも体から電気が流れる時点で、おかしくないか!?
そこで今回は、静電気が発生する理由と電力の大きさについて調べてみたぞ! この雑学を読めば、静電気に悩まされることが、なくなるかもしれない…。
【生活雑学】静電気が発生する理由と電力の大きさ
【雑学解説】静電気が発生しやすい環境・状態と電撃の指標
静電気が発生しやすい環境は、湿度20%以下かつ気温25℃以下の乾燥した状態…。つまり、冬の時期が最も静電気が発生しやすい環境だ!
また、綿・ポリエステル・レーヨンなどの様々な繊維の洋服を重ね着してしまうと、摩擦が発生しやすくなる。電子は摩擦によって溜まるため、静電気が発生してしまうのだ。
静電気が発生した際に感じる電撃は、以下のように段階がある。
- 1,000V…全く痛みを感じない
- 2,000V…かすかに放電音が聞こえ、指の外側に感じるがあまり痛みを感じない
- 3,000V…針で刺されたような刺激を受け、ちくりと痛みを感じる
- 4,000V…放電の発光が目視でき、針で深く刺されたような刺激を受けて、指に痛みを感じる
- 5,000V…指先から放電発光が延び、手のひらから前腕までに痛みを感じる
- 10,000V…手全体に痛みがあらわれ、電気が流れた感じを受ける
- 12,000V…手全体を強打されたような感じを受ける
12,000Vの静電気が発生すると、手全体を強打されたように感じるのか…。12,000Vの静電気を体感してみたいという興味はあるが、痛いのは御免だ。12,000Vの静電気が発生しないことを祈ろう…。
【追加雑学①】静電気は体に悪影響を及ぼす!?
静電気が及ぼすものは痛みだけと思っていたが、実は違う! 静電気は、我々の体に以下のような悪影響を与えることもある。
- 血流の悪化
- 自律神経の乱れ
- カルシウムやビタミン不足を招き、疲れ・イライラを感じやすくなる
- 皮膚病の悪化
静電気はただの現象だと思っていたが、こんな悪影響があるとは驚きだ。何としてでも静電気とはサヨナラせねばならん!
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【追加雑学②】静電気を防ぐ方法
いろいろ厄介な静電気。静電気は様々な方法で防ぐことも可能だ!
壁に触る
アスファルトやコンクリートなどの壁に素手で触れると、体に溜まった電子を放電することができ、静電気を防ぐことができる。
静電気防止グッズを使用する
静電気防止のスプレー・ブレスレット・キーホルダーなどが発売されている。これらを使ってみるのもよいだろう。
洗濯時に柔軟剤を使う
洋服を洗濯する際に柔軟剤を使うと、生地の表面が滑らかになる。これにより、摩擦の発生を抑え、静電気の発生を防ぐことができるのだ。また、最近では静電気防止用の柔軟剤が発売されており、このような柔軟剤を使ってみることもおすすめしたい。
加湿または保湿をする
加湿器を使用したり、保湿クリームを塗ると、電子を溜め込まずに逃がすことができる。結果、静電気の防止につながるのだ。
これで静電気に悩まされずに済むのか! 簡単な方法から実践してみるのもありだな…。
【追加雑学③】静電気を利用した道具もある
我々にとって静電気は嫌な存在だが、静電気を利用した便利な道具があった!それは、以下のものである。
- 家庭用ラップ
- コピー機
- 空気清浄機やエアコンのフィルター
- 掃除用モップ など
上記の道具は、互いにくっつくという静電気の性質を利用してあみだされたもののようだ! たとえば、静電気で紙にインクの粉末を定着させたり、ゴミやホコリを引き寄せたりというように…。
このように静電気のおかげで、我々は不自由なく毎日を過ごしているのか…。そう考えると、静電気も捨てたもんじゃないな。
雑学まとめ
静電気に関する雑学はいかがだっただろうか。乾燥した環境・多種多様な繊維の洋服を重ね着した状態が静電気が発生する引き金となっていたのだ!
静電気のことを、痛みを生み出す厄介なやつだと認識していた。しかし、静電気が身近な道具となって、役立つこともあるのだ。それを知った今では、静電気って偉大なやつだったんだなと、これまでの無礼を謝りたいぐらいだ…。
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