この記事では、"四畳半神話大系"の名言・格言を集めてみた。
原作が森見登美彦さんで、2010年に待望のアニメ化も行われたこちらの作品。
独特なタッチの絵と世界観で、ぐぐっと引き込まれる"四畳半神話大系"。
あの物語に浸りながら、ぜひ見ていってもらいたい。
"四畳半神話大系"とは?
Tatami Galaxy - 四畳半神話大系 pic.twitter.com/QYQpB2tfpC
— Kuro (@kuronoshonen) January 18, 2020
- 著者:森見登美彦
- 出版社:太田出版
- 発行日:2005年1月5日
- 展開:2008年 角川書店より文庫化・2010年 テレビアニメ化
- アニメ放送期間:2010年4月~7月
- 話数:全11話
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"四畳半神話大系"の名言・格言
四畳半神話大系の名言その1
好機はいつでも貴方の目の前にぶら下がってございます。
ー老婆
「好機はいつでも貴方の目の前にぶら下がってございます」#四畳半神話大系
#絵描きさんと繫がりたい pic.twitter.com/vobFKcZWdj— コタロー。 (@hide____seek) March 13, 2020
これはきっとほとんどの人に同じように言えることだろう。
気づいていないだけで、自分次第で事態はいつでも思わぬ方向に変えられるものだ。
四畳半神話大系の名言その2
ほんの些細な決断の違いで 私の運命は変わる。
無数の私が生まれる。
ー私
自分が思っている以上に、自分の可能性は無限大だ。
少しの努力や方向転換で無数の道が開けてくる。
四畳半神話大系の名言その3
可能性という言葉を無限定に使ってはいけない。
我々という存在を規定するのは、我々がもつ可能性ではなく、我々がもつ不可能性である。
ー樋口師匠
これはマイナスな意味の言葉ではなく、これまでの人生を振り返って、
あそこでああしていれば…と落ち込むことの不必要性を語っている名言だ。
できなかったことはあるかもしれない。でも、それと同時にかわりに得たものもあるはずなのだ。
四畳半神話大系の名言その4
我々は運命の黒い糸に結ばれているというわけです。
ー小津
赤い糸でなく黒い糸なのがこれまたシャレのきいた名言である。
きれいな赤い糸よりも、ある意味黒い糸のほうが頑丈かも?
四畳半神話大系の名言その5
迷える子羊ちゃんごっこですか?
ー小津
地味に心に刺さる名言だ。
迷える子羊ちゃんごっこ。人間はわりと知らず知らずのうちにやっているものだ。
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四畳半神話大系の名言その6
我々の大方の苦悩は、あり得べき別の人生を夢想することから始まる。
自分の可能性という当てにならないものに望みを託すことが諸悪の根元だ。
今ここにある君以外、ほかの何者にもなれない自分を認めなくてはいけない。
ー樋口師匠
簡単に言えば、今の自分を尊重し認めなさいということ。
後悔もあるかもしれないが、それも含めて自分を好きになってあげよう。
四畳半神話大系の名言その7
いずれにせよどんな形であれ、
僕は貴方に会って、全力で貴方をダメにします。
僕なりの愛ですわい。
ー小津
我々はドス黒い糸で結ばれてる訳です。
いずれにせよどんな形であれ、私は貴方に会って全力で貴方をダメにします。
僕なりの愛ですわい。
by小津(四条半神話体系) pic.twitter.com/qgDlNMNbXF— アオイ( (@sorahahaiiro) June 13, 2015
悪友って、人生において必要な存在だ。
なんだか深く考えると友への愛で胸がいっぱいになるセリフだぞ。
四畳半神話大系の名言その8
ただ好機というものはなかなか掴まえにくいものでしてね、
まるで好機のように見えないものが実は好機であることもあれば、
まさに好機だと思われたことが後から考えれば
まったくそうではなかったということもございます。
ー老婆
人生とはいつ何がどうなるかわからないもの。
だから面白いのだ。
四畳半神話大系の名言その9
ありもしないものばかり夢見て、自分の足元さえ見てなかったのだ
ー私
ないものをうらやむよりも今ある幸せに目を向けてみよう。
案外とってもいいものがっ転がっているかも。
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四畳半神話大系の名言その10
もちろん、自分では天誅だと思っている。
しかし世間の人間から見れば、阿呆の所業だ。
ー私
自分にとって、とても大切なものが他の人から見たらそうでなかったり、その逆もある。
けっきょく、人生は自分が楽しく生きてなんぼである。
四畳半神話大系の名言その11
なんでそんなことあなたに言わなくちゃならないの?
ー明石さん
さすが明石さん。
現代は気が弱く胃を痛くする人がとても多い。
こんな風にはっきりとものの言える明石さんを見習いたい。
四畳半神話大系の名言その12
7畳やら8畳やら10畳やらの部屋に住む人間は、
本当にそれだけの空間を我が物として支配するに足る人間なのであろうか。
ー私
単純に、富は多ければ多いほど良いというわけでもない。
自分にとってちょうどいい量というものがあるはず。
そこから幸せを見つけていきたい。
四畳半神話大系の名言その13
あなた、自分の才能を生かせてないようにお見受けします。
ー老婆
案外、人って、自分って、思ったよりやれるヤツだ。
やってもいないのに自分を過小評価するのはやめよう!
四畳半神話大系の名言その14
不毛と思われた日常は なんと豊穣な世界だったのか
ー私
今晩、京都は五山送り火。五山と言えば、思い出すのは森見登美彦さんの大傑作『四畳半神話大系』。中村佑介さんがキャラクター原案を手がけたアニメ版も名作です。「不毛と思われた日常は何と豊穣な世界だったのか」(『四畳半神話大系』アニメ版より) pic.twitter.com/qDLdxbFjPt
— 平凡社 (@heibonshatoday) August 16, 2014
自分が取るに足らない人生を送っていると持っていても、案外外から見ると羨ましい人生だったりする。
人はないものねだりをしすぎなのだ。
"四畳半神話大系"の名言・格言まとめ
この記事では、"四畳半神話大系"の名言・格言を紹介した。
心に響くステキな名言がたくさんあったが
「ほんの些細な決断の違いで 私の運命は変わる。無数の私が生まれる。」
「ありもしないものばかり夢見て、自分の足元さえ見てなかったのだ」
という言葉が私はとくに印象に残っている。
名言だけでなく、作品自体もとっても胸打たれる内容となっている。
休みの日にアニメ"四畳半神話大系"を、全話イッキ見してみるのも楽しいかもしれないぞ。