かつ丼・海鮮丼・親子丼・天丼…世の中にはいろいろな種類の丼ものがあるが、君が一番好きな丼ものはなんだろうか。
私はといえば、かなり食い意地がはっているため、正直丼ものは何でも大好きなのだが…あまり食べる機会が頻繁にないからか、目の前にあるとすこぶるテンションが上がるものがある。そう、うな重だ!
丼ものファミリーの中でも一際高級感を感じる、うな重! 今回は、そんなうな重の主役、ウナギについての雑学を紹介していこうと思う!
【食べ物雑学】うな重の「並」と「特上」の違い
【雑学解説】品質の善し悪しではなくウナギの量の違いだった
ウナギ屋さんのメニューでよく見かける、並と特上の文字。これの意味を正しく理解している人は、果たしてどれほどいるのだろうか。
かくいう私も完全に、ウナギの品質が普通のものが並で、高級なものが特上なのかと思い込んでいたが、そんなことは一切関係なかったようだ。
単純に小さいウナギは並、大きいウナギは特上。というだけの話。品質の違いは一切ない。
でも、並や特上でウナギ自体の違いは計れないとするならば、品質の違いはどうやって見分ければいいのか。そもそも、美味しいウナギってどんなウナギなのか…。
私としても、どうせ食べるなら美味しいものを選んで食べたいため、「品質の高いウナギ」についても、詳しく紹介させてもらおう!
【追加雑学①】養殖と天然の違い
ウナギの種類を大きくわけると、養殖もののウナギと天然もののウナギ、その2種類に分けられる。
なんとなくイメージでは、なんでも天然ものの方が美味しいのでは…と思いがちだが、ウナギの場合は一概にそうとはいえない。なぜならば、天然ウナギはそのウナギが過ごした環境・時期・食べたものなどの影響で品質のバラつきができやすく、美味しいものとそうでないものとの落差が非常に大きくなるためだ。
一方養殖ウナギは、その道のプロともいえる人の手が加わるため、品質管理が徹底されており、どれを食べても一定の基準を満たした美味しさを味わうことができる。
実は、例外も存在する。
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【追加雑学②】下りウナギ>養殖ウナギ≧普段の天然ウナギ
その例外のキーワードは「下りウナギ」。これは10月頃に、冬眠や産卵のために栄養をたくさん蓄え、川を下りだす頃のウナギの名称。
これが一般的にウナギの一番美味しい時期とされており、もちろん天然でしか味わえないもの。それがこの下りウナギなのだ。
つまり、下りウナギ>養殖ウナギ≧普段の天然ウナギという美味しさ順番になるため、下りウナギの時期である10月頃は天然ウナギを、それ以外は養殖ウナギを食べていくのが一番美味しくウナギを味わえる方法だろう。
ちなみに、10月頃でも輸入物のウナギなど、下りウナギとはいえない天然ウナギも当たり前のように販売されているため、「これは国産の下りウナギですか」と確認してから購入するのが確実だ。
【追加雑学③】ウナギをもっと美味しくするおすすめの調理法
そんなことをいっても、いつでも高品質のものが手に入るわけではないし、手軽においしいウナギを食べたい! スーパーとかで売ってるパックウナギをもっと美味しく食べる方法はないの? と、私の食い意地魂が叫んでいるため、少し調べてみた。
なんと! 安いウナギを美味しくする方法があるというではないか!
その調理法とは、とっても簡単。最初にウナギを熱湯洗いしてウナギについたタレを落とした後、フライパンで水とお酒を入れて1~2分蒸し煮するだけ!
なんでも、パックウナギにもともとかかっているタレは、おいしそうに見せるための着色料や香料がふんだんに使われている見た目重視のタレらしく、味はあまり良いとはいえないらしい。熱湯でウナギを柔らかくし、さらに臭みもとれ、さらにさらに見た目重視のタレを洗い流すことにより、一石二鳥ならぬ一石三鳥! というわけだ。
素材の味を楽しみたければそのまま、味の濃いものが食べたければ別売りの市販のタレをそのままかけるだけで、手軽に美味しいウナギが食べられるので、ぜひとも試してもらいたい!
雑学まとめ
今回は、ウナギについての雑学を紹介させてもらった。
まさかまさかの並と特上の違い…ただ大きさが違うだけとは驚きだった。これからは、ダイエット中のときは「並」を、どうしても腹ペコなときは「特上」を注文しようと思う。
また、パックウナギを美味しくする簡単な調理法も1度は試してもらいたい。
それでは、お腹も減ってきたことだし、今回はこのへんで!
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