「タッチネット!」とコールされた後、「つま先がちょっとだけネットに触れただけでプレーに全く支障はない!」と言い放つ選手…
こんなやり取りを審判としているテニスの中継を見たことがあるだろうか。実は、プレー中に少しでもネットに触れてしまうとその時点で相手に1点入ってしまうのだ。
今回は、意外と知られていないテニスの雑学「タッチネット」について解説していくぞ!
【スポーツ雑学】テニスで試合中にネットに触れると相手の得点になる
【雑学解説】テニスで少しでもネットに触れたらタッチネット
「タッチネット」「ネットタッチ」呼び方はどちらでも構わない。選手がプレー中、ネットにほんの少しつま先が当たっただけでも相手の得点になってしまう。
実はこのタッチネットは、得点が決まった後ならネットに触っても問題ない。あくまでも、得点が決まる前(ボールが2バウンドするまで)にネットには触れるなよ、ということなのである。
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【追加雑学】テニスのルール!ネットを越えると相手の得点になる
テニスには、タッチネットと近いルールで「オーバーネット」というルールが存在する。これは名称の通りネットをラケットなどが越えたら相手の得点になるルールだ。
オーバーネットもタッチネット同様で、得点が決まった後にラケットなどがネットを越えても問題ない。あくまでもプレー中にネットを越えたらオーバーネットとなるのだ。
極端にいえば、相手のエリアでボールを触ってポイントを決めることなので、そりゃダメに決まってる。ただプレー中にネットからラケットが出るようなことが実際にあるの? と思う方もいるだろう。
そんな方はこの動画を見てほしい。動画の1分15秒あたりでがっつりオーバーネットしている。
いやいや! ラケット飛び出しすぎだろ! 明らかにオーバーネットしてダメなのに、審判に抗議してるよ…
雑学まとめ
いかがだっただろうか。今回の雑学ではタッチネットとオーバーネットについても解説したが、意外と細かいテニスのルールに驚いたかもしれない。
考えてみたら、少しでもズレが生じると、ネットが動いて本来入っていたものが入らなかったり、ありえない距離でボールを打たれたりしてしまう。卓球にもタッチネットはあるようなのでプレーする際は注意してほしい。
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