異なる会社のキャラクターは、よほどのことがない限り、同じ作品で共演することはないだろう。
ディズニーのミッキーマウスはディズニーが作ったキャラと共演するし、ワーナー・ブラザーズのバッグスバニーはワーナー・ブラザーズのキャラと共演するものだ。
しかし、ディズニーとワーナー・ブラザーズのスターは、1度だけ共演したことがあるのだ! なぜこの奇跡の共演を実現できたのか…。今回は、そんな雑学を紹介しよう。
【サブカル雑学】ミッキーマウスとバッグスバニーは共演したことがある
【雑学解説】最初で最後の奇跡の共演!
「ロジャー・ラビット」というのは、1988年に公開されたディズニーのコメディ映画である。実写とアニメの融合を目指した作品で、現実の人間とアニメのキャラクターの掛け合いは、一見の価値ありだ!
映画のストーリーとしては、アニメ会社の社長が殺害された事件をきっかけに、容疑者となったウサギのロジャー・ラビットと、私立探偵のエディがひょんなことから行動を共にし、真相を探っていくというものだ。
ドタバタコメディながらも、大人向けの作品となっている。
「ロジャー・ラビット」は、実写とアニメの融合の他にも、ディズニーアニメと他会社のアニメとの融合もはかった作品だ。
作品内では、ディズニーでおなじみのキャラクターが多くゲスト出演しているが、ディズニー以外の会社のキャラクターも同じくゲスト出演している。中には、ディズニーキャラと他会社キャラの共演シーンもあった。
その共演シーンで代表的なものが、ミッキーマウスとバッグスバニーだ。短いシーンではあるが、アメリカのアニメ界の代表的なキャラクターの共演シーンは興奮ものである。
ちなみに、ミッキーマウスとバッグスバニーが共演したのは、後にも先にも「ロジャー・ラビット」だけである。
なぜミッキーマウスとバッグスバニーが共演できたのかというと、映画で出演してもらう際に、バッグスバニーが所属するワーナー・ブラザーズからの条件に「ミッキーとバッグスを同じ画面に出す」というものがあったからだ。
スポンサーリンク
【追加雑学】他にも様々なキャラクターが出演
「ロジャー・ラビット」は、ディズニーと他会社のアニメの融合をはかった作品でもあるので、もちろんバッグスバニー以外にも様々な会社のキャラクターが出演している。
ワーナー・ブラザーズからは、バッグスバニーの他にダフィーダックなどが出ている。特にダフィーダックはドナルドダックと共演しているシーンがあるので、こちらにも注目してほしい。
他には、パラマウント映画からベティ・ブープといった、アメリカアニメ界の大御所も出演している。ちなみに、他のキャラクターたちはカラーなのに対し、ベティだけ白黒で着色されている。
出演しているディズニーキャラに負けず劣らず、他会社のキャラクターが登場しているので、アメリカのアニメ作品が好きな人にとってはたまらない映画だろう。
雑学まとめ
今回は、驚きの共演エピソードについての雑学を紹介させてもらった。
違う会社同士のキャラクターが共演する作品というのは、あまり目にすることがないかもしれない。しかし、ディズニー映画の「ロジャー・ラビット」では、ディズニーキャラと他会社キャラの夢の共演を楽しむことができる。
メインはロジャー・ラビットやエディなので、他のキャラは脇役に過ぎないのだが、ぜひ1度は見てほしい名作だ。
おすすめ記事
-
オズワルドよ…ディズニーが著作権に厳しい理由はユニバーサル社が原因…。
続きを見る