体調管理のために避妊薬を飲んでいる女性も少なくない。しかし、せっかく服用していても自分で効果を消してしまうことがあるというのだ。それが烏龍茶。
今回は女性にぜひとも知っておいてもらいたい、避妊薬と烏龍茶の飲み合わせについて紹介していくぞ。この雑学を男性陣も頭にいれ、ぜひ彼女や奥さんに伝えてほしい。
【人体雑学】烏龍茶と避妊薬ピルは飲み合わせが悪い
【雑学解説】避妊薬のホルモン剤と烏龍茶のカフェインの相性が悪い
烏龍茶のカフェインと、避妊薬ピルに含まれているホルモン剤の相性が悪く、一緒に飲んでしまうと、避妊薬がむしろ体へ悪影響を与えるといわれているのだ。具体的には頭痛や下痢・不正性器出血・下腹部痛といった症状が起こりやすくなる。
さらに、心筋梗塞や脳梗塞・血栓症といった重篤な疾患につながる可能性もあるというのだ。烏龍茶を1口程度ならさほど問題はないと思うが、避妊薬を服用している人は普段から烏龍茶を控えることをおすすめする。
自分は大丈夫と思わずに、「避妊薬を飲んでいるときは烏龍茶はNG」と覚えておこう。
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【追加雑学①】避妊薬は避妊以外にもメリットがある
避妊のために避妊薬を飲んでいるという人も多いと思うが、実は避妊薬は避妊だけでなく次のようなメリットもある。
- 生理痛やPMSの緩和
- 子宮体がんや卵巣のう腫といった女性特有の病気の予防
- 生理不順の改善や生理周期の調整
避妊薬の避妊以外の効果を分かりやすくまとめた動画も紹介しておこう。
避妊というイメージが強いが、上記の動画をみても分かる通り、生理不順や毎月の生理痛が重くてつらい、という人の悩みを解決してくれる心強い味方でもある。興味がある人が一度、産婦人科を受診してみるのもよいだろう。
【追加雑学②】副作用もあるため必ず事前に診察を
良いことばっかりの避妊薬だが、残念ながら副作用もある。主な副作用は飲み始めの1~2か月で、頭痛や吐き気・不正出血というもの。これらは時間の経過ともになくなっていくが、万が一我慢できない場合は避妊薬の種類を変えてもらうこともできる。
しかし、家族に心筋梗塞を起こした人がおり、血栓症のリスクが高い・タバコを35歳以上で吸っている・高血圧や血糖値が高いという人は、健康面から事前にしっかりと医師の診察を受ける必要があるから覚えておこう。
雑学まとめ
今回の雑学はいかがだっただろうか。避妊薬は女性にとってメリットが多い心強い味方だが、飲み方に気を付けないと危険な薬でもある。もしも周りで、避妊薬と烏龍茶を一緒に飲んでいる人を見かけたら、すぐに止めてあげよう。
今回紹介した烏龍茶と避妊薬以外にも、
- アルコールとH2ブロッカー胃腸薬
- グレープフルーツと睡眠導入薬
も飲み合わせが悪いため、薬の効果を良くするためにも覚えておくことをおすすめするぞ。
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