カープ! カープ! カープ広島! 筆者は広島出身で、生え抜きのカープファンである。
そして今回お届けするテーマは広島カープのマスコットキャラ「スラィリー」。あの鮮やかな青色が特徴の不可思議な生き物である。カープのマスコットといえば「カーブ坊や」もいるが、着ぐるみとして球場に登場するのはスラィリーなので、テレビで見かけるのはこちらの方が多いかもしれない。
そんなスラィリーだが、実はアメリカのプロ野球「メジャーリーグ」に瓜二つのマスコットキャラがいるのをご存知だろうか。今回は気になるそのマスコットの正体についての雑学を紹介しよう。
【スポーツ雑学】広島カープのマスコット「スラィリー」はMLBにもいる?
【雑学解説】スラィリーにそっくりのマスコット「フィリー・ファナティック」とは?
カープのマスコット「スラィリー」に瓜二つというのはメジャーリーグの「フィリー・ファナティック」だ。フィリー・ファナティックはメジャーリーグ球団「フィラデルフィア・フィリーズ」のマスコットとしてアメリカでは知られている。
一体どのくらい似ているかというと、百聞は一見にしかず。実際に見ていただく方が早いだろう。まずは以下の動画でスラィリーの姿を確認していただきたい。
スラィリーは青い体に長い首が特徴的なマスコット。なんともユニークでかわいらしいキャラクターである。さて、肝心のフィリー・ファナティックは次の動画で確認してほしい。
緑色の体に長い首のマスコットだ。なんともスラィリーに似ている…というより、ただの色違い! まさに瓜二つといえるだろう。
一体なぜここまでそっくりなのだろうか。それはこの2つのマスコットをデザインした企業が関係している。くれぐれもパクリ問題ではないのでそこは安心だ。
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同じ企業がデザインしている
皆さんは2つのマスコットに共通する色鮮やかで毛糸のような体毛に見覚えはないだろうか。2つのマスコットはなんとセサミストリートと同じ会社がデザインしているのだ。
その会社はアメリカの「ハリソンエリクソン社」。デザインした会社が同じなのだから、ここまで似ているのも納得である(なぜそっくりにデザインしたのかは定かではない)。
ちなみにスラィリーが登場したのは1995年。フィリー・ファナティックが登場したのは1978年なのでスラィリーの方が年下だ。
アメリカにはマスコットを称える表彰「マスコット栄誉の殿堂」というのがある。過去にフィリー・ファナティックが殿堂入りしたときは、その紹介文にスラィリーは片割れのような存在と記載されたそうだ。
もし、日本やメジャーの球場へ野球観戦に行く機会があればぜひそのパフォーマンスを楽しんでほしい。
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【追加雑学】中日ドラゴンズのドアラには師匠がいる
さて、スラィリーにまつわる話を紹介したが、野球のマスコットキャラといえば他にもたくさんいる。その1人が中日ドラゴンズのドアラだ。
ドアラは身体能力が高いマスコットとして知られており、球場ではさまざまなアクロバットパフォーマンスで観客を沸かせてくれる。
そんなドアラに実は師匠がいることをご存知だろうか。その名も「ゴールデンドアラ」。見た目はドアラに近いが、金色のユニフォームに長い耳毛が特徴なのである。
しかも過去に球場に登場したのは2003年の9月15日から9月17日のわずかな試合だけという、もはや幻の存在なのだ。
設定ではドアラの故郷にいるそうなので、またいつの日か現れてくれることを野球ファン皆で願いたいものである。
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雑学まとめ
今回はプロ野球のマスコットにまつわる雑学をお届けした。
プロ野球といえば当然、試合の行方が最も注目されるが、実際に球場へ足を運べばマスコットやチアリーダーのパフォーマンスを楽しむことができる。もし、好きな球団があればぜひ現地で応援してみよう。
ちなみに筆者は野球観戦は大好きだが、実際のプレーはからっきしである。バットをボールに当てることさえできないのだ…。運動神経が欲しいと願うばかりである。
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