子供のときは「トイザらス」に連れて行ってもらえるとすごくワクワクしていた。トイザらスには数多くのおもちゃが売られており、子供にとってはまさに「夢の国」だった。
しかし、よーく考えると「トイザらス」って名前はちょっとおかしいことに気が付く。そう、「ら」だけなぜかひらがななのだ。
子供のときこの事実に気が付いて首を傾げたが、「まあいいか」と思って流していた。だが、大人になってからまた気になってきたので調べてみた。
実は「ら」がひらがなであることには、ふかーい理由があったのだ。本雑学記事でその理由について紹介していく。
【生活雑学】トイザらスの「ら」がひらがなである理由とは?
【雑学解説】「ら」がひらがななのには、深い意味があった
トイザらスは、世界各国に存在するおもちゃ販売店だ。
最近アメリカではトイザらスが閉鎖されてしまったが、日本では今もなお存在している。
「トイザらス」はなぜか「ら」だけひらがなになっている。そもそも、トイザらスは英語表記だとToys“R”Us。Rだけ文字を反転させているのだ。
Rという文字は、英語圏の子供がアルファベットを覚えはじめたとき、よく反転させて書いてしまう。トイザらスの社員はそこに目を付けた。
そして、「子供達に親しんでもらえるように」と「子供の間違いもそのまんま認めるよ」という意味を込めて、Rだけ反転させたのだ。
そして、日本語表記の場合でもそのニュアンスを表現するために、「ら」だけをひらがなにしているのだという。別に「ら」に関しては日本の子ども達が間違えやすいとか、そういうのはない。
なかなか深い意味が込められているんだなあと思った。子供の間違いすら認める、という考えは素晴らしいものである。
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【追加雑学①】トイザらスのキリンは「ジェフリー」
トイザらスといえば、キリンのマスコットキャラクターが有名だ。
あのキリンのキャラクターの名前は、「ジェフリー」という。ジェフリーは5歳の男の子という設定だそう。
こちらのCMでソリに乗っているのがジェフリーくんだ。とても5歳とは思えない身のこなしだが、そこは置いておこう。
ジェフリーの特徴は、体の茶色い模様が星の形をしていることだ。この模様には不思議な力が宿っており、ジェフリーは模様のおかげで、おもちゃと会話することができる。
さらには、なんと! 宇宙上に存在する星の数と同じ数の友達と、触れ合うことができるのだという。
いや、星と同じ数って、とんでもない数だぞ。世界中の子供と触れ合うことができるじゃないか…。とんでもない能力を得たキリンのようだ。
【追加雑学②】トイザらスでおもちゃを1億円分買い取った人がいる
2018年のことだが、トイザらスでおもちゃを1億円分買い取った人がいることをご存知だろうか。
アメリカのトイザらスが閉鎖されることになったとき、ある店舗の店内全てのおもちゃを買い取った人物が現れた。しかも、買い取ったおもちゃは、アメリカの貧しい子どもたちにプレゼントするつもりだという。なんと偉大な人物だろうか。
その人物の正体はいまだ明らかになっていない。「ビル・ゲイツ」ではないかという噂も立っているが、真相は不明だ。誰なのかは言わないという約束がその人と店の間でされているため、トイザらスの従業員に聞いても教えてくれない。
また、その人物は巷では、「サンタクロース」と呼ばれている。たしかにこの行動は、サンタクロースそのものだ。
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雑学まとめ
今回の雑学記事では、トイザらスの「ら」がなぜひらがななのかについて解説した。
「ら」がひらがなであるのは、「子供の間違いもそのまんま認める」という温かくて深い意味があった。なかなかに衝撃的…。
子供と一緒にトイザらスに行ったときは、ぜひこの雑学を子供に話してみてはいかがだろうか。