もし、「日本で1番真面目な有名人といえば?」という質問があれば、その回答は人によってバラバラになるに違いない。しかし、「日本で1番テキトーな有名人といえば?」という質問ならば、圧倒的支持率? を誇る人物がいるだろう。その名は、高田純次。
その発言や行動はいつもテキトーであるが、日本中の誰もがそのテキトーさを受け入れており、憎めないキャラとして親しまれている。
しかし、高田純次はそのテキトーさゆえに、海外ではいろいろと問題を起こしているらしい。なんと、オーストラリアでは指名手配までされている!
高田純次はオーストラリアで何をしでかしたのだろうか? 今回は「日本一のテキトー男」高田純次に関する雑学をご紹介しよう!
【面白い雑学】高田純次はオーストラリアで指名手配されている
【雑学解説】高田純次が指名手配された経緯
現在はお笑い芸人として人気の高田純次だが、もともとは売れない役者だった。もちろん、役者だけでは食べていくことはできず、宝石販売会社に勤めていたこともあるらしい。そのため、ダイヤモンド鑑定士の資格をもっていることでも知られている。
高田純次がブレイクしたのは、1985年(昭和60年)から始まった「天才・たけしの元気が出るテレビ!!(元気が出るテレビ)」に出演したのがキッカケ。
「元気が出るテレビ」では、朝早くにバズーカを鳴らしてターゲットを驚かせる「早朝バズーカ」などの企画で破天荒なキャラクターを披露しており、それが高田純次の魅力として人気を集めたのだ。
そして、高田純次が指名手配された原因となったのが、オーストラリアのテレビ番組「TONIGHT LIVE WITH STEVE VIZARD」。
この番組で取り上げられた日本人留学生が、「高田純次が日本の代表的コメディアンである」と紹介したことがキッカケで、高田純次が同番組に出演することになったのである。
番組に登場した高田純次は、いきなり司会者に向けてバズーカを放つなど、普段どおりの破天荒さを発揮。番組内では「バズーカ・イズ・マイラバー」と「ドント・ウォーリー、ビー・ハッピー」のみを繰り返して、テキトーに受け答えするという荒業(通常営業?)を披露した。
そして、司会者から「早朝バズーカ」をお願いされると、夜の街に繰り出して一般人の家でバズーカを放つなど大暴れ。あまりの騒音に近所から通報されてパトカーがくる騒ぎとなった。のちに住民から騒音被害で訴えられて、オーストラリアで指名手配されたのである。
ちなみに、その後も高田純次はロケなどでオーストラリアを訪れたが、逮捕はされていないとのこと。意外とオーストラリア警察もテキトーなのかもしれない!?
高田純次は韓国で入国禁止になったことも!
高田純次のワールドワイドなお騒がせは、これだけでは終わらない。
「元気が出るテレビ」で韓国ロケに行った際、ソウルの女子大前でいつもの調子で「あなたは処女ですか?」と質問したところ、女子学生のなかに韓国の要人の娘がいたそうだ。
この質問が女子学生に対して失礼であり、韓国の儒教文化を軽視していると韓国政府に目をつけられた高田純次は、ブラックリストに載って5年間の入国禁止令が出されてたという。
高田純次のテキトーさは、残念ながら韓国では受け入れられなかったようだ。とはいえ、高田純次はそんなことは全然気にせず、ネタの1つとしか思ってないのだろう。
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【追加雑学】タケちゃんマンの敵・ブラックデビルは高田純次が演じていた!
昭和時代に大人気だったお笑い番組に「オレたちひょうきん族」がある。
そのなかでも「タケちゃんマン」のコーナーは、ビートたけし扮するタケちゃんマンと、明石家さんまが演じるユニークな敵が対決するコントで、かなりの人気を集めていた。
明石家さんまが演じる敵役には、「アミダばばあ」や「ナンデスカマン」などのユニークなものが多かったが、1番印象深いのは最初のライバルである「ブラック・デビル」だろう。
しかし、意外なことにブラック・デビルを最初に演じていたのは、明石家さんまではなく高田純次だったのである。
「元気が出るテレビ」が縁で「タケちゃんマン」に出演した高田純次だが、ブラック・デビル役の初回収録後におたふく風邪にかかってしまった。そのため急遽代役を立てることとなり、サイズを変えずにブラック・デビルの衣装を着られた明石家さんまが2代目のブラック・デビルとなったのだ。
そして、明石家さんまのブラック・デビルは人気となり、明石家さんま本人も大ブレイクを果たしたのは、ご存じの通りである。
つまり、高田純次がおたふく風邪にならなかったら、いまの「お笑いビッグスリー」に高田純次が名を連ねていたかもしれない!?
高田純次の雑学まとめ
今回は高田純次の驚きの雑学を紹介した。
「日本一のテキトー男」こと高田純次の伝説的なエピソードは、キャラクターどおりの破天荒なものだった! ある意味、その破天荒さは世界にも通じるという証拠なのだろうか…。
芸能界にも、そのテキトーさに憧れる人は多いそうだが、高田純次のような生き方は誰にでもできることではない。アナタが高田純次に憧れて、その行動を真似るのは自由だが、指名手配される覚悟はもっておくように!