クリームパンといえば、グローブ型のパンの中にタップリのカスタードクリームが詰まっており、老若男女問わず大好きな人も多いであろう。しかしクリームパンのあの形に疑問を感じたことはないだろうか?
クリームパンはよく食べるけれど、特に考えたことなかったーという人もいるかもしれない。いわれてみるとたしかに、なぜだろうという疑問がわく。
今回の雑学は、クリームパンのあの形に込められた理由に迫っていこう。実は意外な理由だった!?
【食べ物雑学】クリームパンがグローブの形になっている理由とは?
【雑学解説】クリームパンの形は空洞対策!
皆さんは、クリームパンが誕生したのはいつ頃だと思うだろうか? 昭和あたり? いえいえ! 実は意外と歴史が古く、明治37年頃からあるのだ。ちょっとビックリなのではないだろうか。そしてどこの国発祥なのか意外と知らない人が多いかもしれない。
クリームパンの発祥はなんと日本! クリームパンの元祖は新宿中村屋さんなんだとか。そして実は、当初のクリームパンはグローブ型をしておらず、半円型で売り出していたらしい。
しかし、その形では生地とクリームのあいだに空洞ができてしまい、クリームが少なく感じてしまう。そこでパンに切り込みを入れることにより空気を抜いて、空洞ができないようにしたということだ。
あの切り込みは、パンを購入した人をがっかりさせないための、お店の優しさから生まれたものだったのだ!
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【追加雑学①】クリームパンはシュークリームを参考に作られた?
クリームパンが日本発祥ということを先ほど紹介したが、何を参考にクリームパンが生まれたか想像がつくだろうか? クリームパン以外で中にカスタードクリームが入っているものといえば…そう! シュークリームだ。
シュークリームの美味しさに感動した中村屋の創業者が、パンの中にクリームを入れることを思いついたというのだ。どうやらその当時、あんパンが流行っていたらしく、そこからもヒントを得たということだ。
あんなに美味しいパンを思いついてくれて、ありがとう! ああ、クリームパン食べたくなってきた…。
【追加雑学②】クリームパンの成型方法をご紹介!【動画】
さて、中にはパンを手作りするよ! という方もいるだろうが、クリームパンのあの形はどのように成型するのだろうか? さっそく動画でみていこう。
クリームを詰めるところから始まる動画ではあるが、どれくらいの量のクリームを入れたら良いか、切り込みをどれくらい入れるのかなどが分からない人は、参考にしたい動画である。
難易度が高そうだが、ぜひチャレンジしてみてほしい!
クリームパンの雑学まとめ
クリームパンといわれると、やはりあのグローブの形を思い浮かべる人は多いだろう。
今回は、クリームパンがなぜ、あのような形をしているのかについてお届けした。結果、お店の優しい心遣いからという、うれしい理由によるものだった。
今回の雑学のように、意外と知っているようで知らない事実があったりする。今度クリームパンを購入するときは、また違った目でクリームパンを見ることができるかもしれないぞ!