クリスマスになると、トナカイのソリに乗ってやって来るサンタクロース。みんなが寝静まったころに煙突から入ってきて、プレゼントを置いていってくれる。
子供のころに読んだ絵本で、サンタクロースが煙突から入ってくる絵を見て「外国の家はいいなぁ~煙突があって」と、うらやましく思った記憶がある。しかし、そもそもなぜサンタクロースは煙突から入ってくるといわれているのだろう。
今回は、サンタクロースにまつわる雑学を紹介するぞ!
【生活雑学】サンタクロースが「煙突」から入ってくる理由とは?
【雑学解説】サンタクロースが「煙突」から入ってくる理由は「金貨」
サンタクロースは、古代ローマ帝国時代にキリスト教の司祭(神父)だった、聖ニコラウスがモデルになったといわれている。ニコラウスは教職者として貧しい人々に寄り添い、時には金貨を与え、救いの手をさしのべるような活動をしていたのである。
ある時ニコラウスは、とても貧しい家の三姉妹の存在を知った。嫁がせるお金もなく、娘たちを身売りに出さなければならないと聞き、ニコラウスは真夜中にその家の煙突から金貨を投げ入れたのだ。たまたま暖炉にかけてあった靴下の中に金貨が入り、その金貨のおかげで三姉妹は身売りに行かなくて済んだ…。
この逸話がもとになって、サンタクロースは煙突から入ってきて靴下の中にプレゼントを置いて行ってくれる! といわれるようになったのである。
【追加雑学①】カナダのサンタクロースに手紙を書くと返事をくれる
クリスマスが近くなると、子供たちはサンタクロースに手紙を書いて、欲しいものをおねだりするが…ぜひカナダのサンタクロースに手紙を書いてみて欲しい。なんと、サンタクロースが返事を書いて送ってくれるぞ!
しかも、日本からの手紙には、ちゃんと日本語で返事を書いてくれるという。私も子供のころに書いてみたかった…。
サンタクロースへの手紙のあて先は次のとおりだ。
Santa Claus
North Pole H0H 0H0
Canada
封筒に自分の住所も忘れずに書いて、国際郵便の切手を貼ってポストに入れるだけ。サンタクロースには世界中の子供たちから手紙が届くから、返事には時間がかかるかもしれないが、気長に待ってみよう。
手紙には、楽しかったことや今頑張っていることなどを書いてほしいとのことだ。子供たちが幸せにしている様子を知ることが、サンタクロースは1番うれしいのだ。夢があるなぁ~。
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【追加雑学②】サンタクロースの居場所を追跡するサイトがある
クリスマスに、世界中の夜空をソリに乗って走り回るサンタクロース。驚いたことに、サンタクロースの居場所が分かるサイトがあるのだ!
「NORAD Tracks Santa(ノーラッド・トラックス・サンタ)」というサイトが、毎年12月に開設される。サンタクロースがどこにいるのか見ることができるぞ! 今ごろどこの家の煙突にいるのかな…なんて考えていないで、追跡サイトをのぞいてみよう!
追跡サイト「NORAD Tracks Santa(ノーラッド・トラック・サンタ)」を発見!
その動画がこれだ! アメリカの上空を監視する組織であるNORAD(北アメリカ航空宇宙防衛司令部)が、毎年サンタクロースの追跡サイトを開設する。
サンタクロースがアメリカの上空にいるときは、軍の飛行機がサンタクロースを護衛しているぞ! まるで映画のようだが、実際にリアルタイムで見ることができる。アメリカらしくてかっこいい~。
サンタクロースと煙突の雑学まとめ
今回は、サンタクロースについての雑学を紹介した。サンタクロースが煙突から入ってくるといわれる由来は、モデルになった神父の優しくてあたたかい行動からだったのだ。私たちがイメージするサンタクロースにぴったりで、納得してしまった。
しかし…サンタクロースから返事が届いたり、追跡までできるなんてすごい! いつまでも子供たちに夢を与えてくれるサンタクロース。12月には、我が家の子供たちと追跡サイトを見て、一緒にクリスマスを楽しむぞ!
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