アルファベットがずらずらと並んでいる長い英単語は覚えにくい記憶がある。英単語の小テストとかで、長い単語にはいつも苦戦していた。
「impossible」みたいな長い単語が嫌いになってたなあ。
しかしだ! なんと世界には、18万9819字という長さの英単語があるというのだ!
は?? 18万。いやいやそんな長さの英単語、ノートにどうやって書けというのだ。もしそんな英単語がテストで出たら、答えられる自信がまずない。っていうか、書き終わる前にテスト時間が終了してしまうだろう。
本雑学記事では、その18万字以上あるという英単語の謎に迫っていこう。
【世界雑学】世界で最も長い単語は18万9819字になり、タンパク質を表している
【雑学解説】最も長い英単語はタンパク質を表す
世界で最も長い英単語は18万9819字、これは揺るがない事実であり、本当にこんな恐ろしい単語が実在するというのだ。
18万9819字の英単語は、「Methionyなんちゃらかんちゃらprolylleucine」で、どうやら「タンパク質」を表すらしい。いや、なんでタンパク質を表すのにそんなに長い単語になるんだよ! とツッコミたくなるが……。
そのタンパク質は「チチン」と呼ばれていて、化学物の命令法の1つであるIUPAC名によって、18万9819字もの名前が付けられているらしい。
どうやら、「筋肉の受動的弾性を生む分子バネの働きをする」巨大タンパク質のことみたいだ。
18万語も使わないと、特殊なタンパク質であることを表現できないらしい。ううむ、しかし、名前を付ける際に「こんなに長い名前にして良いのだろうか」って少しは思わなかったのだろうか。
化学物っていうことは、やっぱり学会とかで「こういう感じの名前にします」って発表したんだろう。誰か名称が長いことに突っ込んでやれよ。
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【追加雑学①】その他の長い英単語
世界で1番長い英単語は18万9819字だった。では2番目に長い英単語は、なんなのだろうか。
どうやら「Methionなんちゃらかんちゃらserine」という文字列で、19153語あるトリプロファン合成酵素と呼ばれる化学物質らしい。また化学物質か。
やれやれ、化学者は長い名前がお好きのようだ。
3位は「Lopadoなんちゃらかんちゃらterygon」という文字列で、これは戯曲「女の議会」で登場する架空の料理だ。創作した物語に出てくる名前ということで、「寿限無寿限無」に近いのかもしれない。
ちなみにこれは183文字である。183文字でも十分長過ぎるのだが、18万字以上の英単語を知ったせいで、短く感じてきた。
【追加雑学②】最も読みが長い漢字は何?
気になったので、最も読みが長い漢字に関しても調査した。
1番読みが長い漢字は「ほねとかわとがはがれるおと」という読み方で「砉」と書くらしい。って「骨と皮とが剥がれる音」って……怖すぎる! 使いどころが分からない。
ともかくこれが13音を持つ漢字で最長とされているわけだ。
同じく13音を持つ漢字がもう1つ存在した。
それは「裋」という漢字で「まつりのそなえもののかざり」と読むみたいだ。こっちも使いどころは一切不明だ。「祀りの供え物の飾り」って普通に書いた方が意味が伝わりやすくないだろうか……。
このように日本の漢字にもヘンテコなものが数多く存在し、海外のことを悪く言えるような立場でもないことが分かる。
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雑学まとめ
いかがだっただろうか。本記事では、世界で最も長い英単語についての雑学をご紹介した。
まさか最も長い英単語が18万字以上するなんて衝撃的だった。
機会があれば、この単語をぜひ音読してみてはいかがだろうか。恐らく3時間以上はかかるだろう。そのうちだんだん顎が悪くなってきて、砉(ほねとかわとがはがれるおと)がしそうだ。