ここ最近だが、「エコブーム」といって地球温暖化を食い止めようとする動きが世間で広まっている。一人一人の心がけで地球を救おうという流れがあるようだ。
だがそんな流れに逆行するかのような説があることをご存じだろうか。
なんと! 地球は今後温暖化ではなく氷河期に突入するという説があるのだ!
一体どういうことだろう。以下の雑学で詳しく説明していこう。
【自然雑学】地球は今後、氷河期に入る?
【雑学解説】地球は20年後から気温が下がり始め、今後氷河期に入るという説がある
今の地球は温暖化ではなく、氷河期に向かっているという説がある。しかも、早ければ約20年後には氷河期に突入するというのだ。
もっとも、氷河期といっても、あたり一面氷漬けになるというレベルではなく、「ミニ氷河期」と呼ぶようなレベルみたいだが…。
それでも大変なことに変わりはない。氷河期が訪れたら作物が育たなくなり、食糧危機などに直面するかもしれないのだ。
なぜこんな説が打ち立てられたのだろう。理由はいくつかある。
一つは、太陽の活動が、20年後には現在の60%程度にまで減少する可能性があるからという理由だ。現在太陽は黒点の数がどんどん減少しているという。太陽の活動が活発になると磁場が表面に飛び出し、磁場の出入り口は黒点となるのだ。その黒点が減少しているということは、太陽の活動が弱くなってきているということだ。
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また、今後大規模な火山活動によって寒冷化に向かうという説もある。火山が噴火すると、煙が太陽の光を遮って気温を下げてしまうのだ。
このような理由から、地球は寒冷化に向かうと予測されているのだ。
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【追加雑学①】あれほど温暖化になるって騒いでいたのはいったいなんだったの?
では、あれほど地球温暖化になると騒いでいたのはいったいなんだったのか。特に最近では、埼玉県の越谷で40度を超える猛暑を記録するなど、温暖化を裏付けるような事象がいくつもでてきた。
正直、地球は寒冷化に向かっているといわれても、にわかに信じがたい。
温暖化になる理由として挙げられているのが、二酸化炭素の増加だ。燃料の消費などによって、地球上には二酸化炭素が増え続けているため、気温が上昇しているという。
だが本当のところ、二酸化炭素の増加が温暖化につながっているとは、はっきりわかっていないのだ。
温暖化は嘘かもしれないし、本当かもしれない、というのが現状のようだ…。
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【追加雑学②】実は17世紀にも地球に「ミニ氷河期」が訪れていた
実は17世紀、日本が江戸時代のころにも、地球で「ミニ氷河期」が訪れていたのをご存じだろうか。
江戸時代には寒さによる飢饉が大量に発生したという。そして一揆なども巻き起こり、大パニックになったらしい。江戸時代ではエアコンどころか石油ストーブすらない。よく寒さを乗り切ったものだ……。
ミニ氷河期だったときは、やはり太陽の黒点が少なくなる減少が起きていた。今も黒点の数が減ってきている。ということは今後やはり、地球にまたミニ氷河期が訪れるかもしれないのだ。
雑学まとめ
今回は、地球は今後氷河期に入る説がある、という雑学をご紹介した。しかも氷河期に突入するのは20年後かもしれないというのだ。今のうちに寒さ対策を万全にしておこう!
…と言いたいところだが、氷河期に入るというのはあくまで説の一つである。地球は今後温暖化するかもしれないし、氷河期に入るかもしれない。まだ明らかになってないのだ。
何にせよ、今後の地球のことはみんなで考えていくべきだ…。