トータルCD売上8,600万枚以上という、脅威の売上枚数を誇る日本一のロックバンドB'z。
B'zのことはあまり詳しくない! という方でも、あの曲を聴けば思わず「ハァイ!!!」とジャンプしてしまう人も多いだろう。
B'zに関しての雑学はいろいろあるが、今回は「B'zは昔A’zという名前だった」という名前の由来雑学を、28年来のB'zファンである私がご紹介するよ!
【面白い雑学】B'zは昔A'zという名前だった
【雑学解説】B'zの名前の由来は?意外と適当につけられた?
B'zの名前の由来を本人たちに聞いても、「深い意味はない」「昔は適当に答えていた(byギター 松本さん)」というとてもあいまいな答えが返ってくる。
過去のインタビューや雑誌、ラジオなどの記録から本人たちが語るB'zの名前の由来を確認できたのだが、「適当に」というだけありたくさんの答えがあるのだ…。
しかし! 2012年のB'zのドキュメンタリー番組「only two」で、本人たちから語られた由来の話が有力なのでご紹介する。
A~Zの全てをカバーする意味をこめて、AtoZ→A’z(アズ)に決めた。しかし、A’zだと読み方がエーズ、またはエイズ(AIDS)と読まれる恐れがあったために、じゃあAの次のBで「B'z」にしよう! という感じでまとまった。
他には「Bには男性的なニュアンスがあるため」とか「ビートルズなどの力強いバンドからあやかってB」…などの説もあるのだが、いずれにしても、バンド名に関しては当の本人たちがあちこちでさまざまなことを話しているので、結局のところ「深い意味はない」が正解なのだろう!
この他にもまだまだあるので紹介する!
BeesがB'zになった説
「ハチの群れをBeesというが、そこからB'zと名づけた」これはボーカルの稲葉さんがラジオで語っていた言葉だ。
ちなみに、B'zファンクラブの会報の中では、お役立ち情報などをつぶやいている「Bees☆ke(ビースケ)」という、かわいい蜂のキャラクターがいる。
ファンクラブの一般応募で決まった(私も応募すればよかった!)のだが、稲葉さんがラジオでいった「Bees」の話がキャラクターの由来になっている。
ビートルズのBとレッド・ツェッペリンのZからB'zになった説
松本さんが2012年に「ビートルズのBとレッドツェッペリンのZ」とも言明している。
先ほどからツェッペリンって出てくるけど、なぜツェッペリンなの? と思った人も多いだろう。レッド・ツェッペリンは、イギリスのロックバンド。1970年から1980年代にかけ、ロック界に革命を起こしたともいわれる人たちだ。
B'zの松本さんも高校時代にツェッペリンに憧れインスパイアされており、B'zの曲の中にはちょいちょいツェッペリンの曲のフレーズが入ることがある。ツェッペリンはB'zのルーツともいえるのだ。
また、後述するが松本さんと稲葉さんの出会いの話に、ビートルズははずせない。そんなところから「ビートルズのB・ツェッペリンのZからとった」という話が出たのかもしれない。
スポンサーリンク
【追加雑学①】B'zはレッド・ツェッペリンのパクりバンド?
B'zの曲にはツェッペリンの他にも、アメリカやイギリスのロックバンドの曲を思わせるフレーズが入っているので、それを聞いた人の中には「B'zはパクリだ!」と騒ぎ立てる人たちもいる。
しかし、元をたどればツェッペリンにもルーツがあって、彼らもスティービーワンダーやドゥービー・ブラザーズの曲を取り入れているのだ。これは、パクりではなく彼らの遊び心なのだ。もちろんB'zも確信犯だし、「誰のどの曲から拝借したものだ」としっかり公言している。
ロックはそのようにテクニックを引用して受け継がれてきている歴史がある。これをパクリというかオマージュというのかは、人それぞれだろう。
【追加雑学②】B'zはボーカルオーディションも契約も適当だった?
もともと松本さんは、TM NETWORKのサポートメンバーだった。しかし、自分でもバンドを結成してデビューしたいと思っていたので、ボーカル探しをしていた。
そんなときにたまたま稲葉さんのデモテープを聞いた松本さん、歌声もルックスも申し分なかったので、セッションしてみようと2人で会うことになった。そのときに松本さんのギターで稲葉さんが歌ったのが、ビートルズの「Let It Be」と「Oh!Darling」だったのだ。
そのときはそれで終了したのだが、なぜか4ヵ月後にはB'zとしてCDデビューすることになった2人。「いまだに松本さんから一緒にやろうといわれていない」という稲葉さん。まさか契約までも適当だったとは…!
結成30年目だが未結成という謎のバンドB'zは、この30年で数々の記録を樹立しレジェンダーバンドに成長した。今後もますますパワフルにステージ上を走り回ってほしいと願う!
B'zの魂をぜひこの動画で感じてほしい!
B'zのウルトラソウルは、松本さんが「B'zの代表曲、自己紹介の曲」で挙げた曲だ。
世界水泳のテーマソングにもなったことで、B'z史上一番売れた曲となった。ライブでも一番盛り上がる曲だ。
B'zの雑学まとめ
今回はB'zの名前の由来やバンド結成時の雑学をご紹介したが、意外と適当だったので驚いた方も多いだろう。
A'zでもB'zでもファンにとってはどうでも(?)良いこと。本人たちも名前の由来に関しては「深い意味はない」といっているし、ここは名前など気にせずB'zの音楽を楽しんでいこう!
おすすめ記事
-
いまこそ知りたい!"SMAP"の由来は?意外な意味とは
続きを見る