根拠はないが日本人の8割の人が好きな食べ物、アイス。
もちろん私も大好きで、必ず冷凍庫にストックしている。コンビニに新作があればつい買ってしまい、買ったのを忘れて、どんどんストックがたまってしまう。
そんな長期保管したアイスでも、未開封なら食べられるのか? アイスに賞味期限はないってうわさを聞いたことがあるけど、本当だろうか? 今回の雑学記事ではこの疑問に迫っていくぞ!
【食べ物雑学】アイスに賞味期限がない理由とは?
【雑学解説】アイスの品質が変わらない条件とは?
アイスクリーム類は−18℃以下で維持できれば、しっかりと食品のクオリティが維持できていると判断されている。
大手メーカー・ロッテの「アイス Q&A」によると「アイスクリーム類の場合、賞味期限はございません。アイスクリーム類は、−18度以下での冷凍保存の状態においては微生物は増殖しないこともあり、品質劣化が極めて小さく、安定している食品ということで賞味期限の設定がされておりません。」とのこと。
また、品質保持できているのにも関わらず賞味期限を表記すると、消費者が新しい物から購入してしまうケースもあり、表記していないという理由もある。
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【追加雑学①】途中まで食べたアイスでも賞味期限はないのか?
途中まで食べたアイスに関しては、先ほど紹介したロッテの「アイス Q&A」にも記載があるが、早めに食べることを推奨している。
一度開封すると冷凍庫の臭いが移ったり、食感・味の品質が落ちてしまう可能性が高いからだ。
もちろん冷凍庫を利用していれば、扉の開け閉めが発生する。扉を開閉すれば冷蔵庫内の温度が変化するため、食べかけのアイスだと品質が悪くなる可能性は大いにある。
家庭用冷凍庫で、一定の品質を長期間保ちつづけるのは難しい。
【追加雑学②】冷凍食品にはなぜ賞味期限があるのか?
アイス以外の冷凍食品に賞味期限があるのは、完成までの過程で油を使うからである。
油は冷凍であっても、酸化が進んでしまう。よって、味や品質がほぼ変わらないとは言い切れない。賞味期限を表示することで、酸化が進む前に美味しく食べてもらえるようにしている。
こちらもアイスと同様に、−18℃以下の保存状態を保つことが美味しくいただくコツだ。
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「アイスの賞味期限」の雑学まとめ
アイスには賞味期限がないので、ちゃんと冷凍管理していれば問題ないが、今ストックしている大量のアイスは、古くなってしまう前にパーッと仲間で美味しくいただこうと思う。
みなさんも美味しいからって、アイスを溜め込みすぎないように気をつけて…って私だけか。
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