ふと指を見てみるといつの間にか伸びている爪。
「また伸びたなぁ…」と爪が伸びていることに気がついてから切っている人もいれば、ネイルアートなどをしていて常々気にしている人もいる。ちなみに筆者は前者だ。
手の爪を切ったついでに、足の爪も確認してみる。そうするとそんなに伸びていない。同じ爪だというのに、どうして伸びるのに差が出てきてしまうのだろう。今回の雑学ではこの不思議に迫っていく!
【人体雑学】手の爪が足の爪より早く伸びる理由
【雑学解説】爪はよく使われるところから伸びていく
1日に手の爪は約0.1mm、足の爪は約0.05mm伸びるといわれている。つまり、手の爪は2倍も速く伸びていることに。それだけ早く伸びるのにはいくつか理由がある。
手の爪は、足の爪よりも使われるから伸びやすい
人間は足よりも手の方が使う頻度が高い。
何かを持ち上げる・置く・ドアを開ける・ペンで文字を書く。人は様々な場面でまず手を使う。特に何かを開封する・剥がすといった場面では爪がないとつらいことがある。
そういったように爪を必要とする場面がいくつもあるのだ。だからよく使う手の爪は足の爪よりも伸びやすく出来ている。
爪は使えば使うほど伸びやすい
それに加え、使った部位は使った分だけ発達する。より具体的にいうと血液の循環が良くなるため、よく使う手先の爪は伸びやすい。そのため手のなかでもよく使う利き手の爪は伸びやすいとされている。
対して、足の爪は足の指を守る以外の用途が基本的にない。そして足先は指先に比べて血液の循環が悪くなりがちなので、爪の成長は遅くなる。
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【追加雑学】指によっても爪の伸びる速さが違う
手の中でも使う指、あまり使わない指もあるだろう。やはり使う指は基本的に発達しやすく、爪も伸びやすい。
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個人差はあるだろうが、一番使う指は人差し指。その次は中指・薬指・親指・小指と爪の伸びに差が生じる。
もちろんこれは一般的なものであって、もし小指を一番使う人の場合は小指の爪が早く伸びるだろう。
男性の方が爪は伸びやすい
他にも、女性よりも男性の方は爪が伸びやすいともいわれている。これは男性の方が力が強く、活動的であるからだ。
活動的である分、血液の循環は活発になりそれに合わせて爪は伸びやすくなる。それゆえデスクワークなど、体をあまり動かさない人よりも肉体労働で体を良く動かす人の方が爪は伸びやすい。
雑学まとめ
手の爪が足の爪より伸びやすい理由についての雑学を紹介したが、改めて考えると人体はとても不思議である。同じ爪であるにもかかわらず、それぞれ使うところから発達していき、それによって成長に差が出てくる。
動画によると爪は体の状態を表してくれる部位でもあるようだ。爪がおかしいと思ったときは体に異変がないか見直すべきなのかもしれない。
そう考えると今ある爪も大事に扱わないといけない、という気持ちがちょっとだけ湧いてきた筆者であった。
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