今回の雑学テーマは、ヘラジカについて。
ヘラジカと聞いて、あなたはどんなシカを想像するだろうか?
たぶん、体長3メートル・体重800キロのシカを想像する人は少ない。ヘラジカは「森の王」とも呼ばれる最大級のシカである。その頭には「王」の名にふさわしい大きすぎるツノが。
アメリカアラスカ州に住む人は、あろうことかこの「ヘラジカ」と隣り合わせの生活をしている。なんとアメリカでは、ヘラジカが原因で亡くなる人が年間250人!
そんなアラスカ州にはこんな法律があっても不思議に思う人は誰もいない…。
【ルール雑学】アメリカアラスカ州には「ヘラジカ」に関する法律がある
【雑学解説】ヘラジカに関する法律で実在するもの
これらはヘラジカに関する実在する法律である。
- ヘラジカ狩りをしている人の耳元で囁いてはいけない
- 飛行機からヘラジカを見下ろしてはいけない
- 飛んでいる飛行機からヘラジカを突き落としてはいけない
謎すぎる法律だらけだが、どんなシチュエーションで活躍するか想像してみよう。
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ナゾ法律①ヘラジカ狩りをしている人の耳元で囁いてはいけない
たしかにヘラジカ狩りをしている人に話しかけるのは危険だ。ハンターが驚いて、もしヘラジカに気づかれたら? 一歩間違えば命を失いかねない!
でもこの法律には落とし穴がある。それは普通に話しかける分には法に触れないということだ。
ナゾ法律②飛行機からヘラジカを見下ろしてはいけない
ヘラジカはその体の大きさゆえに、飛行機の上からでも地上にいるのが確認できてしまうだろう。飛行機からあんな恐ろしい動物を見つけてしまったら、地上に戻るのが嫌になってしまうのも無理はない!
ナゾ法律③飛んでいる飛行機からヘラジカを突き落としてはいけない
これは納得できる。普通のシカならまだしも、よりによってヘラジカを飛行機から落とすなんて。地上にもしも人がいたら大けがどころでは済まない。それになんの罪もないヘラジカを思うと心が痛む。
もし飛行機にヘラジカを積むことができればの話だが。
【追加雑学】想像を超えてきた! ヘラジカの大きさがよくわかる動画
まるでCGかと思うような迫力である。こんなのに街中で遭遇してしまったら、もう覚悟を決めてしまいそうだ…。
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雑学まとめ
今回の雑学では「ヘラジカ」に関する謎の法律について紹介してきた。一生のうちに、ヘラジカハンターの耳元で囁いたり、ヘラジカを飛行機から突き落とす機会はたぶんない。
ないけど、この大きさを見ると念には念を入れて法律を作っておきたくなるアメリカ人の気持ちがわからないでもない…。