大人になっても病院はあまり好きな場所ではないという方も多いと思うが、その中でも歯医者は苦手意識をもつ方が多いのではないだろうか。
私も昔から歯医者が苦手で、現在でもできる限り行きたくないと感じている一人だ。
しかし、毎日使う歯の健康のためには口内ケアは非常に重要である。食事や飲み物で色素沈着を起こしたり、もちろん虫歯になったりすることもある。
できれば自宅で気軽に口内ケアができればいいが、高いホワイトニングに通ったり、虫歯ケアのために歯磨きやマウスウォッシュを頑張らなくてはならない。
歯の悩みをもつ人も多いと思うが、イメージとして海外の方の歯は真っ白という認識をもっている人も多いだろう。
まさに「キラーン」という感じだが、実はあの「キラーン」…水道水に秘密があったのだ。ということで今回は、海外の水道水についての雑学に迫る!
【世界雑学】アメリカでは水道水で虫歯予防ができる地域がある
【雑学解説】アメリカの多くの州やオーストラリアでは水道水にフッ素が含まれている
日本に比べ、アメリカなどはオーラルケアに非常に力を入れている。毎日の歯磨きはもちろんのこと、デンタルフロスという日本でいう「歯間ブラシ」もかなり普及している。
日本のようなプラスチックが張られたタイプではなく、糸が巻かれて売っているものが多い。最近では日本でも大手メーカーから商品が出ているので使っている方もいるかもしれない。
もちろん、それだけであの「キラーン」は出来上がらない。
実はアメリカの多数の州の水道水には「フッ素」が含まれているのだ。「フッ素」はご存知の通り、虫歯予防に最適だ。
フッ素は、溶けだしてしまったカルシウムイオンやリン酸イオンといったものを歯に戻す力を促進してくれる。それによって歯を修復し、健康に保ってくれるのだ。
毎日使う水道水にフッ素が入っているのだから、そりゃ「キラーン」とするだろう。
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【追加雑学①】日本では取り入れられていない理由
口内健康は体の健康につながるともいわれる。それならば世界中の水道水がフッ素入りになればいいのに! と思う方もいるだろう。
しかし、みなさんも知ってのとおり日本の水道水にはフッ素が入っていない。
これはなぜなのだろうか。実はこのフッ素入り水道水について長いあいだ議論が重ねられている。
フッ素がもたらす身体への影響
まず、大きな問題はフッ素の体への影響だ。研究によると骨が弱くなる、IQが低くなるといった意見もあるそう。これを受けて、常用する水道水にフッ素を入れるのは問題があるのではないかといわれているのである。
日本の安全基準の高さ
海外に比べ、日本の安全基準値は高い。これは今回のフッ素に限ったことではなく、いろいろな場面で遭遇するだろう。
食べ物からフッ素を摂取できる
また、フッ素は食品など生活で摂取できるものにも多く含まれている。こういったものから定期的に摂取していれば、あえて必要以上のフッ素を水道水から取り入れる必要はないのではないかとされているのだ。
個人個人の摂取量が違い、必要摂取量も変わってくるため、常用する水に人為的にフッ素を入れるのはいかがなものかということなのだろう。
現在はフッ素入り水道水が歯の健康を保つために優れた方法ではあるが、実施はそれぞれの自治体と関連団体、地域住民との合意があったうえで行うということになっている。
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【追加雑学②】フッ素入りの水道水はありかなしか
さて、結局のところフッ素入り水道水は良いのか悪いのか。
最近ではアメリカ国内でも水道水に含んでいるフッ素の割合を下げているところもあるそうだ。
理由は現在販売されている多くの歯磨き粉・マウスウォッシュなどの口内ケア商品にも多くフッ素が含まれていること。
そうするとフッ素化合物を摂取する割合が多くなりすぎてしまい、歯に斑点やしわが付く可能性があるという調査結果も出ているそうだ。
虫歯予防には、適度なフッ素を使うことが大切。なんでも取りすぎはよくないということなのだろう。
【追加雑学③】フッ素入り水道水はフリーメイソンの陰謀?
アメリカでは水道水にフッ素が入っている地域が多いが、実はこれはフリーメイソンの陰謀であるといった説が存在するようだ。
「そうだよね。もうわかったよね。」ということである。「信じるか信じないかはあなた次第です。」ということなのである。
突然のフリーメイソンに、私も驚きを隠せない。
なんの根拠もない話ではあるが、このような陰謀説が出るくらい、実はまだまだ研究途中でもある分野ということがわかるだろう。
雑学まとめ
いかがだっただろうか。今回はアメリカのフッ素入り水道水についての雑学をご紹介した。
歯が「キラーン」はあこがれるが、やはり楽して歯の健康を保とうとするのは難しいのだろう。
苦手な歯医者にも定期検診に通って、毎日しっかり歯磨きすることが一番ベストな方法なのかもしれない。
個人的には歯がキラーンといえばこのCMである。芸能人は歯が命。懐かしのCMでも見ながら、皆さんもオーラルケアに励んでいただきたい。
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