かき氷といえば夏の風物詩の印象があるが、最近は1年中食べられる専門店も多い。 その上、「淡雪みたいにふわっふわ」・「まるごと果実を使ったこだわりのシロップ」・「メレンゲを乗せてバーナーであぶる」など、店によって様々なウリがあるのも興味深い。なかには3,000円近い値段が付けられた、高級志向のかき氷まであるぞ! かき氷にまで高級志向をもち込むとは、突飛な発想の人もいたものだ…などと思ってしまうが、実は日本の歴史を辿るとあながち突飛ともいい切れない。現代の庶民的なイメージとは、また違ったものとして捉えられてい ...