「見た目は子供、頭脳は大人! その名は…名探偵コナン!」
今回のテーマは、いまや子供から大人までみんな大好き名探偵コナンだ。原作漫画は1994年から、テレビアニメは1996年から続いている長寿作品である。筆者も、コナンと共に大人になったといっても過言ではない。
そんなコナンの楽しみの1つが毎年、春先に公開される新作映画だ。筆者も一人で(寂しく)劇場に足を運んでは大きなスクリーンで迫力のある演出を楽しんでいる。毎回、大きな爆発や建物の崩壊でコナンがピンチに陥るシーンは、お約束といっていいだろう。
…が! その爆発の演出なのだが、これはテレビ放送のコナンではほとんど見られないという雑学を耳にした。うーむ、いわれてみたらたしかにそんな気もする。ただ、テレビ放送のシナリオは、日常で起こる事件を取り扱っていることが多いからでは? なんて単純な理由も思い浮かぶ。
さっそくこの真相について調べてみた!
【面白い雑学】テレビ放送のコナンでは火事や爆発が少なく、映画では多い理由とは?
【雑学解説】テレビ放送のコナンはスポンサーに配慮している?
調査の結果、コナンのテレビ放送で火事や爆発系の演出が少ないのはシナリオの問題ではなく、スポンサーによるものという噂があった。ちなみにスポンサーというのはアニメやドラマ、映画を作るときに資金を提供してくれる人や会社のことだ(その代わりに広告やCMを作品内に入れたりする)。
そして肝心のコナンのスポンサーなのだが、テレビ版ではどうやらガス関係の会社(団体)が入っているらしい。ガス会社にとって火事や爆発はガス=危ないというイメージになるため、そういう演出は避けてくれと要望してもおかしくはない。あわせてガスによる中毒のような演出もないという話もある。
ただ、映画になるとスポンサーがガラリと変わり、ガス関係の会社がいないため、スタッフは日頃の欲求を文字通り爆発させているという。たしかに爆発シーンがないコナン映画は逆に思い浮かばない。
しかし、よくよく調べてみると、テレビ版のコナンでも少なからず火事や爆発を取り扱った回があるし、公式から言及されたソースは見当たらなかったのであくまでも噂である。
コナンいわく「真実はいつも1つ」なのだが、こればかりは実際の関係者でなければわからないということだろう…。
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【追加雑学】コナンの有名なセリフ「ペロ…これは青酸カリ!」は原作にはない
さて、コナンの有名なセリフといえば「ペロ…これは青酸カリ!」ではなかろうか。コナンが怪しい粉? を自分で舐めてみて毒物を言い当てるシーンを思い出す人も多いだろう。ただ、コナンについて調べている過程で、このセリフは原作にはないという情報を目にした!
うーむ、原作にはないといわれても、筆者は実際に漫画でもアニメでもそんなシーンを見た記憶がある。一体どういうことだろう。これはなにかのトリックだろうか…。
調べてみた結果、正確なセリフは「ペロ…これは麻薬!」。
青酸カリではなかった! 実際にはコナンは「麻薬」と発言していたのだ。だが、筆者も含めて青酸カリとして記憶している人も多いはず。
なぜそのようなことになったかというと、ネット上で青酸カリと言い換えてネタにされていたのが、いつしか原作のセリフより有名になってしまったためらしい。
記憶違いや思い込みというのは恐ろしいものだ。皆さんも気をつけてほしい。
雑学まとめ
今回は名探偵コナンと爆発演出にまつわる雑学をまとめてみた。
人気の長寿作品ともなると、色々な噂や事実と異なるイメージができあがってしまうものだ。情報社会の現代ではコナン並の洞察力と推理力が必要なのかもしれない。
ところで、コナンの話題になると、事件以前にどのカップルが好きかで盛り上がるだろう。メインの「コナン(新一)と蘭」だったり、準主要キャラの「服部と和葉」だったり。筆者の推しカップルは「高木刑事と佐藤刑事」だ(共感してくれる人がいたらうれしい)。
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