ドラえもんといえば、22世紀の未来からのび太の元へとやってきて、のび太の面倒を見る猫型ロボットだ。
ロボットの中でも「子守り用ロボット」であるドラえもんだが、実は肩書きがあることを知っているだろうか? その肩書を知ると、まさにドラえもんがのび太のためのロボットであることを感じてしまう。
今回は、そんなドラえもんにまつわる雑学を紹介しよう。
【サブカル雑学】ドラえもんの肩書きは「特定意志薄弱児童監視指導員」
【雑学解説】まさにのび太のためのロボット
ドラえもんの設定では、よく「子守り用ロボット」と語られるが、ドラえもんには「特定意志薄弱児童監視指導員」という肩書きがある。
この肩書き設定は、藤子・F・不二雄のアシスタントだった片倉陽二(かたくらようじ)氏が書いた「ドラえもん百科」にて語られたオリジナルの設定だ。
原作者である藤子・F・不二雄が作った本ではないのだが、藤子・F・不二雄の監修は入っているので、原作者から認められた設定といえるだろう。
のび太といえば、勉強が嫌いで運動ができない少年だ。「宿題なんてやりたくない」と、いかに道具を使ってサボるかを考えることもある。意志が弱いところをドラえもんに叱られることも。まさに意志薄弱な子供だ。
「児童」というのは、言葉の意味的にも「小学生」を意味するので、小学5年生ののび太は適正年齢といえる。
ドラえもんはときにのび太を叱責することもあり、ポンコツな一面もあるが、のび太のためを思って行動している。のび太が一人前になれるように指導することもあるのだ。
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【追加雑学】ドラミちゃんの肩書きは?
さて、ドラえもんには「特定意志薄弱児童監視指導員」という肩書きが付けられたことがあったのだが、ドラミちゃんはどうだろうか?
しいていうなら、ドラミちゃんの肩書きは「子守り用ロボット補佐」。
ドラミちゃんはのび太の元へ行ったドラえもんの代わりに、セワシの世話をしており、ときおりのび太の時代に来てドラえもんの代わりを務めることもある。
なるほど、たしかに子守り用ロボットであるドラえもんの補佐的な役割を担っていることが分かる。
ドラえもんやドラミちゃんは、普段なにげなく見ているとのび太やセワシの友達のように思える。しかし、肩書きを知ると、ちょっと違った風に見える気がする…。
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雑学まとめ
今回は、ドラえもんの肩書きについての雑学を紹介した。「子守り用ロボット」であるドラえもんには「特定意志薄弱児童監視指導員」という肩書きが付けられている。まるで早口言葉のような難しい肩書きだが、よく見るとのび太にピッタリなロボットである。
親しみやすく、ときにポンコツなドラえもんからは、少々想像しがたい立派な肩書きだ。のび太に振り回されることもあるが、のび太が立派になれるように頑張ってほしい。