ゆで卵といえば、白身が外側にあって、黄身が内側にあるのが当たり前である。が! 黄身と白身が逆転したゆで卵を作ることができるという雑学をご存知だろうか? そう…世の中にはさまざまなおもしろ裏技が存在するのだ。
これを聞いたらやってみたくなったのではないだろうか? 正直私はやってみたい! という衝動に駆られた。果たしてその結果は!?
結果については後々ご紹介するとして、まずは逆転したゆで卵についての歴史などを見ていこう。
【食べ物雑学】黄身と白身が逆転したゆで卵は作れる!
【雑学解説】黄身と白身が逆転した料理は、江戸時代より続く「黄身返し卵」という料理
ここでちょっと豆知識を。黄身と白身が逆転した卵の歴史は古く、何と江戸時代には考案されていたそうな。えー! そんなに歴史が長いの? と驚いたが、何と「黄身返し卵」という立派なお名前まで付いているではないか。
『万宝料理秘密箱』という江戸時代の料理本に記載されているとのこと。当時は黄身返し卵を再現することは難しかったそうで、「幻の料理」とまで言われていたそう。
しかーし! どこにでもやはりすごいお方がいるものだ。
京都女子大学の八田一教授が見事に、この「幻の料理・黄身返し卵」の再現に成功。我々でも簡単にできる簡単な方法をあみだしてくれたのだ。
黄身返しの作り方をご紹介
では、早速黄身返し卵の作り方を紹介していこう。
まず用意するものは、
- 生卵
- テープ
- ストッキング
- 針金
- 懐中電灯
- 鍋
以上の6点だ。
黄身返し卵の調理過程
- 卵を懐中電灯で照らしてみよう(明るくみえるはずだ)
- 卵をテープで巻く
- ストッキングの片側を縛り、真ん中に来るよう卵をセッティングし、針金でもう片方を縛る
- ストッキングの両端を持ち、ブンブン回してそのまま逆回転をさせる(これを何度か繰り返す)
- 懐中電灯で再度卵を照らし、暗くなっていればOK
- 鍋にお湯を沸騰させ卵を茹でる(白身が真ん中にくるように菜箸でコロコロ転がしながらするのがポイント)
- 殻を剥くとあーらビックリ! 黄身と白身が反転している
以上がやり方だ。どうだろうか? やってみたくなっただろうか? 私は早速挑戦したぞ!
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【追加雑学】実際に挑戦してみた!果たして成功するのか!?
ではでは、いそいそと針金・卵・テープ・ストッキングを用意してみた。写真には写ってないが、懐中電灯も用意して鍋でお湯を沸かしている。
テープで卵をぐるぐると巻き、ストッキングに卵をセッティング。卵を懐中電灯で照らしてみると、たしかに明るい。
ブンブン振り回して、ブーンと反転させるぜい。
そして再度卵の様子をチェックすると…あれ…何か明るい。一抹の不安を胸に鍋でコロコロと卵を転がしながら茹でる。
そして…運命の瞬間。パカッ! あらー大失敗!! 綺麗なゆで卵じゃあーりませんか。
と、いうことで今回の私の初挑戦は(実は二度挑戦したが、二度とも失敗した)大失敗に終わった。実は今回使用したストッキングが履き古しだったため、クタクタだった。そのため回転不足になったのかもしれない。
誰か私やったことあるよ! 成功したよ。という人がいたらコツを伝授してほしい。
二度も挑戦して二度も失敗って…。何がいけないのだろう。
雑学まとめ
ということで、黄身返し卵についての雑学をお伝えしたのだがいかがだっただろう?
何せ失敗しているだけに、簡単にできるよ! と言えないのが切ないが、日清チキンラーメンのホームページにも記載されているので、きっとコツさえつかめばできるのだろう。
なんだー。作れないのかよーと言わず、ぜひ挑戦してみてほしい。きっと今回は私の力不足だったにちがいない。
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