日本という島国に生まれた私たちは、やっぱり魚介類が大好きだ!
…でも、身近すぎるがゆえに知らないことは多いものである。普段食べている魚たちにも、おもしろい雑学がたくさん隠されているぞ。
せっかく食べるなら、ちゃんと知ったうえで食べたほうがもっと楽しめるよね。ということで、今回は魚介類の雑学をまとめてみた!
魚と貝の雑学まとめ22選!トリビア&豆知識を一覧にしました
おいしい魚介類の雑学に迫ってみよう!
"刺し身"と"おつくり"の違いに関する雑学
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"刺し身"と"おつくり"の違いとは?魚の切り身の語源、知ってますか?
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そもそもは、"刺し身"と呼ぶのを「なんだかなあ…」と思った関西の人が考えた呼び方が"おつくり"。両者に厳密な違いはない。
だけど、刺し身こんにゃくや馬刺しはあっても、おつくりこんにゃく・馬のおつくりとは言わない。なるほど…そういわれると違いはあるっちゃ、ある。
"数の子"の名前の由来に関する雑学
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ニシンの子が"数の子"な理由とは?なんでおせちの定番なの?【動画】
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数の子の親であるニシンはその昔、実は違う名前で呼ばれていた!
でもあんまり売れなかったんだよね。うん…言っちゃ悪いけど、その名前じゃおいしくなさそうだもん。
"イカ墨パスタ"があるのに"タコ墨パスタ"がない理由
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タコ墨パスタがない理由とは?イカ墨とタコ墨の違いはなに?【動画】
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イカとタコでは墨の用途が全然違う。いや、天敵から逃げるって意味では一緒だけど…逃げ方が全然違う!
用途が違えば質も量も違ってくる。これがイカ墨パスタがあるのに、タコ墨パスタがない理由だ。…まあ、タコ墨のほうが実はおいしいんだけど。
カニ缶に入っている白い紙に関する雑学
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カニ缶に入ってる紙の役割とは?カニ缶の種類ってたくさんある!
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ほかの魚の缶詰にはあんな紙入ってないのに…なんでカニは白い紙に包まれて缶詰に入ってるの?
これ、実はカニと鉄の化学反応を防ぐためである。といっても最近はその意味も変わりつつあるようだが。
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ホタテ貝の"目"に関する雑学
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ホタテ貝には"目"が80個もある。食べづらくなる…?
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ホタテ貝の目のことを知ると、さすがに「うっ…」となってしまう。だって明らかに多すぎるし、絶対いらんやろってぐらい高性能だからだ。
そんなもん食ってたのかよ…と思うけど、やっぱり食べる分にはわからないからいいか。
いくらの語源に関する雑学
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"いくら"は日本語じゃなかった!"鮭の卵=いくら"の理由とは?
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ほんとはタラコだっていくらだし、数の子だっていくらだよ。なんていうと、「なに言ってんだコイツ」と思われそうだが、これは事実である。
だって語源となった国では"魚卵"の意味なんだから。じゃあなんで日本ではいくらだけそう呼ぶの…?
焼き魚に大根おろしが添えられる理由に関する雑学
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食べ合わせが大事!焼き魚に大根おろしを添える理由とは?栄養価もアップしてるんです
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たしかに…栄養素を消化吸収するためには、その働きを促進する別の栄養素の力が必要だもんな。
栄養素の働きを阻害してしまう組み合わせもしかり。食べ合わせは大事だ!
絶対に当たらない牡蠣なんかない?に関する雑学
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でも食べちゃう…。"絶対に安全な牡蠣"は存在しない!【生食用】
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生食用の牡蠣は、あくまでチェック時に安全と判断されただけの話。生き物だからそりゃ、ちょっとの時間でも状態は変わりますよってことか…。
でもノロウィルスが検査対象外っていうのは…法律変えたほうがいいんじゃない?
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川魚の刺し身を食べてはいけない理由に関する雑学
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鮭はダメ、サーモンはOK。川魚の刺身が禁止なのはなぜ?
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海には危険な虫はいないが、川には危険な虫がけっこういる。だから川の魚は生じゃ食べられないのだ。
でも鮭って川を上ってくるよね? サーモンの刺し身はなんで食べられるの?
栃木県の"毒のないフグ"に関する雑学
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温泉地で…!毒のないフグの養殖に成功していた【栃木県】
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毒を作る生き物をほかの生き物が食べて、さらにそれをほかの生き物が食べて…。こうやって毒の濃度が高まっていくことで、青酸カリより強力なフグ毒が作られる。
「じゃあ、海で育てなきゃいいじゃん」と考えた栃木の方々。…って、温泉で育てちゃったの!?
煮干しに関する雑学
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"煮干し"ってなんの魚か知ってる?実はいろんな種類があります
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煮干しといえば多くの人は「カタクチイワシ」を思い浮かべるだろうが、実は煮干しの定義はイワシだけを指すものではない。極端なたとえをすれば、マンボウだって乾燥させれば煮干しである。
…いや、さすがにマンボウの煮干しはないだろうが…それでもびっくりするような煮干しネタはたくさんある。
スーパーのシシャモの正体に関する雑学
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スーパーのシシャモは偽物だと…!?その正体は"キャペリン"
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シシャモもそうなのだが…魚介類、偽物多すぎじゃない? まあ味や見た目がそっくりなら、消費者的に損することもないか…。マジでグレーゾーン。
本物の見分け方もあるよ!
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伊勢海老の由来に関する雑学
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伊勢海老の由来は"三重(伊勢)が名産だから"ではない!?
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伊勢海老は三重の名産だけど、実は千葉のほうがたくさん獲れることもあります! なんていわれたら、たしかに"伊勢海老"というネーミングを疑ってしまう…。
千葉で獲れた伊勢海老が千葉海老じゃないのは…そもそも伊勢海老の由来が地名じゃないから?
昔はトロが高級食材ではなかった?に関する雑学
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モッタイナーイ!大正初期までマグロのトロは捨てられていた
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江戸時代にトラックなんてもちろんないわけで…マグロほど巨大な魚となれば新鮮な状態で運ぶのは、たしかに至難の技だ。食べる前に腐ってしまうなら、そりゃあ高級食材だなんてとんでもない。
江戸時代の人はあのおいしさを知らなかったんだな…。
カニカマの誕生秘話に関する雑学
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海外でも人気なカニカマの由来とは?カニは入ってません。
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クラゲの食感に似せようと思ったら、カニっぽかった…。そこにカニのエキスで風味を付けて、カニカマの完成である!
いや、これマジでカニだと思ってる外国人いるよね。海外の寿司屋に入って、カニを頼んだのにカニカマが出てきたことがあるぞ!
かつお節に関する雑学
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わざとだよ…?かつお節は実はカビていた!本節食べたい…
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そっか! かつお節って発酵食品だったのか! 身体に良い菌が繁殖してるから、悪い菌が繁殖しない。これは納豆と同じ仕組みである。
本節は半年以上も熟成させる…。魚がナマモノのイメージなだけに不思議な感じだ。
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赤身魚と白身魚の違いに関する雑学
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サーモンはどっち?赤身魚と白身魚の違いとは?
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魚によって泳ぎ方、生活の仕方はさまざま。そりゃあ身体の仕組みも変わってくる。まさかその違いが赤身、白身を分けているなんて思いもよらなかったが…。
ちなみに鮭は白かったのがピンクに染まってるだけなんだそうな。
カツオのたたきに関する雑学
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調味料を叩き込め!カツオのたたきは本当に"叩いて"作っていた
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カツオのたたきは、傷みやすいカツオの保存方法がなかったという、江戸時代の時代背景が生み出した調理法だった!
長持ちさせるために叩いていたのが、あんなにおいしい料理になるなんて…。まさに奇跡の産物だ!
ブリとハマチの違いに関する雑学
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見た目も味も違うけど…?ブリとハマチは同じ魚【出世魚】
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ブリとハマチは同じ魚だけど、同じ魚とは思えないほど違う…。食べてるものや育った環境でここまで味や見た目が変わるとは、魚は奥が深い。
今後養殖技術が進んで行ったら、もっとおいしい魚が出回るようになるかも!
焼き魚に"すだち"や"レモン"をかける理由に関する雑学
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焼き魚にレモンをかける理由は?実は栄養学的だった!
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焼き魚にすだちやレモンをかけることで、より効率よく魚を栄養源にすることができる。こういう食べ合わせの考え方ってほんとに不思議。
おいしいと感じるということは、それだけ身体が喜んでいるということか?
"しらす/イワシ/ちりめんじゃこ"に関する雑学
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しらすとイワシとちりめんじゃこ…どう違う?
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しらすは実はイワシと同じ魚。だから同じように痛みやすくて、釜揚げやちりめんになって出回ることが圧倒的に多いのだ。
漁港でしか食べられない生しらす…一度食べてみたい!
サバ缶の栄養価に関する雑学
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サバ缶vs生のサバ。栄養価が圧倒的に高いのはどっち?
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サバ缶の製造工程が頭良すぎて絶句レベルなんだが…。
料理を作る手間もなくて栄養も摂れるサバ缶。これだけで暮らしていこうかな…とちょっと思ったぐらい優れものだぞ。