世の中には頭皮がさみしい人もいるが、どうも世間の風は冷たいようで、そのせいでハゲを隠そうとする人も多い。ハゲ好きの女性(私)としてはなんだかもやもやする。堂々と「自分はハゲです」といえる男性はそのうちの何割いるのだろうか。
いきなりこんな話をしたのには理由がある。なんと、世の中には自分から「ハゲです」と申告すると、割引が受けられるサービスが存在するのだ。
そのサービスはずばり「ハゲ割」。もう少し優しい名前は付けられなかったのだろうか? しかも自己申告だぞ? 今回は「ハゲ割」についての雑学をご紹介する!
【面白い雑学】ハゲたらお得!「ハゲ割」があるホテルがある
【雑学解説】ハゲ割ホテル
ハゲで得した! という人はそうそういないのかもしれない。もう少しハゲに優しい世の中になってほしいものなのだが、そんなハゲさんに朗報が!
ハゲていると、ホテルが1泊あたり300~500円安くなる「ハゲ割」というサービスがあるのだ。
「ハゲ割」というサービスを行っているホテルは、全国に24店舗展開している北海道に本拠地を置くホテル テトラグループ。ハゲてるだけでオトクにホテルに泊まれるというのだから、該当者は行かない手はないだろう。
しかしどうしてそんなサービスを始めようと思ったのだろうか?
ハゲ割を行っているホテルは、掃除を外部業者に委託せず、従業員で行っているそう。その際従業員から「排水溝に髪の毛がつまり掃除が大変だ!」という意見が出たそうだ。
社長は考えた。髪が長いから排水溝につまるのであって、髪がなければつまることはない。ハゲている人なら抜け毛がないため排水溝はつまらない。
実は社長の頭もスキンヘッドなのだ。「俺みたいな頭だったら、従業員たちの掃除の手間が省けて助かるだろうな…」と社長。そんな感じの事情で「ハゲ割」を始めたそうだ。
ホテルのフロントには、社長のマスコットキャラクターが置いてある。照明に当たったつるつる頭がまぶしいマスコットだ! 割引金額はホテルによって違うそうなので、詳細はホテルフロントに確認してみよう!
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【追加雑学①】ハゲ割の判断基準はフロント係の目視のみ
さて、ハゲの認定基準が気になる。髪の長さが○mm以下! という決まりは設けておらず、従業員が目視で判断する。
つまり、フロントで「ハゲ割でお願いします!」と自己申告し、しっかりハゲ頭を見せ、そして従業員に「ハゲている」と認められれば「ハゲ割」が適用される。坊主頭や五厘頭もOKになるという情報もあるので、試す価値はある。
とてもかんたんでとてもシンプルだが、サイドに髪が残っていたり、バーコードヘアのような方は、ハゲ割の適用にはならないそうだ。
また、今までほとんどいないそうだが、かつらを取り「ハゲ割で」といっても適用になるそうだ。
こうなってくると、最後は自分との戦いかもしれない…。
【追加雑学②】ホテルだけではない!ハゲ割サービス店
東京にあるお好み焼き屋さんでも、ハゲ割を実施している。自己申告すると会計から5%引きになるというオトクさ。店舗側から「お客さんハゲてるね~」とはいえないので「自己申告をお願いします!」とのことだ。
毛が抜けるまで頑張って働くサラリーマンを、ハゲましながら応援してくれるそうだ!
また、ソフトバンクの孫社長もハゲ割に反応したことがある。月に1度ハゲ頭を写メってソフトバンクに送ると、ハゲ率を測定して割引額が決定する「ハゲホーダイ?」なんてどうかな? と。実現はしていないが、孫社長やっぱりユニーク!
探せばまだまだあるかもしれないハゲ割。ぜひ実施しているお店をみかけたら教えてほしい!
ハゲ割の雑学まとめ
今回の雑学では、ハゲ割があるホテルや飲食店をご紹介したがいかがだっただろうか?
実際どれくらいの方がハゲ認定されて、ハゲ割の恩恵を受けているかはわからないが、こういったユニークなサービスが今後も増えていけばいいなと思う。
ハゲに優しい世界になることを望む! そして、ハゲハゲと連呼してごめんなさい。
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