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"白米"という珍しい名字がある。"米"がつく面白い名字は他にも…

雑学カンパニー編集部

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白米という名字に関する雑学

白米。それは江戸時代から日本人の食卓を支え続けてきた伝統的な主食だ。白米を中心とした「和食」は無形文化遺産にも登録されている日本独自の文化である。

食の欧米化が進んだ現代でも、「日本人はやっぱ米っしょ!」という人は多い。どんな国民的大スターでも、白米と肩を並べる存在感を出そうと思うと一筋縄ではいかないだろう。

しかし…この日本が誇る伝統食と、ある意味で肩を並べてしまっている人々がいる。いや…彼らはもはや白米そのものだといっても、過言ではないぞ!

【面白い雑学】白米という珍しい名字がある

信長さん
日本には、約100人ほど『白米』という名字を持つ人々がいる。
秀吉くん
へぇ~、やっぱ新潟県とかっすか?
信長さん
実は米どころとは関係のない、三重・広島・石川・京都に多いのだ。

【雑学解説】レア名字「白米さん」は米どころに住んでいるわけではない。

米どころに住んでいるわけではない。レア名字「白米さん」についてのトリビア

なかなかお目にかかれない名字ではあるが、日本にはたしかに「白米」という人がいる。読み方はそのまま「はくまい」と読んだり「しらよね」と読んだり。うむ、しらよねさんなら、まだいそうな名字ではある。

しかしその両方を合わせても日本に約100人しかいない。人口が約1,268億人だから、120万人に1人の計算…やっぱりめちゃくちゃレアな名字なのだ!

ちなみに日本には名字が30万種以上あり、白米さんはランキングにして3万位ほど。そう、レアさ加減ではまだまだ序の口である。なかには日本に10人ほどしかいない名字もいるのだ。

信長さん
名字由来netが発表した2019年10月の珍しい名字ランキングの1位は『左衛門三郎(さえもんさぶろう)』で、全国約10人しかいない。
秀吉くん
名前っぽい名字…!っていうか長っ!!

特に多い地域は三重県・広島県・石川県・京都府。…何! 日本一の米どころ新潟が入っていないだと!? …というかそもそも食べもののお米ではなく、石川県輪島市白米町という町の名前が由来で、発祥もその地域だという。

なるほど、たしかに「田中さんは田んぼに囲まれて暮らしていたから」などというし、地名から付けられたというのはもっともらしい気がする。

【追加雑学】「玄米さん」「米屋さん」もいる

「玄米さん」「米屋さん」もいるというトリビア

白米さんがいればやはり「玄米さん」もいる。これがまたまた超レア名字で、千葉県に10人ほどがいるだけなのだとか。健康的でおいしいのになあ…。またしても米どころは関係ないっぽいが。

また白米さんや玄米さんがいれば、それらを売る「米屋さん」もいる。こちらは約1,400人と一気にその数が増えるぞ。秋田県によく見られる名字で、こちらは本当に米屋さんを営んでいたことが由来の場合も多いのだとか。それなら一定数いることも納得だ!

信長さん
『八百屋』という名字もあるぞ。これは全国でだいたい110人程度だそうだ。

それにしても職業をそのまま名字にしてしまうとは…やはりわかりやすいのが正義ということか?

珍しい名字の雑学まとめ

日本が誇る伝統食・白米と同じ名字を名乗る人が日本には100人ほどいる。

伝統食だとかそんなことを抜きにしても、珍しい名字は覚えてもらいやすいし、それだけで得をした気分になるものだ。どうか血筋を絶やさずに大事にしていってほしいところである。

ふと、外国人に「Hi, I’m Hakumai. But please call me Rice.」といえばウケるんじゃないかと思ったが、そもそも「Hakumai」の意味から説明しなくてはいけない。それもまたコミュニケーションの一環として喜んでもらえそうではあるが。

秀吉くん
いろんな珍しい名字があるんっすね~。由来とか考えるのも面白そうっす!
信長さん
そうだな。これを機会に、自分の名字のルーツを探るのもいいと思うぞ。

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