飲み会の翌日、よく聞く言葉「昨日ちゃんぽんしちゃったから、めっちゃ二日酔いだよ〜。」…これ実は無知の証明になってしまう恐れがある。
今回の雑学記事では、お酒をちゃんぽんすることが二日酔いと直接関係しているのか調べてみた！ 非常に多い頻度で二日酔いになっている筆者も、きっちり覚えておきたい内容だ。
【食べ物雑学】「お酒をちゃんぽんすると二日酔いしやすい」はウソ！
【雑学解説】お酒の「ちゃんぽん」は二日酔いの原因にはならない！
まずは、二日酔いとはなぜ起こるのかを説明しよう。
原因は簡単。「適量を守れていない」からだ！ ちなみに私は適量を守れたことなんて、お酒を飲める20歳を超えてからただの一度もない。適量とか言っていて、飲み会が本当に楽しめるのか？ 疑問だ。
この適量を守れず、肝臓がアセトアルデヒドを分解しきれなくなることで二日酔いが起きる。これにお酒の量は関係していても、お酒の種類は関係していないのだ。
ただ、一切関係ないというとそれも少し語弊がある。ちゃんぽんをしてお酒の味が変わることで、ついついお酒が進み、結局適量を超えてしまうというのが往々にして起きる。適量を超えてしまった結果、二日酔いになるのだ。
でもあなたは悪くない。お料理によって合うお酒も違うし、飲み会という戦に参加したからには、手を抜くことはご法度なのだから。
関連記事
-
-
なぜ？短時間でお酒はたくさん飲めるが水は大量に飲めない。
続きを見る
【追加雑学①】そもそもなぜ「ちゃんぽん」と言うのか？
ちゃんぽんと二日酔いの関係性はわかったが、ここで1つ疑問が。
そもそもなぜ「ちゃんぽん」というのか？ 私はお腹がチャポンチャポンいうからという、とてもアホっぽい仮説を立てたが、どうやら違ったようだ。
由来は諸説あり、ここでは日本語を由来としているものとマレー語を由来としているものを解説したい。
日本語版「ちゃんぽん」の由来
まずは日本語。鉦（かね）と鼓（つづみ）という音を出す楽器がある。
鉦が「チャン」という音に対して、鼓は「ポン」と音が鳴る。この異なる2つの音を合わせ、異なる2種のものを合わせるという意味の「ちゃんぽん」ができたのだ。
マレー語版「ちゃんぽん」の由来
次にマレー語。マレー語で「混ぜる」を「チャンプルー（Campur）」という。そこから「ちゃんぽん」が生まれた。
ちなみに沖縄でも「チャンプルー」は「ごちゃ混ぜ」の意味を持つ。ゴーヤと豆腐や野菜をごちゃ混ぜに炒めるゴーヤチャンプルーは、好きな人も多いのではないだろうか。
「長崎ちゃんぽん」の由来もこの「チャンプルー」からきている。リンガーハットで博学をアピールし、女子を落とすときに使ってほしい。フラれること間違いなしだ。
スポンサーリンク
【追加雑学②】二日酔いが怖いならチャーハンおにぎりを食べよ。
何度も何度も二日酔いになってきた筆者が、最近発見した極上のトリビアを届ける。それは二日酔い防止には「チャーハンおにぎり」だ。
「空きっ腹にお酒」を予防でき、飲み会前にそこまでお腹もいっぱいにならない。悪酔い防止に効くたんぱく質と油分もしっかりと含んでいる。実際チャーハンおにぎりを食べて挑んだ飲み会は、10戦10勝だ。ここでは二日酔いにならなかったことを、勝ちと表現している。
これまで二日酔いで何日もの貴重な時を無駄にしてきた、私自身の経験を基にしたトリビアだ。ぜひ参考にしてほしい。
【追加雑学③】ドリアンをつまみにビールを飲むと最悪死ぬ
「すみませ〜ん！ ドリアン1つくださ〜い！」
そんな注文をする人も、ドリアンが置いてある居酒屋も見たことはないが、ドリアンをつまみにビールを飲むと最悪死ぬらしい。タイあたりに行ったらそんなお店もあるだろうか？ 行く時は注意されたし。
ドリアンとビールを一緒に摂取することにより発酵が進み、ガスが大量に発生するそう。その大量に発生したガスで、内臓が破裂して死亡してしまうとのこと。
最後の晩餐が生ゴミ臭がするドリアンだとしたら…死んでも死にきれない…。
関連記事
-
-
ドリアンが臭い理由とは？お酒を一緒に摂取したらダメです【動画】
続きを見る
「お酒ちゃんぽんと二日酔い」の雑学まとめ
今回はお酒を「ちゃんぽん」すると二日酔いしやすいはウソという雑学を紹介した。
ちゃんぽんと二日酔いに直接の関係はないことがわかった。結局はちゃんぽんしようがしまいが、適量を超えてしまうと二日酔いをするとのことだ。
私は適量を守れる雑学がほしい。それか適量を守れるグッズ。適量をプログラミングして「適量になりました。飲酒をおやめください。」と言ってくれるペッパーくんでも連れて行こうか。
あと、良い子のみんな約束だ！ 嫌な人との飲み会で、こっそりドリアンを持って行って食べさせるのは絶対にやめてくれよな！