平和の祭典、オリンピック。そう、最大の目的は世界平和。そして差別のない、男女平等な社会の実現。…とはいっても、やっぱり熾烈なレースを繰り広げる選手たちを見ていると、誰がメダルを手にするかが気になるところだ。
選手たちの厳しい闘いは、決して大会期間中だけのものではない。日頃からきつい練習やトレーニングを重ね・身体を鍛え・摂生して好きな食べ物も控え…。すべてはメダルを手にするために。
アスリートにとってメダルこそが目に見える、そしてずっと残る、自身の爪痕なのだ。一流選手ともなれば、メダルを取るのが当たり前という大きなプレッシャーを感じながら自分自身と戦っていることだろう。
今回はそんなオリンピックの功績、メダル獲得数にまつわる雑学をご紹介するぞ。大きなプレッシャーを乗り越えてきた過去の勇者たちの栄光をご覧入れよう。
【オリンピック雑学】五輪での獲得メダル数ランキング(個人)
【雑学解説】オリンピック通算メダル獲得数1位から5位
ではまず、歴代のオリンピックでの、金・銀・銅メダル合わせた通算ランキングを見てみよう。
- 1位:マイケル・フェルプス(アメリカ・競泳・28個)
- 2位:ラリサ・ラチニナ(ソ連・体操・18個)
- 3位:ニコライ・アンドリアノフ(ソ連・体操・15個)
- 4位:オーレ・アイナル・ビョルンダーレン(ノルウェー・バイアスロン・13個)
- 4位:ボリス・シャハリン(ソ連・体操・13個)
第1位に輝いたのは、水の怪物といわれているマイケル・フェルプスだ。そのメダル数は驚異的で、2位と10個も差をつけている。来年35歳を迎えるマイケル・フェルプス。今後あとどれだけ記録を伸ばせるか見どころである。
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【追加雑学①】金メダルの通算ランキング
- 1位:マイケル・フェルプス(アメリカ・競泳・23個)
- 2位:ラリサ・ラチニナ(ソ連・体操・9個)
- 2位:パーヴォ・ヌルミ(フィンランド・陸上競技・9個)
- 2位:マーク・スピッツ(アメリカ・競泳・9個)
- 2位:カール・ルイス(アメリカ・陸上競技・9個)
フィンランドのパーヴォ・ヌルミは、生涯を通じて22の公式世界記録を作ったという偉業を成し遂げている。
いわずと知れたカール・ルイスは、一つの大会で4種目金メダル獲得したこともある超人だ。いや、もはや変人の域だ…。
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【追加雑学②】銀メダルの通算ランキング
- 1位 ラリサ・ラチニナ(ソ連・体操・5個)
- 1位 ニコライ・アンドリアノフ(ソ連・体操・5個)
- 1位 エドアルド・マンジャロッティ(イタリア・フェンシング・5個)
- 4位 オーレ・アイナル・ビョルンダーレン(ノルウェー・バイアスロン・4個)
- 4位 ビョルン・ダーリ(ノルウェー・クロスカントリー・4個)
全メダル通算獲得数でもランクインしている、4位のオーレ・アイナル・ビョルンダーレンは、バイアスロンで全4種目制覇を果たした唯一の選手だ。
【追加雑学③】銅メダルの通算ランキング
- 1位 アレクセイ・ネモフ(ロシア・体操・6個)
- 2位 ラリサ・ラチニナ(ソ連・体操・4個)
- 2位 ビタリー・シェルボ(ベラルーシ・体操・4個)
- 2位 小野 喬(日本・体操・4個)
- 2位 ダラ・トーレス(アメリカ・競泳・4個)
銅メダル数で見事日本人がランクインだ! その活躍ぶりから「鬼に金棒、小野に鉄棒」というキャッチフレーズがついたほどである。
雑学まとめ
今回の雑学では、これまでのオリンピックでのメダル獲得数をランキングにしてご紹介した。通算で数多くのメダルを獲得している選手は、体操や競泳に多いことがわかった。
通算でたくさんのメダルを手にしたということは、それだけオリンピックにも何度も出場しているということだ。選手生命が長ければ長いほど、多くのメダルを獲得する可能性も高くなる。
来年の東京オリンピックで、このランキングがどのように塗り替えられるか、今から楽しみである。でもメダルの数より何より、本当に貴重なのは選手一人一人の頑張る姿であることを忘れずに!
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