卵といえばいろいろな調理方法があり、様々な形で食卓に登場する。卵焼き・ゆで卵・生卵かけご飯・スクランブルエッグ・卵サンド・炒め物の具として・etc…。とにかく登場頻度の多い食べ物。
ただどの卵ももとにかえれば、あの白い殻に包まれた楕円状の物体である。ここでひとつ疑問が出てきた。生卵とゆで卵、割らずに見極める方法はあるのだろうか? 見た目上は全く変わらないように見えるが…。
というわけで今回は、生卵とゆで卵の雑学についてご紹介しよう!
【食べ物雑学】生卵とゆで卵を割らずに見極める方法は?
【雑学解説】生卵とゆで卵を割らずに見極める方法3選!
ひとつずつ見ていこう。まず、卵をまわすだが、一番分かりやすい方法なのでおすすめだ。卵を平らな場所に置いて、クルクル回してみよう。
勢いよく回るほうがゆで卵。それに対して、生卵はなかなか回ってくれない。これは生卵の場合、黄身も一緒に回ってしまうからだ。ゆで卵は中身が固まっているので、軸がぶれず勢いよく回転できるが、生卵は中身が液体なので軸が不安定で回してもフラフラしてしまう。
どのくらい違いがあるのか文字だけでは分からないと思うので、以下の動画を確認してみよう。
いかがだろうか。回り方の差は一目瞭然だろう。
また、照明にかざすのも有効だ。回すのと比べると少し分かりづらいかもしれないが、ゆで卵は影になるのに対し、生卵は透けて見える。
この現象の理由も、中身が個体なのか液体なのか、ということに起因する。水に光を向けても影は出来ずに、すり抜けてしまうだろう。
そして、視力に自信がある人なら両者の殻をよく見るだけで区別可能。
ゆで卵のほうが生卵に比べて、殻が綺麗なのだ。ゆでタマゴは火にかけてあるので、熱菌消毒されて殻が綺麗になるのだ。「あれ、ちょっと汚いな」と思ったときは、生卵の可能性が高い。
以上の3つの方法がある。どれも簡単にできるぞ。
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【追加雑学①】ゆで卵の失敗しない殻のむき方
ゆで卵は案外綺麗にむくのは難しいもので、全てむき終わった頃には、卵の表面がボロボロになっているという悲惨な事態に陥ることも多い。
どうしても綺麗に殻をむきたいという方は、コップに水と一緒にいれて振るという方法が効果的だ。
大きめのコップを用意し、ゆで卵を入れ、ゆで卵が半分漬かるくらいに水をいれる。
そしてラップをかぶせ、そのうえから手でふさぎ、激しくふるのだ。こうすることで、ゆで卵がコップの内側にぶつかり、殻が割れ、割れた殻の内部に水が浸透することで、殻がむけやすくなるのだ。
水と一緒に入れるのがポイントである。
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【追加雑学②】卵焼きの味で一番人気なのは?
卵焼きには、しょうゆタイプ・甘いタイプ・ダシ入りタイプなど様々な種類があるが、一番人気なのはどの味なのか調べてみた。ダシ入りタイプと甘いタイプが人気で、僅差でダシ入りタイプが堂々の一位に輝いた!
調査方法は、131人に好きな卵焼きのアンケートをおこなったもの。その結果、ダシ入りタイプを選んだ人が42%、甘いタイプを選んだ人が39%という結果になった。
たしかに居酒屋のおつまみでよく出てくるのは、ダシまき卵である。お弁当に入っている甘い卵も捨てがたいが、ダシ入り卵に軍配があがった。
「生卵とゆで卵」の雑学まとめ
生卵とゆで卵、割らずに見極めるのは難しそうだと思っていたが、実は意外と簡単な方法で見破れるのだ。回すか光にかざすか、よく殻を見るか、どれでも好きな方法を選んでいただきたい。
私はゆで卵の殻がなかなかうまくむけず、イライラすることはよくあったのだが、その解決法もわかった。コップに入れて水と一緒に振ればよかったのだ! これは大きな発見だ、ぜひ今度試してみよう。
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