私たちの生活にすっかり定着したスリッパ。このスリッパ、実はどこの国から生まれたものか考えたことはあるだろうか?カタカナだし、漠然と海外から入ってきたものという認識の人も多いかもしれない。
今回の雑学は、スリッパに関して。日頃私たちの足元を冷えからだけではなく、タンスの角にぶつけた時に足の小指を守ってくれる(何度助けられたことか)スリッパにスポットを当ててみた!
【生活雑学】スリッパは日本発祥
【雑学解説】スリッパ誕生のきっかけは海外からの来日者
日本は江戸幕府により、鎖国されていた。そして月日はながれ、明治時代初期に開国されることにより海外から多くの訪問者が日本に来た。しかし、海外には家の中で靴を脱ぐ習慣がなく、土足で家に上がってきたためトラブル勃発。
そりゃあ、せっかく掃除した部屋に泥が履いた靴であがられたらたまったものではない。まして畳の上に上がられたら畳が傷むのだから、そりゃ揉めるのもうなずける。
そこである一人の男が立ち上がる。その男の名は「徳野利三郎」!
仕立て職人だった彼は、スリッパを考案する。当時考案されたスリッパは現在のものとは違い、靴の上から履くというもの。それが時代を経て、現在のようなスリッパになったわけだ。
【追加雑学①】スリッパの語源は?
スリッパは英語で書くと「slipper」となるのだが、この綴りを見て、勘の良い人ならお気づきだろう。そう、滑るという意味の「slip」から生じた語だ。
なぜスリップからなのかって? スリッパを履くときのことを思い出してほしい。スルッと滑らすように履くからだ。まんまだろ! とつっこまれそうな気もするが…でも妙に納得もできる。
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【追加雑学②】スリッパを履くメリット・デメリットは?
元々は海外との文化の違いにより考案されたスリッパだが、スリッパを履くことには嬉しいメリットがたくさんある。まずは保温性。特に冬場はスリッパを履いていないとあっという間に足が冷え切ってしまう。
そして私が声を大にしたいのが、危険から足を守るというもの。先ほども触れたが、私はよく家具の角に足をぶつける。ベッドの角に足の小指をぶつけ、一人でのたうち回っていることもしばしば。
しかし、スリッパがそのような危険から守ってくれるし、ガラスやコップの破片等を踏んでケガをすることもない。特に災害時は靴を履く余裕すらないことが多いはずだ。スリッパのおかげで、いざという時すぐに逃げることが可能になるのだ!
いいこと尽くしのスリッパだが、デメリットももちろんある。スリッパは雑菌が繁殖しやすい為、衛生面が気になるのはもちろん、臭いが発生することもある。私もたまに自身のスリッパの匂いを嗅いで、目を白黒させている。
デメリットは臭いだけではない。滑りやすいスリッパ・サイズが合っていないスリッパを履いた場合、階段から落ちそうになったり、床で転倒しそうになることがある。これも経験済み。そう…いいところだけなんてそんなうまい話世の中にはないのだ。
【追加雑学③】洗えるスリッパがある
以前スリッパを洗濯機に放り込んだら、中敷きの段ボールみたいなものが洗濯槽の中で散らばり悲惨な目にあった。
このような大惨事にならない為にも、洗えるスリッパを選ぶことをお勧めする。お値段も1000円前後とお手頃価格だ。洗濯機で洗えるスリッパなら、さらに楽をすることができる。購入の際は、洗濯機洗いが可能かどうかのチェックもしておこう。
主婦の味方・重曹を使った洗濯動画がこれだ!
最近何かと話題の重曹。奥様方向けの番組では重曹を使ったお掃除方法が人気を呼んでいる。そんな重曹を使用して、靴を洗う動画を発見した!
スリッパでも代用できそう。試す価値アリだ。
雑学まとめ
今回のスリッパにまつわる雑学、いかがだっただろうか? スリッパがどこの発祥かという話で開国という言葉が出てくるとは私も驚きだ。なんとちょっとしたトリビアで、歴史まで学べるという…。
今度友達や彼女に、この雑学を披露してみては? 尊敬の眼差しで見てくれるかもしれないぞ!(もし見てくれなかったらごめんね!)
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