太陽の温度ってどれくらいなのだろう?
素朴な疑問だがすごく気になることだ。
あの燃え盛る太陽って一体どれくらい熱いのだろう? 人類はどこまで太陽に近づくことができるのだろう?
今回の雑学では、太陽の温度について解説していく。太陽の温度は、実はすさまじかったのだ。
【自然雑学】 太陽の温度はどのくらい?
【雑学解説】太陽の温度は、約6,000度
太陽の表面の温度は約6,000度である。ただし、あくまで表面の温度だ。
なんと! 太陽の内部の温度は1,500万度にも達するというのだ。とんでもない温度だ…まるで地獄のような、いやそれ以上の熱さといっていいだろう。
なお、太陽の中で一番温度が低いのは黒点とよばれる部分で、約4,400度だ。一番温度が低い部分ですら、すごく熱い。
ただ、太陽がこれだけ熱いといわれても、具体的にどれぐらい熱いのか実感がわかないことだろう。
人工衛星が耐えられるのは、水星より少し太陽に近い場所までらしい。人工衛星は熱に耐えられるように作られてはいるものの、それ以上太陽に近づくことはできないようだ。
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【追加雑学①】太陽の本当の温度は26度という説もある!?太陽常温説とはいったい?
ここで、太陽の温度にまつわるとんでもない説をご紹介しよう。
なんと! 太陽の表面温度は6,000度ではなく、26度であると主張する説があるのだ!
その説いわく、太陽は熱を発しておらず、T線という放射線を発しているだけらしい。
そしてT線が地球の大気に触れて、初めて光線と熱に変換されるというのだ。太陽が炎の塊のように見えるのは、太陽の周囲にある大気がT線を通過するからそう見えているだけだという。
なんとも大胆な説だが、この太陽常温説を信じている学者はけっこういるらしい。
これが本当だとしたら、価値観を大きく揺さぶられる気分だ…。
【追加雑学②】他の太陽系の惑星の温度はどのくらい?
太陽以外の他の太陽系の惑星の温度はどうなっているのだろう。気になったので調べてみた。
太陽系で一番温度が高いのは金星で、900度にまで達するらしい。水星がその次で800度、その他は全部地球より冷たいという。
金星よりも水星の方が太陽に近いのに、水星の方が温度が低いのは意外だった。
ちなみに一番温度の低い惑星は海王星で、-330度らしい。絶対零度よりも低いので、ありとあらゆるものが凍ってしまう恐怖の世界である。
また、人類が移住しようと企んでいる火星の平均温度は、-10度。地球よりだいぶ寒いため、火星に移住する場合は、ある程度防寒対策が必要になってくるようだ…。
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雑学まとめ
今回は、太陽の温度はどれくらいか、という雑学をご紹介した。太陽の表面温度は6,000度である。そして内部の温度は1,500万度にまで達する。だが、太陽は26度という説もあったりする。
また、他の太陽系の惑星についても述べた。一番温度の低い海王星が、絶対零度よりも低いのは衝撃的だった…。
今後、人類が太陽まで到達できる日は来るのだろうか。6,000度の熱さに耐えれるロケットを見てみたいものだ。
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