人体の不思議

"甘いものを食べると元気が出る"理由とは?1日にどのくらい食べていい…?

雑学カンパニー編集部

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甘い物を食べると元気が出るのかの雑学

突然だが、あなたは甘いものは好きだろうか?

ちなみに、私は大好きだ。今もチョコレートをかじりながらこの記事を書いている。とても美味しい。

そんな私と同じく、甘いものが好きな人なら、1度は思ったことがあるだろう。「甘いものを食べたら、なんだか元気になった気がする!」と。

私は長年、これはただ単に自分が甘いものを好きだからだろう…と思っていた。だが、どうも甘いものを食べると、好き嫌い関係なく、本当に頭がスッキリする気がする。疲れがとれている気がする

そう…実は、甘いものには科学的にも元気になる力があるのだ!今回は、甘いもの好きさん必見の雑学を紹介していくぞ!

【人体雑学】「甘いものを食べると元気が出る」理由とは?

ガリガリさん
甘いものを食べると、血糖値の上昇と精神安定の役割を担う物質・セロトニンが働くことによって、本当に元気が出るんだぜ。
ぷよぷよくん
甘いものを食べると元気になる気がしてたけど…気のせいじゃなかったんだねぇ!

【雑学解説】「甘いものを食べると元気が出る」という仕組み

甘いものを食べると元気が出るのは「血糖値が上がるから」というトリビア

これはとっても単純。

甘いものを食べる、ということは、つまりは糖質を摂っているということだ。糖質を摂取すると、当たり前だが血糖値が上がるため、脳に栄養が届き元気になる

甘いものを食べて頭がスッキリしたり、眠気が覚めたように感じたりするのは、これが主な理由である。

精神安定の「セロトニン」でリラックス

セロトニン、という言葉を聞いたことがあるだろうか。これは、人間の脳内で感情を調節する前頭葉にて、精神を安定させる役割を担う物質のこと。

セロトニンという物質は、トリプトファンというアミノ酸を原料として作られており、このトリプトファンを脳内に取り込む働きをしてくれるのが、甘いものに含まれているブドウ糖なのだ。

直接的に精神安定に繋がる物質が入っているわけではないが、甘いものが脳をリラックスさせるお手伝いをしてくれている、ということに間違いはないだろう。

これらのことから、甘いものを食べると本当に元気になる、ということがわかる。

ぷよぷよくん
好きなものを食べて、心も体も元気になるだなんて幸せすぎるよ。甘党で良かった…甘党は正義…!うふふ…

なーんて思ったそこのあなた…世の中、そんなに甘くはないのだ。甘いものを食べすぎて元気をもらいすぎると…なんとその分、代償を受けることになるという…。

ガリガリさん
次からは甘いものの『甘くない面』を紹介するぜ。

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【追加雑学①】脳内麻薬!?その名も「シュガーハイ」

脳内麻薬!?その名も「シュガーハイ」についてのトリビア

シュガーハイとは、名前の通り、糖質でハイになること

なんと、甘いものを食べて元気になったり頭が冴えたりしているとき、脳内はお酒やドラッグで興奮している時と同じような状態になっているという。

これは、鎮痛効果や気分高揚作用のある、βエンドルフィンという有機化合物が糖質を取ることにより分泌されるため。

ぷよぷよくん
お酒はともかく…ドラッグ…?なんか怖いんだけど…

さわりを聞くだけでも、なんとなくヤバそうな雰囲気がプンプンしてくるシュガーハイ。シュガーハイが危険といえる理由は、主に3つあるという。

  • 血糖値の急激な上昇を感知すると、インスリンと呼ばれる血糖値を下げる働きを持つ物質が大量に分泌され、同時に脂肪が糖を吸収してしまい、太るため。
  • インスリンの分泌で血糖値が下がり、空腹を感じてまたすぐに糖分を欲してしまい、食べても食べても糖分を求める果てしないループから抜け出せなくなるため。
  • インスリンの分泌で血糖値が下がる=脳が疲労を感じ、すぐに眠くなったり体力が落ちたりするため。

悲しいことに、甘いものには中毒性と、カロリー以上に太る要因があり、さらには、元気を取り戻そうとして糖分を取れば取るほど、一時的な回復と引き換えに、元気や気力を生み出す力がどんどんと失われているということになる。

ガリガリさん
ぷよぷよくん、典型的なシュガーハイだよな。

そんなこといわれても、甘いものがないと生きていけないんですけど! 危険だといわれても、私は食べ続けるわよ! 食べたいものをずっと我慢している方が体に悪いのよ!

…甘党さんから、そんな悲鳴のような声が聞こえてくる。気がする。少なくとも私はこの事実に絶望し、今そっと、食べていたチョコレートを包み紙に戻…そうとしたけど、やっぱり無理だ!!

【追加雑学②】甘いものは1日どのくらい食べてもいいの?

甘いものは1日どれくらい食べてもいいの?というトリビア

甘いものの1日の摂取許容量は、だいたい200kcal程度

それ以下であれば、特段食べても問題ないといえるだろう。

また、夜間は活動量が少なく脂肪が蓄えられやすいため、食べるなら日中がおすすめ。

さらに満足感を求めるなら和菓子を選ぶといい。これは、和菓子が洋菓子よりも、1g当たりに含まれる脂肪分やカロリーが低いものが多いためだ。

ちなみに、先程から私が食べている甘いものの代表格ともいえるチョコレート。これを1日の摂取許容量内におさめようとすると、市販の板チョコ大体半分程度になる。

ぷよぷよくん
えぇ!たった半分…ボク2枚は食べちゃうよ…

半分、ということは、食べている途中で我慢をする自制の心が求められるということだ。

…なんて、なんて無慈悲なんだ…。というかそれなら、元々200kcalずつ小分けされた板チョコがあっても良さそうだよね。チョコレートメーカー様見てる!? 何卒よろしくお願いします。

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「甘いもの」の雑学まとめ

シュガーハイ。"甘いものを食べると元気が出る"ってホント?についてのトリビアまとめ

今回は、甘いものについての雑学を紹介した。シュガーハイとは…なんとも恐ろしい…。

だがしかし! 節度さえ保っていれば、甘いものには私たちを元気にしてくれる力がある、ということも忘れないでほしい。薬も過ぎれば毒となる、ということわざにもあるように、どんなものも過度な摂取は体に悪いというだけの話だ。

これからも、限度を守って美味しく楽しく元気をもらい、甘いものライフを謳歌していこう! 全国、全世界の甘党さんに幸あれ!!

ガリガリさん
お前、マジで甘いもの控えろよ…って言ってる矢先にチョコレート食ってやがる…
ぷよぷよくん
甘いものを控えるなんて…そっちの方が悪だよ…ムシャムシャ…うふふ…

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